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【2025/04/20 03:23 】 |
大田47 亀の湯【廃業】
oota47-kamenoyu.JPG2日続けて大田区の北西部に行きましたので、同地域の幾つかの廃業銭湯の状況も確認しました。

2010年6月末に廃業した「大田47 亀の湯(上池台3-46-9)」は、煙突が離れている特徴的な建物がそのまま残されていました(玄関前に駐車車両がありましたので写真は以前に通りかかったときのものです・・・全く変化がありません)。

道路の拡幅前は商店の奥だったようです。

裏手には「洗足流れ(現在は暗渠化)」があります。

<参照>
大田46 小松湯
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/394/

ネットに散らばる情報を総合すると、簡素な造りながら番台式で洋風モザイクタイル絵のある昭和モダンな銭湯だったようです(おしゃべりする九官鳥がいたとか・・・)。

在りし日を偲びつつ、合掌!

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【2012/05/12 11:18 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
大田46 小松湯
oota46-komatsuyu.JPG仕事が立て込んでいてアップが遅くなりましたが、GW最終日の2012.5.6、これまた今期最終日の『都営地下鉄「春」のワンデーパス』を手に、都営浅草線終点の西馬込駅から丘を2つとJR東海道新幹線&同横須賀線の高架を越えて往復する形で、「大田46 小松湯(上池台2-39-7)」を訪れました。

銭湯お遍路262軒目です。

最寄りの東急池上線洗足池駅の南南東に約800mの昔からの市街地にあります。

洗足池※から流れ出す小川「洗足流れ」に沿って小池橋まで南下して左折(東方向)するのが風情がありましょう(今回は逆にJR東海道新幹線&同横須賀線の高架近くから洗足流れに沿って北上しました)。

※武蔵野台地末端の湧水を堰き止めた池。昔は洗足郷の大池と呼ばれ灌漑用水としても利用された。大田区指定名勝。日蓮聖人が足を洗ったことに由来するとの説があり袈裟を懸けたとされる松がある。1周は約1.2km(徒歩で約20分)。江戸時代、初代 歌川広重による浮世絵「名所江戸百景」にも描かれた。近くには勝海舟夫妻の墓所などもある。なお、南側の中原街道(東京都道・神奈川県道2号東京丸子横浜線)は、徳川家康による東海道の整備前は東海道の一部でもあった中世以前からの古道で、東海道の整備後は江戸虎ノ門(現在の東京都港区虎ノ門)から平塚中原(現在の神奈川県平塚市御殿)をつなぐ脇街道。名称は平塚にあった徳川将軍家の御殿(別荘)の中原御殿に由来。相州街道・お酢街道・江戸間道・小杉道・こやし街道などの別称がある。

やや簡素な造りの東京型銭湯の前方フロント改造版で、後方の枠付き金属製円筒型煙突は・・・なんと「鳥の巣付き」です!

ゆ(白抜き)と銭湯マークが書かれた紺暖簾を潜ると、木札鍵の松竹錠の新しめの下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てのある玄関で、さらに自動ドアの奥がフロントと日本庭園のプリントの貼られた休憩スペースです。

脱衣所は簡素で、ディンプル鍵の松竹錠の脱衣ロッカーが使われています。映画「テルマエ・ロマエ」のポスターも貼られています。

浴室は外側に拡張された東京型ですが、天井等の白色部分は同じく白色のスレート材で覆われています(柱や梁の青色部分はそのままです)。下部の壁は港の風景のあしらわれた洋風白タイルで、正面壁には白樺のプリントが張られています。

浴槽は内側から、背面に親子蛙も鎮座するラジウム温泉の素石入り格子状湯口のある深浴槽(ガリウム石湯浴泉/脱衣所に掲示があります/あつい)、座風呂2基から奥角の柱部分を回って拡張部分のバイブラ(浴槽外に溢れる勢い!)に至る浅浴槽(ぬるい)の外側逆L字配置です。内側手前に立ちシャワーもあります。

カランは固定シャワー付きの茶色ハンドルタイプ(年季が入っています)の押し手で、内側6つ、5つ&5つの島、3つ&3つの島、外側4つの配置です。

黄色無地のケロリン型湯桶が使われています。

入浴後は洗足池の周りで夕涼み・・・がお勧めです。是非是非!

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【2012/05/12 09:56 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
大田48 稲荷湯
oota48-inariyu.JPG昨日、毎度の2連続日当直=連続48時間勤務を朝で終えて、やはり「職場の当直室のユニットバスではどうにもならん!」と、これまたいつも通りの『都営地下鉄「春」のワンデーパス』を手に(今期は本日=2012.5.6までです!)、都営浅草線終点の西馬込駅から丘を2つとJR東海道新幹線&同横須賀線の高架を越えて往復する形で、「大田48 稲荷湯(東雪谷3-30-14)」を訪れました。

銭湯お遍路261軒目です。

最寄りは東急池上線石川台駅で、その少々南西側から南東方向に延びる昔ながらの商店街「石川台希望ヶ丘商店街」を300mあまり進み、細い道を雪谷小学校方向に右折(南西方向)すると(左折(北東方向)すると雪見坂です)、(すっかり都市河川化してしまいましたが)呑川の手前側に建っています。周囲は新築の著しい住宅地ですが、旧町名の「雪ヶ谷町○番地」と書かれた表札のある昭和中期の木造家屋も残っています。

昭和後期?建築のビル型銭湯で(脇の階段から上がった2階は賃貸アパートのようです)、後部に金属製細円筒型煙突があります。

カラフルな看板(温泉との表示)の脇の「丸に蔦」の家紋と屋号入りのオリジナル白暖簾のかかる玄関では、木札鍵の松竹錠の下足ロッカーと小さなアルミ板鍵のアクリル戸の下足ロッカーと松竹M型錠の傘立て(にわか雨の際には貸し出しもあるようです)が使われています。

自動ドアの奥がフロントと休憩スペースで、「温泉利用許可書」と「温泉分析書別表」が掲示されています。

脱衣所も簡素で(外側壁の一部が主に&一部のガラスブロック壁)、ディンプル鍵の松竹錠の脱衣ロッカーが使われていますが、木製縁台や屋号入りのアナログKeihoku Hakariに昔が残されているようです。備え付けのヘアードライヤーは無料で、赤ちゃん用の籐製着替え台もあったりします。

ビル型の浴室は、乳白色のスレート材による中央下がり天井で、外側壁の一部のみガラスブロック壁になっています。

中隔壁には「民家が佇み白鳥の浮かぶ湖から望む遠くの山々」の柄の洋風モザイクタイル絵があります。

浴槽は内側縦&ちょっと逆L字配置で、手前から、乾式サウナ(別料金)、水風呂、バイブラ付き浅風呂、ジェットバス、ボディーマッサージと並び、釜場の戸につながる通路兼用の斜め壁を挟んで温泉風呂(メタ珪酸と重炭酸ソーダ含有のいわゆる黒湯/地下150mから湧出/源泉温度18℃/岩滝風の湯口と流出口あり)と並んでいます。浴室入口左右にロングタイプ(湯と水の2本)の立ちシャワーもあります。

カランは固定シャワー付きの茶色ハンドルタイプの押し手で、奥側3つ、外側8つ+最も奥に1つ(ここだけ混合水栓&ロングシャワーでカラン位置が高い高齢者用・・・椅子も対応・・・仕切りあり)、完全に仕切られた2つ&2つの横向きの島が2つ(手前に上がりシャワー付きの壁がある)の配置です。

黄色のケロリン似?の湯桶が使われています。

入口に大水槽、フロントに中水槽、休憩スペースに小水槽、脱衣所にミニ水槽・・・と様々な熱帯魚が多数飼われていますが、ご主人にお聞きしたところ、「前経営者から受け継いだ」とのことでした。

こどもの日でしたので菖蒲湯になっており、心持ちお湯もぬるめ?でした。メルヘンチックなアイテムが多く、おもちゃや絵本も置かれておりますので、こどもが多いのは元々「こどもに優しい銭湯」のためでもあるようです。

商店街でのお買い物がてら、東急池上線石川台駅からの通勤のお帰りに、そしてご家族でお立ち寄りください。

なお、

「赤箱ルシウスを探せ!」キャンペーン
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/372/

・・・の『“牛乳石鹸「赤箱」”を片手に持ったルシウスポスター』も貼られています。

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【2012/05/06 13:36 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
荒川35 鴻の湯
arakawa35-kounoyu.JPG既に一昨日(2012.4.25)になりましたが、例によって仕事を終えて東武スカイツリーライン(・・・と改称されてしまいました)に飛び乗り、北千住駅から千住大橋で隅田川を渡って遙々?歩いて、「荒川35 鴻の湯(東日暮里2-20-10)」を訪れました。

銭湯お遍路260軒目です。

すっかり暗くなってしまいましたので以前に撮影しておいた写真をどうぞ!

最寄りは都電荒川線荒川区役所前駅で、その南方500m程のJR常磐線近く(南側)にあります。さらに南側の「二の坪通り」に昔の町名が名残りを留めています。

簡素な造りの東京型銭湯の正面フロント改造版です。後方に枠付き金属製細円筒型煙突があります。

両脇がガラスブロック壁(青入り)で上部のガラスに屋号の書かれた玄関では新しい松竹の木札鍵の下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てが使われています。

自動ドアの向こうが簡素なフロントと休憩スペースです。

脱衣所も簡素ですが、木床で新しめながら木調格天井になっています。松竹の普通鍵の脱衣ロッカーが使われています。浅草の懐かし映画館の案内に加えて、映画「テルマエ・ロマエ」のポスターとテルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」も貼られています。外側手前が拡張されており、その奥側から浴室外側にかけてが庭になっています。その木製の縁側から続くコンクリート製の通路を奥側に向かうと水洗トイレがあります。

浴室は東京型ですが、かつてペンキ絵があったであろう部分はライトブルー、天井や壁は主に乳白色のプラスチック製建材で覆われています。外側壁の一部はガラスブロック壁(青入り)になっています。

浴槽は逆ちょっとL字配置で、内側にハイパワーエステとボディジェットが並び、中程に半寝風呂(ハイパワーエステが強力で横に流されそう・・・)、外側奥にバイブラ・・・となっています。内側手前に立ちシャワーもあります(のハンドルです)。

カランは固定シャワー付きの銀色丸ハンドルタイプの押し手で、内側6つ、5つ&5つの島、外側4つの配置です。

無地の黄色ケロリン風湯桶が使われています。

都会の喧噪から一線を画せる下町の銭湯です。いかがでしょう。

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【2012/04/27 17:42 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
台東11 有馬湯
taito11-arimayu.JPG既に昨日になりましたが、例によって仕事を終えて東武スカイツリーライン(・・・と改称されてしまいました)に飛び乗り、墨田区の東向島駅で下車し、白髭橋を渡って隅田川を越え、さらに明治通りを西進・・・というルートで歩いて、「台東11 有馬湯(竜泉3-31-2)」を訪れました。

銭湯お遍路259軒目です。

すっかり暗くなってしまいましたので以前に撮影しておいた写真をどうぞ!

最寄りの東京メトロ日比谷線三ノ輪駅からは、明治通りを南東方向に200m程歩いた「三ノ輪二」交差点をそのまま土手通り方向に直進し(明治通り方向の東に曲がらない)、さらに200m程進んで右折(西方向)した脇道にあります。

ご主人にお聞きしたところによれば、有馬湯という屋号は「創業当時は兵庫県神戸市の有馬温泉にいた親戚から湯の花を取り寄せて使っていたから(・・・と祖父から聞いた)」とのことでした。いろいろな歴史があるものです。

昭和中期?建築の簡素な外観の銭湯で、正面をフロント方式に改装してあります。正面の窓には「公衆浴場 有馬湯」と書かれ、側面の窓には「銭湯浪漫 有馬湯」と書かれた上に温泉マークがちりばめられています。ボイラー用の低い金属製細円筒型煙突が裏手にあります(高い煙突はありません)。壁というか塀というかをくり抜いたような自転車置き場があります。南国風の大きな庭木が覗いています。新しい透明板の看板もあります。

玄関では小さな松竹アルミ板鍵でアクリル戸の下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てが使われています。

自動ドアの奥がフロントとコンパクトな休憩スペースです。

明るい脱衣所は、きれいに磨かれた木床の上(浴室近くは緑の正方形の小タイル敷き)、外側の戸は木製のままで、木調の立派な船底天井になっています。松竹の普通鍵の脱衣ロッカーが使われています。常連用の置き道具棚があります。綿棒は無料サービスです。なぜか雑誌・本・マンガがたくさんあります。浅草の懐かし映画館や木馬館(大衆劇場)の案内、さらには映画「テルマエ・ロマエ」のポスターが貼られています。

広い浴室は湯気抜き部分のないコンクリート製の蒲鉾天井で(壁にやや傷みが目立ちます)、外側は上部・下部ともに真鍮色の大きなアルミサッシになっています。その外には浅い池(金魚はいないようです)に踏み石を配した手入れの行き届いた庭があり(夏に窓を開け放つと素晴らしいでしょう!)、脱衣所脇の木製の縁側(木製のベンチで涼むと気持ちいい!/手前には上部にタンクのある鎖を引っ張る方式のレトロな水洗トイレがあります)から奥の裏方へと行けるようになっています(物置の屋根も唐破風型のよう・・・)。

浴槽はシンプルな通常位置(ただし外側が壁から1m弱離れています)の2槽式です(内側深浴槽&ジェット2基のある外側浅浴槽)。

カランはの温泉マークの押し手で(1つだけがピンクになっています)、内側7つ(ここだけ固定シャワーあり)、5つ&5つの島が2つ(板状鏡のみでシャワーなし)の配置です(外側は床からすぐにアルミサッシのためありません)。

勿体を付けてやっと書きますが、浴槽背面の「松があり錦鯉が泳ぐ池~登る滝(+魚を咥えたカワセミ)」の三六角タイル絵(鈴榮堂九谷 章仙作)が立派で(非常に状態もいい!)、浴室中隔壁の「樹木そして花々が咲き誇り雉などの鳥や蝶が飛ぶ遠くの山々も見える帆船の浮かぶ湖」の極彩色の三六角タイル絵(銘はありません)がさらに立派です(こちらも状態は最高です!/これだけのものは滅多にありません!)。

そのため逆に、かつてはペンキ絵があったであろう部分が黄緑色のベタになっているのが惜しまれます。

緑のM字椅子とともに、今ではすっかり少なくなってしまった木製の湯桶が使われており、浴室に心地よい音が響き渡ります。

開放感のある落ち着く銭湯です。2つのタイル絵の鑑賞がてら、是非、お越しください。

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【2012/04/24 23:14 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
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