既に昨日になりましたが、例によって仕事を終えて東武伊勢崎線に飛び乗り、曳舟駅で東武亀戸線に乗り換えて墨田区にある東あずま駅で降り、区界の旧中川を平井橋を渡って越えて、「江戸川3 中乃(の)湯(平井6-42-11)」を訪れました。
銭湯お遍路227軒目です。
暗くなってしまいましたので、写真は以前通りがかったときのものをどうぞ!
最寄りのJR総武線平井駅から北方に400m程歩いた、荒川と旧中川の間の昭和期の建物が散在する比較的古い住宅地に建つ、昭和のビル型銭湯です(上階は自宅とアパート?)。
上に屋号が書かれた一段高くなった玄関には、TOKYO MOMのアルミ板鍵の傘入れロッカーとANANの木板鍵の下足ロッカーがあります。
引き戸を開けて入ると番台式の脱衣所で、逆格天井的な(格子部分が逆に引っ込んでいる)飾り天井に、3枚羽根の天井扇が男女それぞれ2つずつと放射状に6本の蛍光管(直管)が配された変わった灯りが男女それぞれ1つずつあります。
SAKURAⅡのアルミ板鍵の脱衣ロッカーに加えて籐製の籠が使われています。
ドライヤーの料金箱はホームセンターで売られている?プラスチックパイプで作られた台に取り付けられています(面白い工夫!)。
外側には小さいながらも庭があり、コンクリート製の縁側の向こうには小さな狸の置物がちょこんと座っています。
島ロッカーの上にはなぜかガンプラが2体あり、「2009 お台場ガンダム」と「2010 東静岡ガンダム」の違いがわかります。
横広タイプの浴室は中央下がりの金属スレート天井で、外側壁の一部は横長方形のガラスブロック壁になっています。
奥配置の浴槽は、内側から釜場への戸を含めて囲われたミスト・森林浴、座風呂2基、バイブラ付きの浅風呂(ジェット的な湯口1つ/外側部分が浅くて半身浴が可能!)と列んでいます(下で繋がっています)。外側手前に立ちシャワーもあります。
ペンキ絵はありませんが、浴室壁上部の正面から側面にかけて赤・黄・青・緑の円の模様が配され、浴室中隔壁には海をモチーフにした抽象画の不整形モザイクタイル絵(大きな船やヨットや波が見てとれます)が描かれています。
カランは固定シャワー付きの銀のハンドル状の押し手で、内側4つ、4つ&4つの島、内向き4つのみの島、外側4つの配置です。
黄色のケロリンの湯桶が使われています。
毎月、地元在住の三遊亭神楽(じんらく)さんによる「三湯派 落語会~つかって健康 わらって元気~」が催されていたり(次回は11月30日(水)午後1:30開演 湯銭込みの木戸銭は1000円ぽっきり!)、バイオリニストの前田みねりさんの銭湯コンサートが開かれたりと(1010 109 2011/April の銭湯人インタビュー 好きです銭湯 P.P.3~6 をご参照下さい)、イベントにも積極的に取り組んでおられるようです。
加えて、小さな旅「ぬくもりの路地~東京 江戸川区平井~」(NHK総合 2010年10月9日(土) 9:00~)で国井雅比古アナウンサーが訪れましたので、以上3人の色紙が飾られています。
周囲のアパートの住人?の方々で賑わう銭湯です。どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。
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