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【2025/07/07 22:14 】 |
江戸川23 日の出湯
edogawa23-hinodeyu.JPG例によって既に一昨日(2011.11.12)になりましたが、休日を利用して、「江戸川23 日の出湯(松江7-11-18)」を訪れました。

銭湯お遍路226軒目です。

大正14年12月31日に城東電車江戸川線(今井線・一之江線と呼ばれる場合もあります/東荒川~今井橋)として開通し、東京乗合自動車株式会社、次いで東京地下鉄道株式会社と合併後、昭和17年2月1日に東京市に買収され市電に編入され、さらに都電26系統(東荒川~今井橋)を経て、昭和27年5月20日から昭和43年9月28日まではトロリーバス101系統(上野公園~今井)として走っていた電車の通りである「今井街道 しらさぎ通り」という古い商店街にあります(電停の松江と西一之江の間位に位置します/追記参照)。

そんなトロリーバスが走っていた昭和31年の創業の立派な東京型宮造り銭湯だったとのことですが、時代に合わせて正面フロント改造版にし、昨年、老朽化した高い煙突を撤去してガス方式とし(東日本大震災の被害を避けることができたとのこと/後部に金属製の低い煙突があります)、東日本大震災の際に瓦が落ちたため、通常の瓦をやめて軽量な瓦風屋根に換えたとのことです。

玄関上部の屋号に加えて緑の銭湯マークや「やすらぎの風呂 日の出湯」と書かれた看板が出迎えます。

玄関のSAKURA-Gのプラスチック板鍵の下足ロッカーの上には、改修前の玄関の屋根を飾っていた鬼瓦が誇らしげに置かれています(こんなに近くで観察できることはそうありません・・・必見です!)。

上部に屋号が書かれたフロントの前には、飛翔する2羽の鶴のタペストリーが飾られ、テーブルセンターは「鎌○ぬ」柄という洒落まで効いた広い休憩スペースがあります。

脱衣所はきれいな木床と飾り天井で、SAKURAⅢの普通鍵の脱衣ロッカーが使われています。時代の付いた木製の風呂道具置き棚が感動的です。

外側にバックヤードへの外廊下に繋がる木製の縁側があり(手前が水洗トイレ)、面する庭には何やら南国風の樹木が植えられています。「スカッと飲もう Meiji スカット オレンジ・グレープ・レモン※」の懐かしいベンチが置かれています(おそらく初期型?・・・状態良好)。

※1970年代発売の瓶入り炭酸飲料。他のフレーバーに発展し、後に缶入りとなった。現在は「明治スカットホワイトソーダ(350ml缶入り)」のみ販売中?

大橋ブルーに塗られた高い天井の東京銭湯形式の浴室は、湯気抜きの窓が中央の2つのみで(きれいなアルミサッシと網ガードになっています)、梁は鉄骨で耐震補強が施され、かつてはペンキ絵があったであろう部分を含めた壁の上部には白系の建材が張られ、浴槽背面には「洋風窓を模した花柄のタイル絵」があり、中隔壁には「川辺の風景」の洋風タイルが配されています。

浴槽は逆ちょいL字配置で、内側は座風呂2基、外側は角部分に滝状湯口付きの岩バック(小さめ)のある浅浴槽です(一部バイブラ)。

内側手前に立ちシャワーが2基あります。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

カランは固定シャワー付きの茶色ハンドル状の押し手で、内側5つ、6つ&6つの島、外側6つの配置です。

ご主人の弟さんが千葉県某市で、その他親戚2人もそれぞれ東京某所で銭湯を営むという、正統派銭湯夫婦?が経営しています。

最寄りの都営新宿線一之江駅から、昭和を偲びつつそぞろ歩いてみるのも一興です。

追記(2012.3.5)
トロリーバスは現在の今井街道を走っていたようですが、都電までは少し南側の専用軌道(現在は細い道になっています)を走っていたようです。

<参考(素晴らしいページです)>
なつかしの鉄道写真館~城東電車江戸川線とトロリーバス~
http://www.geocities.jp/glock1320031/sub9-3.htm

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【2011/11/14 00:02 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
千代田4 お(於)玉湯
chiyoda4-otamayu.JPG例によって既に昨日になりましたが、秋葉原での所用のついでに、神田川を越えたビル街の真っ直中にある、「千代田4 お(於)玉湯(岩本町2-2-14)」を訪れました。

銭湯お遍路225軒目です。

建て込んでいるのでこれ以上のアングルでの写真は撮れません・・・ご容赦を!

都営新宿線岩本町駅が最寄りですが、その他の幾つかの駅も数百m程度の徒歩圏内という交通至便な立地です。

東京都公衆浴場業生活衛生同業組合(東京都浴場組合/日本銭湯文化協会/千代田区東神田1-10-2)のお膝元でもあります。

正面がテナントで入口が路地を入った横にあるビル型銭湯です(大きな電気看板が目印)。

路地から数段下がる形で玄関があり、アルミ板鍵の松竹錠の下足ロッカーや松竹M型錠の傘立てが使われています。フロント横には小さな赤富士の絵が飾られています。休憩スペースには'09と'10の風呂屋の富士山詣での記念品バスポスターも貼られています。

脱衣所はシンプル・イズ・ベストで、普通の松竹錠の脱衣ロッカーが使われています。1995年10月18日~1996年3月20日にテレビ朝日系で放映された「風の刑事・東京発!(主演:柴田恭兵)」の団扇が残っているのには驚きます(物持ちのいいこと!)。

浴室は金属製の蒲鉾天井で壁は乳白色のタイルです。正面壁の竹林のプリントが広さを演出しています。男女両方の浴室入口の上部には幾何学模様の大判模様タイル絵(同じもの)があります。

浴槽は奥配置で、内側からバイブラのある熱めの深浴槽(内側が少し前に膨らんでいる)、座風呂2基、パイプの仕切りを挟んで浅浴槽(外側が前に膨らんでいる・・・外側角に湯の吹き出し口)と並んでいます。

内側手前にロングタイプの立ちシャワーと4×4のボディーシャワー(湯と水が選択可能)があります。

浴室中隔壁の奥側が細い業務用通路になっているようで、浴槽手前にドアがあります。

カランは固定シャワー付きの銀色のハンドル型の押し手で、内側4つ、6つ&6つの島、外側6つの配置です。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

意外と言ってはなんですが常連の方々で賑わっていました(ビル街でもたくさんの住民の方々がおられるのですね)。銭湯ランナーも歓迎とのことです。私のように秋葉原のついで・・・なんていかがでしょうか。

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【2011/11/07 19:10 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
台東17 梅の湯
taito17-umenoyu.JPG例によって既に昨日になりましたが、休日なので浅草からそぞろ歩いて、台東区北部の銭湯密集地域にある、「台東17 梅の湯(東浅草2-18-9)」を訪れました。

銭湯お遍路224軒目です。

最寄りは南千住駅で、吉野通りを600m程南下した交差点脇の奥まった敷地に建つ、簡素な造りの東京型銭湯の正面フロント改造版です(外壁の換気孔が凝っています)。キャッチフレーズの「やすらぎの湯」と屋号に加えて屋号に因んだ梅の花が書かれた洒落た看板を潜った、改修中のビルと昭和期の商店の間の路地の奥に、前方に増築したと思われる玄関があります。特殊な形の敷地のため、コインランドリーはお隣の昭和期の商店の陰にあり(わかりにくいので銭湯入口への案内看板があります)、その上方に枠付き銀色金属製細円筒型煙突が見えます。

玄関には木板鍵の松竹錠の下足ロッカーや松竹M型錠の傘立てがあり、脱衣所中央部を仕切った形でフロント(屋号の木製看板あり)と休憩スペース(東京スカイツリーの写真多数)があります。

脱衣所は飾り天井で、上部は白壁ですが下部は改修されています。ペンキ絵の画題の1つである「和歌山 円月島」の写真(カレンダーのもの?)が貼られています。普通の松竹錠の脱衣ロッカーが使われています。

浴室も天井と外側上部の壁や窓は昔のままですが、下部はモダンな白系タイル(一部はカラー)で改修されています。正面壁は山をモチーフとした?立派なレリーフタイルで、浴槽背面には古代風?の魚や貝の模様タイルがあります。

浴槽は外側逆L字配置で、内側からエステジェット、ボディーマッサージ、枕のある浅風呂、角にヘルツバス(電気風呂)と並び、三角の湯口のある壁を挟んで薬用風呂(ピンクのコラーゲンバスでした)、露天風呂への出入口を挟んで小さな石蛙が乗っている三角の湯口のある冷水風呂('09の風呂屋の富士山詣での記念品バスポスターが貼られています)、さらに外側手前にスチームサウナ(無料)という配置になっています。

露天風呂は石積風で片屋根があり、なかなか大きなスダジイ(ブナ科)の下で、浅草ほうずき市の風鈴のかかった植木の庭もあります。土日は那須や鳴子の湯の花入りになります(白濁した湯なので中の段差にご注意!・・・那須の源泉の写真が貼られています)。

内側手前に立ちシャワーが2基あります。

カランは固定シャワー付きの銀色のハンドル型の押し手で、内側8つ、7つ&7つの島の配置です。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

年輩の常連客で賑わい正面には多くの自転車が並ぶ銭湯です。いかがでしょう。

注)味のある下町・・・ではありますが、この辺りには路上生活者の多い地域や怪しげな?風俗店が集中する地域があります。お得意でない方は(特に浅草側からメインストリート以外を通って北上する場合及び女性やお子さんの場合など)日の高いうちの訪問をお勧めします。

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【2011/11/06 14:46 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
江戸川8 稲荷湯
edogawa8-inariyu.JPG例によって既に一昨日(2011.11.3)になりましたが、休日なので足を伸ばして、「江戸川8 稲荷湯(平井2-9-3)」を訪れました。

銭湯お遍路223軒目です。

東武伊勢崎線沿線の住人としては、墨田区にある東武亀戸線東あずま駅から区界の旧中川を平井橋を渡って越えた方がJR経由よりも安くかつ早く着きます(街歩きもオツなもの!)。

再開発著しい地域ですが、JR総武線平井駅南口ロータリーから南東方に延びる昭和の香り漂う平井駅前通り商店街を抜け、小松川小学校を過ぎた辺りから南方に150m程入った昭和期の建物が散在する古い住宅地に建つ昭和のビル型銭湯です(上階はアパート/半地下がコインランドリー)。

外階段を上がったやや高くなった1階が銭湯です。玄関は脇がガラスブロック壁で、上のガラスとひさしに屋号が書かれています。壁にはの文字もあります。

チューリップの咲き誇る公園のプリントが貼られた玄関にはアルミ板鍵&アクリル板の戸の下足ロッカーがあります。

自動ドアを開けて入るとフロントとその前の休憩スペースで、こちらには竹林のプリントが貼られています(マンガ本も多数あります)。

先進的な初代経営者のアイデアで(現在は3代目が経営)、昭和55年(1980年)から循環加温ソーラーシステムを採用し、年間約50%分を賄っているとのことで(屋上に76台の太陽熱温水器パネルを設置・・・ガラス管のソーラーパイプは10本×76ユニット=760本!)、さらに平成18年(2006年)から残りの使用燃料を重油からガスにいち早く転換し、地球温暖化防止のためさらなる二酸化炭素の削減を図っているとのことです。

えどがわエコセンターと江戸川区が推進している「もったいない運動えどがわ」の第1期「エコカンパニーえどがわ」登録事業所に指定され、2007年のもったいない大賞(区長賞)にも輝いており(トイレの電球ももちろんLEDでした)、その取り組みは多数のメディアで紹介されています。

※お持ちの方は、「1010 105 2010/AUGUST TOKYO銭湯物語 ●個性派銭湯空間セレクション その九(P.P.16~17)」もご覧ください。

脱衣所は木調の飾り天井でSAKURAⅢの脱衣ロッカーが使われています。小さな金魚の水槽がテーブルの上に置かれ、ドライヤーは無料のようです。

浴室は金属製の中央下がり天井と壁で外側壁の一部はガラスブロックになっています。正面壁には私にとっては郷愁を感じる白樺林のプリントが貼られています。浴室入口のガラスがステンドグラス風になっています。

浴槽は外側逆L字配置で内側から座風呂2基、バリアフリーの手摺りが立ち上がりなんとそこに水カランが付いているという一石三鳥!のパイプの仕切りを挟んで、奥角に一部がバイブラの浅風呂(ここまでが温湯)、手前にバイブラの熱湯と並んでいます。内側奥は釜場への戸を含めて仕切られた樹の模様タイルのある森林浴(ミストサウナ)になっています(浴槽はありません)。内側手前にロングタイプの立ちシャワーが3基あります。

固定シャワー付きのカランはのハンドルタイプの押し手で、内側5つ、7つ&7つの島、外側手前4つ(+業務用の水蛇口)の配置です。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

そんな「究極のエコ銭湯」の湯を一度ご賞味くださいませ。

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【2011/11/05 10:40 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
台東21 武の湯
taito21-takenoyu.JPG既に一昨日(2011.11.2)になりましたが、例によって仕事を終えて東武伊勢崎線に飛び乗り(2日連続)、台東区北部の銭湯密集地域にある「台東21 武の湯(浅草5-72-2)」を訪れました。

銭湯お遍路222軒目です(ゾロ目!?)。


暗くなってしまいましたので、写真は以前通りがかったときのものをどうぞ!

やや再開発が進む下町に建つ千鳥破風を冠した宮造り銭湯の正面フロント改造版です。宅地化に対応してボイラーで沸かすようになったためか、煙突は上部が切られて短くなっています。

消防署とコラボ?の真っ赤な火の用心の暖簾を潜ると木板鍵の下足ロッカーのある玄関で、さらに自動ドアを開けるとチューリップの花畑のプリントの貼られたフロント&休憩スペースです。

脱衣所は重厚な木調の船底天井&よく磨かれた木床&木製の建具で、クロス張りの白壁&木調建材で覆われた柱や梁と古の雰囲気を大切した改修がされています。3枚羽根の天井扇(おそらく現役)があり、手前側の小さな庭に面した木製の縁側が涼しげです、石鹸入れの並ぶ木棚が常連密着型の銭湯であることを伺わせます。

浴室の天井と壁は乳白色の金属建材で改修されており、正面壁には竹林のプリントがあります、浴室中隔壁には「岸に白樺や民家がありヨットの浮かぶ湖から望む山々」のモザイクタイル絵があります。

浴槽は外側逆L字配置で、内側から類扇形の薬湯(青色でした)、座風呂2基、パイプの仕切りを挟んで奥角に「微妙なバブル5本&外側背部に湯の吹き出し口のある浅浴槽」、手前に回って水風呂、外側手前にサウナ(別料金)と並んでいます。内側手前にロングタイプの立ちシャワー2基もあります。

カランは固定シャワー付きのハンドルタイプの押し手で、内側6つ、6つ&6つの島、外側手前のサウナの壁に3つの配置です。

季節の花がそっと飾られた気遣いの嬉しい銭湯です。いかがでしょう。

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【2011/11/04 13:15 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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