既に一昨日(2011.11.2)になりましたが、例によって仕事を終えて東武伊勢崎線に飛び乗り(2日連続)、台東区北部の銭湯密集地域にある「台東21 武の湯(浅草5-72-2)」を訪れました。
銭湯お遍路222軒目です(ゾロ目!?)。
暗くなってしまいましたので、写真は以前通りがかったときのものをどうぞ!
やや再開発が進む下町に建つ千鳥破風を冠した宮造り銭湯の正面フロント改造版です。宅地化に対応してボイラーで沸かすようになったためか、煙突は上部が切られて短くなっています。
消防署とコラボ?の
真っ赤な火の用心の暖簾を潜ると木板鍵の下足ロッカーのある玄関で、さらに自動ドアを開けるとチューリップの花畑のプリントの貼られたフロント&休憩スペースです。
脱衣所は重厚な木調の船底天井&よく磨かれた木床&木製の建具で、クロス張りの白壁&木調建材で覆われた柱や梁と古の雰囲気を大切した改修がされています。3枚羽根の天井扇(おそらく現役)があり、手前側の小さな庭に面した木製の縁側が涼しげです、石鹸入れの並ぶ木棚が常連密着型の銭湯であることを伺わせます。
浴室の天井と壁は乳白色の金属建材で改修されており、正面壁には竹林のプリントがあります、浴室中隔壁には「岸に白樺や民家がありヨットの浮かぶ湖から望む山々」のモザイクタイル絵があります。
浴槽は外側逆L字配置で、内側から類扇形の薬湯(青色でした)、座風呂2基、パイプの仕切りを挟んで奥角に「微妙なバブル5本&外側背部に湯の吹き出し口のある浅浴槽」、手前に回って水風呂、外側手前にサウナ(別料金)と並んでいます。内側手前にロングタイプの立ちシャワー2基もあります。
カランは固定シャワー付きのハンドルタイプの押し手で、内側6つ、6つ&6つの島、外側手前のサウナの壁に3つの配置です。
季節の花がそっと飾られた気遣いの嬉しい銭湯です。いかがでしょう。
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