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【2025/04/19 23:24 】 |
文京7 歌舞伎湯
bunkyo7-kabukiyu.JPG本業が取り込んでいてアップが遅くなりましたが、2012.5.26、休日を利用して、「文京7 歌舞伎湯(小石川3-12-1)」を訪れました。

銭湯お遍路266軒目です。



因みに文京区の銭湯は、東京銭湯マップ’94(平成6年8月末日現在)では31軒、同2000(平成11年8月31日現在)では22軒、同2002(平成14年6月10日現在)では21軒、東京銭湯お遍路MAP(平成19年8月末現在)では15軒、そして東京銭湯ぶらり湯めぐりマップ(平成23年8月末現在)では10軒と、この17年間だけでも1/3以下に減少してしまいました。

気が向いて台東区の東武浅草駅から上野・湯島・本郷・・・と歩きましたが(途中は祭りの賑わいでした)、もちろん1km圏内には地下鉄駅が幾つかあります。

後楽園や春日方面から急坂を登った北西側の丘の上に建つ近代的なビル型銭湯で、屋号の看板が目を引きます。上階は賃貸マンションで後方には屋根付きのコンクリート製四角柱煙突があります。

玄関にはさくらの木札鍵の下足ロッカーと同じくさくらのアルミ板鍵の傘立てロッカーとTOKYOの傘立てがあり、6段程の階段を下るとフロントと休憩スペースになっています。その正面にはかなり大きなギリシャの女神風の金属レリーフがあります。

さらに数段下がると簡素な脱衣所で、花柄の壁タイルが使われており、浴室との境の一部は大きめのガラスブロック壁になっています。明石湯(所在はわかりません)から贈られた古めの針式Keihoku Hakariが置かれ、ディンプル鍵のSAKURAⅢの脱衣ロッカーが使われています。踏み竹とぶら下がり健康器に加えて無料のRODEO BOYⅡもあります。

浴室は「男女それぞれ」の金属スレート製蒲鉾天井になっています。

浴槽は通常の外側奥配置で、内側から座風呂、ボディーマッサージ、ミクロンバイブラ、電気風呂(以上は備長炭風呂です)、そして薬風呂(イヴタスしょうが湯でした)と並んでいます。外側手前の外壁と島の間を埋めるように水風呂(水量が減ると横のパイプから噴射して補充されます)があります。内側手前に高低2つのロングノーズの立ちシャワーもあります。外側手前に脱衣所に入り込む形で設置された熱気浴(スチームサウナ)室は残念ながら稼働しておらず物置化しています。

カランは内側奥3つ+手前2つ(丸柱を挟みます)、7つ&7つの島、7つ&奥側のみ3つ(手前は既述の水風呂)の島の配置で、固定シャワーは同じなのですが、なぜか7つ&7つの島の内側までが銀色ハンドルタイプの押し手で、同外側からがWaguriの平型になっています(理由は謎?です)。

正面壁には「花の咲き乱れる春の針葉樹林と川から望む遠くの山々(男湯/スイス風)」「ノイシュバンシュタイン城(女湯)」の不整形モザイクタイル絵があります。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

kyu-omotetyo.JPG建物正面にはこんな説明板も大切に掲示されています(先代の建物にあったものでしょう)。昭和39年までの旧町名は表町で、伝通院(徳川家康の生母お大の方を始めとした千姫などの徳川家の婦人たちを葬った同家菩提寺)の表通りに由来するそうです。


屋号の由来は「先代の建物が歌舞伎座のようだったから」とのことです(ご主人談)。もしも宜しければ、もしもおありでしたら、先代の建物の写真の掲示をお願いします。

実はそんな歴史のある銭湯です。いかがでしょう。

hyoshiki.jpgなお、このような標識もある地域ですので、土地勘のない方の自家用車でのお越しは危険?です。ご注意の程・・・。

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【2012/05/30 20:20 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
足立40 足立湯
adachi40-adachiyu.JPG既に一昨日(2012.5.16)になりましたが、例によって仕事を終えて東武スカイツリーライン(…と改称されてしまいました)に飛び乗り、梅島駅から足立区の昔ながらの複雑な町並みを歩いて(南西方向に900m程・・・ただし真っ直ぐには歩けません)、その名も「足立40 足立湯(関原2-6-12)」を訪れました。

ついにスタンプノート4冊目に突入・・・の銭湯お遍路265軒目です。

やや簡素な東京型銭湯の正面フロント改造版ですが、周囲に住宅が建て込んでしまったため、上部に屋号が書かれた入口はコインランドリーと民家の間の奥まった位置にあります。後部には上部が切られて金属製細円筒形煙突が継がれた低い煙突があります。

玄関には木札鍵の松竹錠の下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てがあり、さらに自動ドアの奥がフロントと休憩スペースです。休憩スペースは木製の広い縁側のある小さな庭に面し、血圧計用になぜか懐かしい小学校の机と椅子が使われています。

脱衣所はクロス張りの壁ながら立派な木調折上げ格天井で(床も木製)、ディンプル鍵の松竹錠の脱衣ロッカーが使われており、中央に置かれた木製の縁台の下には長方形の籐製の脱衣籠も2つあります。体重計は屋号入りの針式HOKUTOWです。民家が接近していますが、外側は木製の縁側のある庭になっています。

浴室はいわゆる大橋ブルーの天井ですが、女湯のみの梁の前後が斜めに下がっているのが変わっています。

正面壁は「花の咲き乱れる森(男湯)-浴槽背面に埋め込みテレビあり」&「虹の架かる空?(女湯)」の不整形モザイクタイル絵です。

浴槽は基本的に外側やや逆L字配置で内側のボディーマッサージの手前のスーパーエステが前方に半円形に拡がっており、次いでバイブラバス、奥角にヘルスポイントバス(寝風呂)、そして外側手前のぬるめで半身浴に最適な(テレビも正面です)薬風呂(ローズ&サンダルウッド…ワイン色の湯…でした)と並んでいます。内側手前に立ちシャワーもあります。

カランは固定シャワー付きの銀色ハンドルタイプの押し手で、内側5つ(手前1つのみロングシャワー)、5つ&5つの島(最奥側に街灯風の灯りが立っています)、外側5つ(手前1つのみロングシャワー)の配置です。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

足立区の住宅街にそっと佇む銭湯です。いかがでしょう。

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【2012/05/18 22:37 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
渋谷15 広尾湯
shibuya15-hirooyu.JPG仕事のスケジュールの関係で報告が遅くなりましたが、2012.5.12、青山での所用のついでに「渋谷15 広尾湯(広尾5-4-16)」を訪れました。

ついに・・・銭湯お遍路264軒達成(=3回目結願)です。

東京メトロ日比谷線広尾駅2番出口(外苑西通り沿い)南側すぐの広尾橋交差点を右折(西方向)してほんの30m程にあります。聖心女子大学の目と鼻の先です。

昭和期?建築の煉瓦調の壁があしらわれたビル型銭湯で、上階は賃貸マンションのようです。脇の路地を入ると、後方に3方に屋号の書かれたコンクリート製四角柱煙突が確認できます。

さらに路地を進むと、こんな大都会のど真ん中にもかかわらず、古い昭和期の住宅街が現れます。大使館の散在する地域だったため?空襲を免れたそうです。

上部に屋号が書かれ左右が飾り付きのガラスブロック壁になっている玄関では、木板鍵の松竹錠の下足ロッカーとアルミ板鍵の松竹錠の傘立てロッカーが使われています。

自動ドアの奥が木調の立派なフロントと休憩スペースで、壁には先代の建物(伝統的建築様式でした)のモノクロ写真も飾られています。

脱衣所もクロス張りながら洒落た天井で(プラスチック製の4枚羽根の白い天井扇が男女2つずつあります)、きれいに磨かれた木床、柱や梁は重厚な木製となかなかの造りです。入口側の壁の上部には「花畑の中の小径(男湯)」&「深い森の中?(女湯)」のクロス絵があります。ディンプル鍵の松竹錠の脱衣ロッカーが使われています(鍵はフロントでの貸し出しです)。女湯には赤系のお釜型ドライヤーが2台あるようです。

浴室は白とオレンジのツートンカラーの蒲鉾天井で、タイルは一般に昭和テイストです。脱衣所との境の上部は海物の模様ガラスで、浴槽背面は波模様の配された白タイルです。浴室中隔壁には「クラシックカーと女性」のパターンが2つあります。

正面壁は「岸に古城が建ちヨットの浮かぶ湖から望む山々のスイスの風景(男湯)」から「白鳥の浮かぶ川(オランダなら川でしょう)と風車小屋のあるオランダの風景(女湯)」につながったモザイクタイル絵になっています。

浴槽は通常配置のシンプルな2槽式で内側から、バイブラ付きの深浴槽、バイブラ付きの浅浴槽、金属パイプの仕切りを挟んで座風呂2基と並んでいます。内側手前にロングノーズの立ちシャワーも3基あります。

カランは固定シャワー付きの平形Waguriの押し手で、内側4つ、6つ&6つの島、外側7つの配置です。

底部に廣尾湯と書かれたオリジナルの黄色ケロリン型湯桶が使われています。

広尾商店街振興組合
http://www.hiroo.info/

・・・が発行するフリーペーパー「広尾walk」のvol.3 2012.5 P.14の記事「広尾のお宝」によれば(HPからダウンロード可能です)、大正7年の創業で、井戸水使用&廃材で沸かしている・・・とのことで、5代目になるお孫さん(女児)のお名前も銭湯に因まれたようです(敢えて書きません)。

大都会の中に残された昭和空間を全身で感じてみてはいかがでしょう。

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【2012/05/15 21:39 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
江戸川18 小松湯
edogawa18-komatsuyu.JPG例によって既に一昨日(2012.5.11)になりましたが、仕事を終えて東武スカイツリーライン(・・・と改称されてしまいました)に飛び乗り、曳舟駅で東武亀戸線に乗り換えて東あずま駅下車->平井橋(すぐ隣が平井の渡し)で旧中川を越えて墨田区から江戸川区に入る->南東方に進んで千葉街道(国道14号線)に沿って新小松川橋で荒川と中川を越える・・・と歩き、「江戸川18 小松湯(西小松川町27-15)」を訪れました。

銭湯お遍路263軒目です(3回目結願=264軒達成のラス前です)。

すっかり暗くなってしまいましたので以前に撮影しておいた写真をどうぞ!

スタンプノートを見て気が付きましたが、偶然にも2日続けての小松湯となりました。

西小松川村の市街地付近に位置するようで、屋号も地名に因んだものと想像されます。

比較的新しい簡素な造りの銭湯で後方に茶色の枠付き金属製円筒形煙突が立っています。

入口脇がガラスブロック壁になっている玄関では木札鍵の松竹錠の下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てが使われています。

自動ドアの奥がフロントと休憩スペースで(非売品のお湯の富士人形もいます)、さらに奥に休憩室としても使われている立派なカラオケルームがあります。

脱衣所も簡素な造りで(やや外側に拡張されたタイプ)、木製の縁台が置かれ、ディンプル鍵の松竹錠の脱衣ロッカーが使われています。映画「テルマエ・ロマエ」のポスターとテルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」に加えて、江戸川区の銭湯らしく「まめひものCD」のポスターが貼られています。トイレは水洗ですがタイルが古めです。

浴室はトタン張りの低い蒲鉾天井で外側の一部がガラスブロック壁になっています。

浴槽は外側ちょいL字配置で内側から、薬風呂(漢方系)、超音波座風呂2基、金属パイプの仕切りを挟んで奥角に三角の湯口のあるミクロ・バイブラと並んでいます。内側手前に脱衣所に掘り込まれたような形で立ちシャワー2基もあります。

カランは固定シャワー付き(カランの横にハンドルがあるパターン)の比較的新しい銀色ハンドルタイプの押し手で、内側6つ、4つ&4つの島、外側5つの配置です。

天井が低いこともあり、浴槽背面の低い位置に「小島3つ(1つには民家と小橋)の浮かぶ湖から望む山々」のモザイクタイル絵があります。

黄色のケロリンの湯桶と緑のM字椅子が使われています。

なかなか地元に愛されている銭湯のようです。いかがでしょう。

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【2012/05/13 13:58 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
大田49 国の湯【廃業】
2日続けて大田区の北西部に行きましたので、同地域の幾つかの廃業銭湯の状況も確認しました。

「大田49 国の湯(東雪谷5-27-19)」は建て売り分譲住宅となり、なんの痕跡も残されていませんでした。

ネットに散らばる情報を総合すると、昭和29年創業・建築の伝統的な造りの銭湯で(もちろん番台式)、ペンキ絵(丸山清人氏 画)や浴室中隔壁のタイル絵が見事だったようです。

<参照>
風呂屋の煙突の該当ページ
http://www7a.biglobe.ne.jp/~masayuki/kuninoyuishikawadai20041111.html

在りし日を偲びつつ、合掌!

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【2012/05/12 11:55 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
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