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【2025/08/13 16:24 】 |
埼玉県越谷支部508 第一御殿湯
koshigaya508-daiichigotenyu.JPG引き続き、多忙に取り紛れて報告が遅くなりましたが、2011.5.25、仕事を終えて大急ぎで、私にとっては2番目に近いにもかかわらず、かつ東武伊勢崎線越谷駅から歩いてすぐにもかかわらず極めて難易度の高い(理由は後述)「埼玉県越谷支部508 第一御殿湯(越谷市中町9-17)」を訪れました。

埼玉県11軒目になります。

日光街道に背を向けた立地で、路地を入った奥に玄関があります。

宮造り銭湯に準じた簡素な造りの外観はほとんど昔のままで(後方に枠付き金属製細円筒型煙突があります)、格天井の玄関にはさくらの木札鍵の下足箱があります。

当然に番台形式の脱衣所は外周に一段加わった格天井(三枚羽根の天井扇あり)&白壁&木床で、脱衣ロッカーの他に籐製の籠も使われています。男女の境に松永光の文章が飾ってあります。

浴室に入ると・・・涙が溢れて止まりません。

天井や壁のペンキは相当の期間が経過して地が見える状態になっており、トタンに直接書かれたペンキ絵は時の流れの彼方に消え去り、何の絵だったのか、誰の作品だったのか、全く判別できません(幾つか山の痕跡が伺えます)。

ペンキ絵の下の広告スペースはそのままで、サザエさんと同時代の漫画による「入浴者の心得」が2枚、薄っすらと電話番号は確認できるものの何の広告だったのかわからないものが1枚、その他は裏返されて&錆びてしまって詳細不明(表が見てみたい!)・・・となっています。

浴槽は外側奥に湧き上がる湯口、中央部にジェット2基、内側にバブル・・・の古いタイルの1槽式で、浴室背面が「鯉の泳ぐ池~鯉の滝登り」の三六角タイル絵となっており、この絵の「鯉の滝登り」からつながるように浴槽内壁から浴室中央部にかけて岩山が作られ、下部には滝状に湯口があり、裏側に釜場への戸へのトンネルという非常に凝った造りになっています。

浴室中隔壁には「岸に水車のある田舎家が建つ湖から望む富士」のモザイクタイル絵があります。

浴室タイルも懐かしい物で、特に道具置き部分は緑のクローバーのような模様です。

温泉マークの押し手のカランは内側7つ(鏡あり/奥5つのみ固定シャワーあり)、5つ&5つの島(シャワーはない/鏡は島の角に!)、外側7つ(鏡も固定シャワーもあり)となっています。

黄色のケロリンの湯桶(及び無地)と緑のM字椅子も使われています。

乳液と綿棒は無料サービスのようです。

トイレも当然に・・・です。

聞きしに勝るレトロ銭湯です。往時が偲ばれます。

さて、最後に極めて難易度が高い理由ですが、埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合のHPの記載と異なり、昨年11月より、な・・・な・・・何と「毎週水曜日+いきいき銭湯の日(第1木曜日:年7回-今年度は6/2 8/4 9/1 12/1 1/5 2/2 3/1)」の「午後3時~7時(うそ~!)」のみの営業で(逆に言えばほとんど開いていない!)・・・というよりも、ご主人の「お風呂を沸かす仕事」を維持するためにお孫さんが続けているとのことです。

近くにお住まいでない限り、恐らく仕事を休まないと訪れることは不可能です。

それでもチャレンジする価値のある銭湯です。レトロ銭湯フリーク(銭ちゃん)中級者?以上にお勧めします。いかがでしょう?

因みに、常連の好みなのか相当に湯が熱いですのでご承知置き下さい。

追記
2010/10/10(銭湯の日)恒例イベント
東京銭湯ナイトVol.6 「郷愁の昭和レトロ銭湯」「女湯秘話 -その闘いと愛-」(at LOFT/PLUS ONE)
(Ustream)
http://www.ustream.tv/recorded/10114106

・・・のなかで「東京レトロを行く」のオプティオ和田さんが紹介しておられます(私は所用で行けませんでした・・・残念!)。

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【2011/05/28 02:21 】 | 埼玉県 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
足立34 おきもと湯
adachi34-okimotoyu.JPG多忙に取り紛れて報告が遅くなりましたが、2011.5.24、仕事を終えて東武伊勢崎線に飛び乗り、東武大師線大師前駅から少々歩いた比較的古いアパート地域にある(最寄り駅は日暮里・舎人ライナー江北駅)「足立34 おきもと湯(西新井本町4-29-24)」を訪れました。

銭湯お遍路198軒目です。

やや簡素ながらも千鳥破風を冠した宮造り銭湯で、駐車場などから外周がほぼ確認できます。後方に枠付き金属製細円筒型煙突があります。

薪で沸かしているようです。

玄関は金糸・銀糸を含んだ塗り壁&飾り天井で、昔ながらの木札鍵の下足箱や傘立てがあります。

当然に番台形式の脱衣所は白壁&飾り天井で木床もきれいに磨き込まれています。下が脱衣ロッカーになった2連式のおむつ換えの台もあります。手前側には手入れの行き届いた庭があり、木製の縁側で涼むことができます。

トイレは水洗化されています。

浴室も昔を残しつつ実にきれいに改修されています。天井や壁のブルーは鮮やかでタイルもピカピカです。

浴槽も改修されており、バブルのある内側深浴槽と内側からジェットエステバス(ボタン式)・リラックスバス・(ボタン式)が並んだ外側浅浴槽の2槽式になっています。外側中間部に日替り薬湯(訪問時は柿の葉グリーン)が増設され、外側手前に立ちシャワーがあります。

そのため外側のカランは薬湯と立ちシャワーに挟まれた3つのみで、加えて6つ&6つの島と内側7つとなっています(温泉マークの押し手/固定シャワー付き)。

ペンキ絵は、男湯が丸山清人氏の作と思われる白い灯台が鮮やかな潮岬(平成22.8.6)で、女湯には立派な富士山が伺えます。

※丸山清人氏の作に間違いなく、女湯は西伊豆とのことです(2011.8.30追記)。

浴室中隔壁には「大きくカラフルな熱帯魚がいる海底」のポップな不整形モザイクタイル絵があり、浴室後壁も青系の不整形モザイクタイルのグラデーションになっています。

黄色のケロリンの湯桶や緑のM字椅子も使われています。

女将さんにお話しを伺ったところ、「湿気によりカビないように換気に気をつかっている」「それでも傷むのでペンキ絵は年1回描き直してもらっている」とのことでした。銭湯を愛する気持ち(心意気)が感じられます。

そんな「夫婦で頑張っている銭湯」です。是非お越し下さいませ。

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【2011/05/28 00:27 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
足立28 江北湯
adachi28-kouhokuyu.JPG例によって既に一昨日になりましたが、日暮里舎人ライナー江北駅から南西に向かうバス通り(都道307号線)を700mほど歩いた荒川土手近くの下町にある『足立28 江北湯(江北2-27-6)』を訪れました(煙突に向かって近道をしようとすると迷路のような下町にはまりますのでご注意を!)。

銭湯お遍路197軒目です。

やや簡素ながらも二重千鳥破風を冠した堂々たる外観の宮造り銭湯です。

昔ながらの木調の格天井の玄関や(入口周囲のタイルなども昔のまま)同じく木調の折上げ格天井&白壁&磨き込まれた木床の脱衣所を生かしつつ、上手にフロント形式に改装されています。

脱衣所には昔ながらの脱衣ロッカーに加えて籐製の籠が幾つかあり、天井には三枚羽根の天井扇、そしてフジ自動マッサージ機もあります。手前側にある手入れされた結構な広さの庭もあり、木製の縁側でゆっくりと涼むことができます。

浴室のタイルは改修されていますが、かなりの戸や窓が木製のまま残されており、カランは内側7つ、5つ&5つの島2つ、外側6つで、内外側のみ固定シャワーがあり、押し手は温泉マークがメインで幾つかが球形です。

浴槽はバブルのある内側深風呂、ジェット2基と中央付近のパイプ状に下から湧き上がる湯口のある外側浅風呂、そして後でそこから区切って作られたと思われる日替わり薬湯になっています。外側手前側に立ちシャワーがあります。

黄色の無地のケロリン風湯桶と緑のM字椅子が使われています。

特筆すべき物-その1は、早川利光氏によるペンキ絵で、男湯の「(おそらく)西伊豆・・・銘なし-比較的状態がよい)」(女湯は不明-富士はない)に加えて、玄関の左右にも「山梨(・・・からの富士-銘あり)」と「コアラの親子やカバなどの書かれたポップな庭の絵(屋号入り)」があります。後者は男湯ではなかなかお目にかかれないタイプのものです。是非実際に足を運んでご覧ください。

特筆すべき物-その2は、浴室入口上部(男女両方)にある「‘洗’湯由来」という題の「光明皇后※立願施浴図(於 法華寺浴室=からふろ☆/「洗場手引草」より)を挿絵とした説明文(「元亨釈書」より/額入り)」です。なかなか難しい文章ですが、銭湯検定の勉強に是非お読み下さい。

※聖武天皇(第45代)の皇后。藤原不比等の娘(光明子)。夫である聖武天皇の母(藤原宮子)の異母妹。娘は孝謙天皇(第46代)=称徳天皇(第48代/重祚)。

☆江戸中期に再建されたものが現存(国指定重要有形民俗文化財)。

遠くから訪れる価値の高いレトロ銭湯の1つと思います。是非。

追記
かなり以前(少なくとも平成11年(2000年)8月31日以前)に廃業した光浴場(足立区1の54-東京銭湯マップ‘94/江北4-7-18)は、マンション併設型の建物がそのまま残っています。屋号入りで茶色の四角柱煙突が往時をそっと物語ります。

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【2011/05/17 17:13 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
台東34 松葉湯→【廃業】
taito34-matsubayu.JPG例によって既に一昨日になりましたが、また東武浅草駅を起点にして台東区の銭湯を訪れました。

上野駅方向に歩いてかっぱ橋通りの道具街を越えた、屋号の由来になったと思われる松葉町(寺院街)にある『台東34 松葉湯(松が谷2-4-6)-玄関前の町内図には松葉温泉と書かれています』です。

銭湯お遍路196軒目です。

昭和期?建築のガラスブロック壁(一部カラー)のある煉瓦風の外壁のビル型銭湯で後部に茶色の円筒型煙突があります。

屋号入りのオリジナル暖簾の奥の玄関には昔ながらの木札鍵の下足ロッカーと傘入れロッカーがあり、番台形式で飾り天井の脱衣所には脱衣ロッカーに加えて籐製の脱衣籠、さらには浅草らしい映画館の案内ポスター(懐かし映画3本立てなど)もあります。

浴室はグリーン・ライトブルー・オレンジの3色による蒲鉾天井で、タイルや固定シャワー付きのカラン(内側6つ・5つ&5つの島・外側5つ)も比較的新しいものです。

浴槽はバブルと外側奥の柱の側に下から湧き上がる湯口のある1槽式で、背面には金魚の水槽が埋め込まれています。外側手前側に立ちシャワーがあります。

ペンキ絵の代わりに、男湯は「芦ノ湖から箱根神社越しに望む富士(モザイクタイル絵などの題材になっているもの)」、女湯は「満開のツツジ越しの富士」の写真のプリントがあります。

黄色のケロリン型湯桶と一部に緑のM字椅子が使われています。

かっぱ橋道具街でのお買い物がてらいかがでしょう。

追記(2012.1.15)
残念ながら廃業となった模様です(2012.1.5組合把握)。

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【2011/05/16 08:51 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
柏市と流山市の市境で生じる不思議なこと
kashiwa-Nagareyama.JPGJR常磐線南柏駅前にある地図の一部です。

柏市がグレー、流山市がピンクで表示されているのですが、麗澤大学は敷地がこの2つの市にまたがっています。

固定資産税とか敷地内の上下水道やごみの扱いとかは一体どうなっているんでしょう?

ご存じの方は教えてください。

さらに、わざわざ「柏市立」光ヶ丘小学校と書かれていることでお分かりのように、「柏市立」にもかかわらず、その敷地のほとんどは流山市で、逆にその右下の「流山市立」向小金小学校も、その敷地のかなりの部分は柏市になっています。

合併によって大きくなった両市の昔の村境などがそのまま残ったためなのだと思われますが、学区の線引きの問題やら(いわゆる越境入学にはなるんでしょうが、わざわざ遠くの小学校に通えっていうのも・・・)、お互いの固定資産税が絡んだ学校運営費の問題やら、両市でどのようなルールになっているのか、気になって気になって夜も眠れましぇん。

誰か教えてくださ~い。

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【2011/05/13 17:35 】 | 雑記 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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