例によって既に一昨日になりましたが、また東武浅草駅を起点にして台東区の銭湯を訪れました。
上野駅方向に歩いてかっぱ橋通りの道具街を越えた、屋号の由来になったと思われる
旧松葉町(寺院街)にある『台東34 松葉湯(松が谷2-4-6)-玄関前の町内図には松葉温泉と書かれています』です。
銭湯お遍路196軒目です。
昭和期?建築のガラスブロック壁(一部カラー)のある煉瓦風の外壁のビル型銭湯で後部に茶色の円筒型煙突があります。
屋号入りのオリジナル暖簾の奥の玄関には昔ながらの木札鍵の下足ロッカーと傘入れロッカーがあり、番台形式で飾り天井の脱衣所には脱衣ロッカーに加えて籐製の脱衣籠、さらには浅草らしい映画館の案内ポスター(懐かし映画3本立てなど)もあります。
浴室はグリーン・ライトブルー・オレンジの3色による蒲鉾天井で、タイルや固定シャワー付きのカラン(内側6つ・5つ&5つの島・外側5つ)も比較的新しいものです。
浴槽はバブルと外側奥の柱の側に下から湧き上がる湯口のある1槽式で、背面には金魚の水槽が埋め込まれています。外側手前側に立ちシャワーがあります。
ペンキ絵の代わりに、男湯は「芦ノ湖から箱根神社越しに望む富士(モザイクタイル絵などの題材になっているもの)」、女湯は「満開のツツジ越しの富士」の写真のプリントがあります。
黄色のケロリン型湯桶と一部に緑のM字椅子が使われています。
かっぱ橋道具街でのお買い物がてらいかがでしょう。
追記(2012.1.15)
残念ながら廃業となった模様です(2012.1.5組合把握)。
[0回]
PR