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【2025/04/19 19:06 】 |
埼玉県川口支部(鳩ヶ谷市)1044 富の湯【廃業】
kawaguchi-hatogaya-1044-tominoyu.JPG前項の「埼玉県川口支部1022 広の湯(川口市朝日3-15-20)」を訪れたついでに、今年の1月で廃業した「埼玉県川口支部(鳩ヶ谷市)1044 富の湯(鳩ヶ谷市南5-20-3※)」の状況を確認しに立ち寄りました。

※鳩ヶ谷市は2011年10月11日に川口市と合併します。

埼玉高速鉄道の南鳩ヶ谷駅から国道122号線を200m程南下して西に100m程入った鳩ヶ谷市立南小学校脇の古びた小さな旧?商店街にあります。

千鳥破風を冠した立派な宮造りの建物はまだ健在で、今回の大地震の影響かややひび割れてはいるものの、コンクリート製円筒型煙突も聳え立っておりました。

ネット上の情報などを総合すると、昭和40年の創業・建築で(2代の歴史となりました)、玄関に竹林のプリントの衝立状の飾りがあり、開放的な縁側を備え、井戸水を薪で沸かした、木製の湯桶を使用する、番台式そのままの広い銭湯だったようです(ペンキ絵やタイル絵はなかった模様)。

<参考>
風呂屋の煙突(の該当ページ)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~masayuki/tominoyu_minamihatogaya20100709.html

また1つの銭湯が記憶の彼方に去ってしまいました。

合掌!

追記
埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合のHPなどにはまだ掲載されておりますのでご注意の程・・・。

追記(2012.4.19)
埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合の公式HP 埼玉のお風呂屋さん
・・・からも抹消されました。

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【2011/08/03 18:13 】 | 埼玉県 | 有り難いご意見(0)
埼玉県川口支部1022 広の湯
kawaguchi1022-hironoyu.JPG仕事の関係で報告が遅くなりましたが、2011.7.31、「埼玉県川口支部1022 広の湯(川口市朝日3-15-20)」を訪れました。

埼玉県15軒目です。

埼玉高速鉄道の南鳩ヶ谷駅から国道122号線を南方に500m程進み、左折して東方に向かう道(仁志田-領家町線)をさらに300m程歩いた(コモディイイダを過ぎる)右側の路地にあります(入口は小さな古い商店街の奥です)。

二重千鳥破風を冠した立派な宮造りの銭湯ですが(後部に温泉マークと屋号入りのコンクリート製円筒型煙突があります)、前面に改造が加わり、側方に増築した男性側のサウナ(別料金/大型TVあり)が独立しています(広いサウナが目玉のようです・・・看板にご注目)。

木札鍵の下足箱と松竹錠の木製傘入れのある玄関から入ると、男性側のサウナ用と裏表になったカウンター型のフロントのある広い休憩スペースです(チューリップの咲く庭のプリントがあります/生ビールが飲めます/なぜか北島三郎さんのポスターがいっぱい!)。

脱衣所は古い木床・白壁・中白の折上げ格天井で、新しめの3枚羽根の天井扇があります。瓦屋根を模した形の改造がなされ、外側は独立した男性側のサウナの一部になっているため狭くなっています。建設会社から贈られた柱時計もかかっています。

広い浴室はタイルを含めて改修されており、浴槽は前方に増設され、滝状湯口を中心に、ハイパージェット、座風呂2種、電気風呂とその奥の滝風呂(打たせ湯・・・電気風呂が苦手な人には使えない!?)、バイブラ、水風呂などが配置された五目風呂になっています。女湯には遠赤外線サウナ(乾式サウナ/別料金)があるようです。

カランは古いハンドル型の押し手で(固定シャワー付き)、内側10つ、4つ&4つの島、外側5つの配置です。

浴室正面は「浴槽が滝壺になる滝のある山景色」の大型タイル絵になっています。

お湯は全て軟水です。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

トイレは水洗化されていますがややレトロです。

BGMがHawaiianというのが何とも愉快です。

埼玉高速鉄道は東京メトロ南北線と直通運転をしていますので電車1本で来られます。

チャレンジをお待ちしております。

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【2011/08/03 16:32 】 | 埼玉県 | 有り難いご意見(0)
埼玉県さいたま支部505 雛の湯
saitama505-hinannoyu.JPG例によって昨日になりましたが、仕事を終えて東武伊勢崎線に飛び乗り、春日部駅で同野田線に乗り換えて、同線岩槻駅の東方約500mにある(県道4号線=御成道久保宿通り沿い/岩槻区役所のほぼ隣)「埼玉県さいたま支部505 雛の湯(岩槻区本町4-4-5)」を訪れました。

埼玉県14軒目です。

「人形のまち岩槻」にふさわしい滅多にない屋号です。

2005年の編入でさいたま市岩槻区となった岩槻市に残る2つの銭湯のうちの1つです(もう一軒の興味深い銭湯も近日中に紹介予定)。

それほど古くないコンクリート建築で(2階は自宅?)、前面にコインランドリーと屋根付き駐輪場があり(金属製の屋根の支えあり・・・頭上注意!)、後方には銀色の枠付き金属製円筒型煙突があります。

青系の屋号入りオリジナル暖簾を潜り、木札鍵の下足ロッカーのある玄関からフロント&休憩スペースに入ります。

脱衣所は洒落た船底天井で、なぜかぶら下がり健康器が置かれ、女湯側との隔壁にある大きな鏡には「贈 戸田市 梅の湯企業(現存する「戸田・蕨支部218 梅の湯(戸田市上戸田5-26-10)」か?)」と書かれています。

浴室のタイルは比較的新しく、浴槽背面は青~緑系(男湯)&赤系(女湯)のカラータイルのモザイク模様です。

浴槽は外側逆L字配置のジェット2基とバイブラのある1槽式です。内側手前側に立ちシャワーがあります。

ハンドルタイプの押し手のカランは外側7つ(固定シャワーあり)、内側5つ(固定シャワーあり・最も奥の水のみなぜか温泉マーク!)・・・に加えて、浴室中央に一辺約40cmの立方体の島があり(日本最小級※)、左右ではなく前後にカランのみがあります(使うには勇気が必要?)。

※参照
埼玉県越谷支部(吉川市)514 松乃(の)湯
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/129/
千葉県 茂原1 桜(櫻)湯
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/60/

黄色いケロリンの湯桶と白い無地のケロリン型湯桶が使われています。

岩槻藩(5万5千石)の城下町でありかつ日光御成街道の旧宿場町だったので、周囲には茅葺きのものを含めて有名・無名の歴史ある民家・商家が散在しています。かつての武州鉄道の跡地もあります。散策がてらお越しください。

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【2011/07/14 11:03 】 | 埼玉県 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
埼玉県幸手支部603 大黒湯【廃業】
satte603-daikokuyu.JPG予告通りの報告です。

前項で紹介した「埼玉県幸手支部(杉戸)601 巴湯(北葛飾郡杉戸町杉戸3-3-6)」の女将からの情報に基づいて、2011.7.7、『らき☆すた』で有名な?幸手市の2009年末に廃業した「埼玉県幸手支部603 大黒湯(幸手市中4-14-30)」の現状を確認しに行きました。

東武日光線幸手駅東口(西口はない)の北東約250mの旧市街に、コインランドリーが増設された以外は昔のままの「鬼瓦も立派な千鳥破風を冠した東京型宮造り銭湯」の建物はまだ存在していました。

ほとんど周囲の改修のない玄関は内側に暖簾がかかったまま普通に閉じており、後部にある茶色の枠付き金属製煙突もそのままで、本当に休業中のように見えました。

しかし、失礼して内部(男湯側)をそっと覗かせていただいたところ、2009年12月のカレンダーが残されたまま時は止まり、既にやや荒廃が進みつつあり、やはり廃業された模様です。

番台式のままの伝統的な造りの銭湯で、浴室中隔には大きな4枚の浮世絵タイプの九谷焼三六角タイル絵(章仙作?)が並び、浴室後壁にもさらに大きな「東海道五十三次 17番 由井(薩多嶺) 歌川広重作」のモザイクタイル絵があり、まるで銭湯タイル絵博物館のようです(女湯側も同様でしょう)。それぞれの絵の周りには地元企業・商店の広告があり、日光御成街道と日光街道(奥州街道)の合流点の宿場町だった幸手市の栄華を彷彿とさせます。

このまま朽ち果てていくのかと思うと何やら物悲しく感じられてなりません。何らかの形で保存できないものなのでしょうか。

せめて・・・せめて私の記憶の片隅に留め置こうと思いつつ幸手市を後にしました。

合掌!

追記
したがって、埼玉県幸手支部の銭湯は既に紹介の2軒のみとなります。埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合のHPなどにはまだ掲載されておりますのでご注意の程・・・。

追記(2012.4.19)
埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合の公式HP 埼玉のお風呂屋さん
・・・からも抹消されました。

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【2011/07/10 10:28 】 | 埼玉県 | 有り難いご意見(0)
埼玉県幸手支部(杉戸町)601 巴湯
satte-sugito-601-tomoeyu.JPG今回も特別に女将のご厚意により内部写真を撮影させていただきました(お客が私1人になったのです)。

そのため報告をまとめるのに時間がかかりましたが、かねての予告通り、2011.7.6、創業100年以上(明治末期の創業・・・3代目)という「埼玉県幸手支部(杉戸町)601 巴湯(北葛飾郡杉戸町杉戸3-3-6)」を訪れました。

埼玉県13軒目になります。

既に紹介の「埼玉県幸手支部(杉戸町)602 弥生湯(北葛飾郡杉戸町杉戸3-1-12)」
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/168/
・・・とは、ほんの200m程しか離れておりません(丁目まで同じ)。

・・・ですので、宮代町にある東武動物公園駅(旧名は杉戸駅)の東口(東武動物公園とは逆方向)からの道を真っ直ぐ進んで、大落古利根川にかかる古川橋を渡って杉戸町に入り、もう少々歩いた道沿いの左手に建つ同銭湯を過ぎ(看板があります)、「本陣跡地前」交差点を右折してさらに少々歩いた右手(埼玉りそな銀行杉戸支店の斜向かい)に建っています。日光街道杉戸宿の旧市街にあたります(本陣跡地近く)。

簡素な建築の東京型超小型銭湯で(昭和40年改築)、後部は準木造です(茶色の枠付き金属製煙突があります)。正面に屋号がシンプルに大書され、戸のない玄関の床には緑のタイルによる簡素な飾りがあります。

引き手近くに手書きで男女が書かれたのみの木製の引き戸を開けると(向かって左が女湯で右が男湯)、そこには・・・もう・・・昭和中期の空間が広がっています(液晶TVのみが現代!?)。

驚くことには全くアルミサッシがないんです!!!

全ての戸や窓が木製&様々な模様硝子なんです!!!

三和土から直接上がる脱衣所で、当然の如く、女将が静かに座る木製のシンプルな番台があります。

下足箱は木札鍵の木製です。

通常の脱衣ロッカー2種類に加えて、通常よりも小さな籐製の脱衣籠が3つあります。

satte-sugito-601-tomoeyu2.JPG浴室は、中央が細い縦型長方形の湯気抜きのある白塗りの木製天井、中隔壁がピンクの細かいタイル張り、床がシンプルな白いタイルで、カランは内側5つ(手前4つのみ固定シャワー付き)と外側4つ(シャワーなし)の計9つしかありません(押し手は古い温泉マーク)。

釜場への戸と階段は驚きの狭さです。

浴槽のタイルも古く、外側奥横配置のこれ以上ないシンプルな同サイズ2槽式・・・内側深浴槽と外側浅浴槽(外側背部にパイプ状湯口の痕)・・・で、隔壁の下に湧き出し口があります。

隔壁上部のタイルで飾られた突起の両側に水カランがあり、外側浅浴槽側は真鍮製です。

浴槽背面にはマジョリカ風タイルで囲われた「岸に水車小屋があり帆船が浮かぶ湖から望む富士」の三六角タイル絵があります(銘はありません)。女湯は「鯉と金魚の泳ぐ池&鯉の滝登り」のようです。

ペンキ絵は男女ともに「池のある和風庭園から望む山々」のようですが、あまりにも年季が入っていてはっきりしません。内側下部にかろうじてSと5?が判読できますが、昭和50年代に描かれたものなのでしょうか(改築時の当時の芸大の学生作との話も・・・)。

satte-sugito-601-tomoeyu3.JPG当然の如く黄色のケロリンの湯桶が使われており、緑のM字椅子に加えて、初めて見るレトロなプラスチック製の丸椅子まであります。





satte-sugito-601-tomoeyu4.JPG脱衣所で驚くのは、これまた初めて見る郷土博物館所蔵品級の体重計!!!

寺岡精工所製「Teraoka JUNIOR」です(女湯のは屋号入りらしい・・・)。

何とも形容しがたい形状です(是非是非是非・・・その目でご確認を!)。

satte-sugito-601-tomoeyu5.JPG脱衣所の天井はすっかり古くなってしまっておりますが、木製の床は愛情を込めてしっかりと磨かれています。

浴室近くの床はマーブルタイル製で、内側には小さな丸い手洗いもあります。

中隔壁上部には寿司屋の広告が残っています。

ドライヤーのコインタイマーも見たことのない古いものです。

satte-sugito-601-tomoeyu6.JPG扇風機も郷土博物館収蔵品級です。

MITSUBISI製でコードの先端のスイッチが「握って先を回すタイプ」という変わったものです。

玄関脇にある閂を含めて木製の小さな戸のトイレもご想像の通りです(これも味!)。

埼玉県の公定料金は大人410円・中人180円・小人70円(平成18.12.26)ですが、大人400円、しかも11枚綴り回数券4000円(65歳以上の方は同額で12枚綴り!)で頑張っておられます。

井戸水を薪で沸かした非常に当たりの柔らかいお湯です。

東京からそう遠くない東武伊勢崎線1本で小一時間の地(杉戸町)に、「埼玉県幸手支部(杉戸町)601 巴湯(北葛飾郡杉戸町杉戸3-3-6)・・・創業100年以上(明治末期創業)」と「埼玉県幸手支部(杉戸町)602 弥生湯(北葛飾郡杉戸町杉戸3-1-12)・・・創業80年以上(大正末期か昭和初期の創業)」という2軒の名銭湯が建っています。

多数のレトロ銭湯ファンのチャレンジを心よりお待ちしております。

追記
巴湯の女将からの情報によれば、『らき☆すた』で有名な?幸手市の「埼玉県幸手支部603 大黒湯(幸手市中4-14-30)」は、2009年末に廃業になっております(次項で紹介予定・・・休業扱いとの説もありましたが既に内部が荒廃しつつあります)。そのため埼玉県幸手支部の銭湯は2軒のみとなっております。埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合のHPなどにはまだ掲載されておりますのでご注意ください。

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【2011/07/08 20:12 】 | 埼玉県 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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