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【2025/07/07 18:22 】 |
江東16 春の湯
koutou16-harunoyu.JPG例によって既に昨日になりましたが、休日を利用して、「江東16 春の湯(大島7-25-14)」を訪れました。

銭湯お遍路230軒目です。

私は東武亀戸線亀戸水神駅から歩きましたが、都営新宿線東大島駅※が最寄りで、大島口から出て新大橋通りを西に300m程歩き、東大島神社の手前の道を100m程北上した、昔ながらの建物が散在しつつも高層マンションが林立する地域にあります。

※旧中川の上に設置された河川橋上駅で、江東区と江戸川区に跨がるため(住所は駅長室がある江東区)、「ホームに行政区分標がある全国でも珍しい駅」として、2000年に関東の駅百選に選ばれています。

鶴と松の懸魚や鬼瓦も神々しい唐破風を冠した、外観上はほとんど改装されていない宮造り銭湯です(駐車場方向から側面が観察できます)。上部の欄間や左右のタイル壁といった玄関周囲の構えもほぼ昔のままです。屋号が染め抜かれたオリジナルの紺色暖簾が誇らしげにかかっています。男女両方の庭に生えるブロック塀越しの大きな樹木が歴史を物語ります。後部の煙突は枠付き細円筒型です。

期待に違わず玄関は白壁&格天井で、木札鍵の松竹錠の下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てが使われています。時節柄、クリスマスツリーも飾られています。

木製引き戸の奥の脱衣所も当然に木床&白壁、そして白壁を折り上げた茶塗りの格天井で、雲形飾りの付いた番台も年季が入っています(木製の小物入れ棚が使われています)。脱衣ロッカーは普通鍵の松竹錠です。

壁掛け型の扇風機(asahiとスイファン)と建設会社から贈られたEIKOSHA製の柱時計が年代物です。「明日休業」の札も木製&墨字です。

ハンディータイプの体脂肪計が置かれています。

手前側の木製の戸の外に標準サイズの庭があり(池の水は抜かれています)、木製の縁側の木製ベンチで涼むことができます。縁側の端に非常口の小さな木戸があり、その手前にある「御手洗い」は自動ライトながら裸電球で、頭上の木箱から鎖を引っ張って流す水洗、白タイル、木製天井、木製窓、銀糸が塗り込まれた壁や白壁(歴戦を物語り様々)・・・とレトロ感いっぱいです。

浴室天井は赤ライン入りで、浴槽背面から側面には山々と花火?の柄の模様タイルが配され、その他のタイルも新しくなっていますが、釜場への木製の戸の周囲などに昔のタイルが残されています。浴室と脱衣所の境の建具は雰囲気を守って茶系のアルミサッシになっています。

浴槽は普通配置で改修されており、内側深浴槽(生レモン風呂でした)及び外側浅浴槽を等分した(中で繋がっています)内側のジェット流マッサージ(非常に泡の細かい座風呂)と外側の浅風呂(ジェットというか湯口というかが1つ)となっています。外側手前に立ちシャワーもあります。

カランは固定シャワー付きののハンドルタイプの押し手で、内側7つ、5つ&5つの島、外側5つの配置です。

椅子は全て緑のM字型、湯桶も全て白ケロリン、しかもきちんと積んであるのには、大切に使い続ける経営者の心意気と常連の愛情を感じます。

惜しむらくはペンキ絵が描かれる部分が青塗りになっていることでしょうか。

経営者の誇りと心遣い(脱衣所のテーブルに無料の飴が置かれています)が感じられる銭湯です。是非!

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【2011/11/28 13:37 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
台東18 玉の湯
taito18-tamanoyu.JPG例によって既に昨日になりましたが、休日を利用して、「台東18 玉の湯(清川1-27-7)」を訪れました。

銭湯お遍路229軒目です。

事情(追記参照)により暗くなってしまいましたので、先日通りがかったときの写真をどうぞ!

台東区北部の銭湯密集地域にあり、既にご紹介の

台東19 富士の湯
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/271/

のすぐ近くになります。

最寄りのJR常磐線&つくばエクスプレス&東京メトロ日比谷線南千住駅から吉野通りを300m程南下し、泪橋交差点から明治通りを東方に500m程歩いて南に200m程入ったところ(台東19 富士の湯のちょっと先)にあります。

昭和期後期に建築されたと想像される簡素な造りの東京型銭湯です(後部に枠付き金属製細円筒型煙突があります/2階はご自宅のようです)。

左右はガラスブロック壁で、上部は屋号入りのガラスで、すぐ近くにある日本堤消防署の火の用心の赤暖簾(マスコットキャラクター入り)のかかった入口を入った玄関には、木板鍵の松竹錠の下足ロッカーとアルミ板鍵の松竹錠の傘入れロッカーがあります。

簡素な番台式で木床の脱衣所は余計な物がなく、普通鍵の松竹錠の脱衣ロッカーが使われています。設備会社から贈られた鏡があります。

水洗ながらトイレは和室にあるような塗り壁で、青タイル張りだったり、灯りが裸電球だったりと、一昔前の雰囲気です。

浴室は金属スレート張り天井の東京型で、よくあるカリフォルニアの海岸風のイラストのタイルなどが使われています。

浴槽は普通配置の2槽式で、内側はバイブラ付きの深浴槽、外側は外側に「両足側にもあるジェット(寝風呂風・・・珍しい!)」2基がある浅浴槽、全体が薬湯になっています(カネボウ薬用入浴剤 旅の宿 登別でした)。

カランは固定シャワー付きの茶色ハンドル状の押し手で、内側5つ、5つ&5つの島、外側6つの配置です。

黄色無地のケロリン風湯桶が使われています。

極めてシンプル・・・そして静かな銭湯です。湯船でゆっくりと思索に耽ってみてはいかがでしょうか。

注)味のある下町・・・ではありますが、すぐ近くがハローワーク上野の玉姫労働出張所でもあり、路上生活者の目立つ地区に隣接しています。お得意でない方は(特に女性やお子さんの場合など)日の高いうちの訪問をお勧めします。

追記
実は「台東23 アクアプレイス旭(浅草5-10-10)」を予定していたのですが、

浅草 酉の市(三の酉)
http://www.torinoichi.jp/

のため臨時休業だったのでした(再チャレンジになります)。銭湯お遍路が進むと、このような場合に次の未訪問銭湯が遠く、再移動が大変だったりします(仕方ないことです)。諦めずに頑張りましょう。

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【2011/11/27 15:05 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
台東19 富士の湯
taito19-fujinoyu.JPG既に昨日になりましたが、例によって仕事を終えて東武伊勢崎線に飛び乗り、墨田区にある東向島駅から区界の隅田川を「東京スカイツリーの輝く夜景」を見ながら白髭橋を渡って越えて(時代劇なら渡し船ってところ!)、「台東19 富士の湯(橋場2-21-7)」を訪れました。

銭湯お遍路228軒目です。

暗くなってしまいましたので、写真は以前通りがかったときのものをどうぞ(訪問時は消防署協賛の火の用心の赤暖簾でした)!

最寄りはJR常磐線&つくばエクスプレス&東京メトロ日比谷線南千住駅で、吉野通りを300m程南下し泪橋交差点から明治通りを東方に500m程歩いて南に少々入った、昭和期の建物が散在する古い住宅地に建つ簡素な造りの東京型銭湯です(後部の煙突はガスに切り替えたためか上部が切られ短くなっています)。

屋号入りのガラスの入った玄関にはSAKURA-Gのプラスチック板鍵の下足ロッカーとさくらのアルミ板鍵の傘立てロッカーがあります。

さらに引き戸の向こうには番台がありますが、脱衣所や浴室方向が見渡せないように改修されています。

大きな犬が主人・女将とともに番をしています。

飾り天井と木床のシンプルな脱衣所ではSAKURAⅢの普通鍵の脱衣ロッカーが使われており、木製のベンチと物置台に年季が感じられます。keihokuの針式体重計も古めです。

昨年(2010年)8月7日(前日が前夜祭)の石崎奉燈祭(七尾市石崎町)のポスターパネルが飾られていますので、経営者は石川県出身なのでしょう。

<参考>
七尾市観光協会公式サイトの該当ページ
http://www.nanaoh.net/p132.html

東京型の浴室は天井がきれいに大橋ブルーに塗られ、ヒナギク?のワンポイント模様がある壁タイルが使われています。

浴槽は、内側深浴槽が座風呂2基の薬湯(温浴素じっこうでした)、外側浅浴槽が外側に枠付き湯口とバイブラのある赤外線風呂の通常配置で、外側手前にスチームサウナ(無料)があり、その向こうに小さな水風呂(なぜか水カランが2つ列んでいますが1つは出ません)、手前壁付きで立ちシャワーが列んでいます。

カランは固定シャワー付きの銀色のハンドル状の押し手で、内側8つ、4つ&4つの島、外側4つの配置です。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

お勧めは早川利光氏によるペンキ絵で(少し側面に続いています)、浴室中央に富士が聳える波飛沫の豪快な西伊豆は、平成19年8月25日に描かれたものですが、ベニヤ板に直書きのためかほとんど傷みがありません。

補足(2012.1.16)
女湯は伊豆海岸で道にはレトロなバスが走っています。

隅田川沿いで向島を眺めつつ夕涼み・・・と江戸時代を想像するのも面白いでしょう。是非!

注)味のある下町・・・ではありますが、斜向かいがハローワーク上野の玉姫労働出張所でもあり、路上生活者の目立つ地区に隣接しています。お得意でない方は(特に女性やお子さんの場合など)日の高いうちの訪問をお勧めします。

追記(2011.12.19)
「1010 113 2011/December TOKYO銭湯物語 ●この銭湯の隠し味 P.P.8~9」もご覧ください。建物は平成元年築で、やはりご主人は石川県出身、看板犬はロッキーくんだそうです。

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【2011/11/22 16:34 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
江戸川3 中乃(の)湯
edogawa3-nakanoyu.JPG既に昨日になりましたが、例によって仕事を終えて東武伊勢崎線に飛び乗り、曳舟駅で東武亀戸線に乗り換えて墨田区にある東あずま駅で降り、区界の旧中川を平井橋を渡って越えて、「江戸川3 中乃(の)湯(平井6-42-11)」を訪れました。

銭湯お遍路227軒目です。

暗くなってしまいましたので、写真は以前通りがかったときのものをどうぞ!

最寄りのJR総武線平井駅から北方に400m程歩いた、荒川と旧中川の間の昭和期の建物が散在する比較的古い住宅地に建つ、昭和のビル型銭湯です(上階は自宅とアパート?)。

上に屋号が書かれた一段高くなった玄関には、TOKYO MOMのアルミ板鍵の傘入れロッカーとANANの木板鍵の下足ロッカーがあります。

引き戸を開けて入ると番台式の脱衣所で、逆格天井的な(格子部分が逆に引っ込んでいる)飾り天井に、3枚羽根の天井扇が男女それぞれ2つずつと放射状に6本の蛍光管(直管)が配された変わった灯りが男女それぞれ1つずつあります。

SAKURAⅡのアルミ板鍵の脱衣ロッカーに加えて籐製の籠が使われています。

ドライヤーの料金箱はホームセンターで売られている?プラスチックパイプで作られた台に取り付けられています(面白い工夫!)。

外側には小さいながらも庭があり、コンクリート製の縁側の向こうには小さな狸の置物がちょこんと座っています。

島ロッカーの上にはなぜかガンプラが2体あり、「2009 お台場ガンダム」と「2010 東静岡ガンダム」の違いがわかります。

横広タイプの浴室は中央下がりの金属スレート天井で、外側壁の一部は横長方形のガラスブロック壁になっています。

奥配置の浴槽は、内側から釜場への戸を含めて囲われたミスト・森林浴、座風呂2基、バイブラ付きの浅風呂(ジェット的な湯口1つ/外側部分が浅くて半身浴が可能!)と列んでいます(下で繋がっています)。外側手前に立ちシャワーもあります。

ペンキ絵はありませんが、浴室壁上部の正面から側面にかけて赤・黄・青・緑の円の模様が配され、浴室中隔壁には海をモチーフにした抽象画の不整形モザイクタイル絵(大きな船やヨットや波が見てとれます)が描かれています。

カランは固定シャワー付きの銀のハンドル状の押し手で、内側4つ、4つ&4つの島、内向き4つのみの島、外側4つの配置です。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

毎月、地元在住の三遊亭神楽(じんらく)さんによる「三湯派 落語会~つかって健康 わらって元気~」が催されていたり(次回は11月30日(水)午後1:30開演 湯銭込みの木戸銭は1000円ぽっきり!)、バイオリニストの前田みねりさんの銭湯コンサートが開かれたりと(1010 109 2011/April の銭湯人インタビュー 好きです銭湯 P.P.3~6 をご参照下さい)、イベントにも積極的に取り組んでおられるようです。

加えて、小さな旅「ぬくもりの路地~東京 江戸川区平井~」(NHK総合 2010年10月9日(土) 9:00~)で国井雅比古アナウンサーが訪れましたので、以上3人の色紙が飾られています。

周囲のアパートの住人?の方々で賑わう銭湯です。どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。

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【2011/11/16 17:40 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
江戸川2 長寿湯【廃業】
edogawa2-chojuyu.JPG本ブログ開設前の2010.7.16に訪れたことのある「江戸川2 長寿湯(平井6-71-5)」ですが(第2回 風呂屋の富士山詣で の完結3回目でした・・・ご好意で記念品代を無料にしてくれた優しいご主人でした)、東日本大震災の被害(煙突損傷)のため2011.6.22をもって廃業となってしまいましたので、前項の「江戸川23 日の出湯(松江7-11-18)」訪問のついでに(結構な江戸川区ウォークになりました)、現状を確認に行きました。

結果は・・・大変残念ながら既に更地となっており(新たな建物の建設準備中のようでした)、タイルの欠片が悲しく散らばっているのみでした。

写真は当時のものです。

JR総武線平井駅から北に600m程歩いた、荒川と旧中川の間の比較的古い住宅地の中にある、昭和後期?に建てられた簡素な外観の番台式銭湯でした(枠付きの円筒型細煙突がありました)。

玄関には木板鍵の下足ロッカーがあり、脱衣所は船底天井でした(小さいながらも庭がありました)。

浴室は蒲鉾天井で、タイルやカランはきれいに改修されていました。

浴槽も改修済で、ジェットや赤外線バイブラやボディーマッサージがあり、金属枠の湯口にはラジウム?鉱石と親子蛙が入っていました。

ペンキ絵は早川利光氏によるもので(平成20.9.17画-その前は平成18.9.9画)、男湯は伊豆、女湯は西伊豆、浴室中央に富士(麓の蛍光灯がちょいと邪魔)が鮮やかに聳えていました。温泉マークと「銭湯は健康のもと(男湯)&入浴は健康のもと(女湯)」と書かれた立看板が描かれた、少々ポップなテイストのものでした(積極的に書き換えておられたようです)。

黄色のケロリンの湯桶が使われていました。

薪で沸かしている銭湯でした。

想い出を辿りつつ・・・合掌!

<その他の江戸川区の廃業銭湯の状況>
☆江戸川20 まりの湯(松江2-24-1)
完全に消滅し、貸し駐車場になっていました。敷地からはビル型のコンパクトな銭湯だったのではないかと想像します。東京銭湯お遍路MAPには「個室立ちシャワーの多い銭湯」と書かれています。

☆江戸川24 水神湯(東小松川4-28-8)
完全に消滅し、賃貸アパートになっていました。ネットに散在する情報によると、伝統的な造りの番台式銭湯で、早川利光氏による西伊豆のペンキ絵(浴室中央に富士)があったようです。江戸川競艇場に近く、勝った方々と勝てなかった方々の会話が飛び交っていたのかも知れません。

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【2011/11/14 01:57 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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