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【2024/04/19 07:37 】 |
大田70 蒲田福の湯
oota70-kamatafukunoyu.JPGまだまだアップが月遅れ状態です。頑張ります。

2012.9.27、例によって貴重な平日休みを利用して(年度の後半はほとんどなくなります)、「大田70 蒲田福の湯(蒲田1-12-15)」を訪れました。

銭湯お遍路283軒目です。

JR(&東急)蒲田駅の北東500m程、同駅の東口ロータリーからバス停の並ぶ蒲田東口商店街「ぽぷらーど1」を250m程東に歩き、蒲田五丁目交差点を左折(北方向)して呑川を御成橋で越え、さらに250m程歩いた昔ながらの商店街「(その名も)御成橋通り商成会」の中にある、比較的広いコンクリート建築の銭湯です(脇の階段から上がった2階はご自宅でしょうか)。

屋号入りの電気看板の「電磁波時代の先取り 遠赤中温サウナ」の文句が時代を感じさせます。後方には2方向に「 サウナ 福の湯」と書かれたコンクリート製円筒型煙突が聳え立ちます(脇の小径から空き地の奧に観察できます)。左右の庭から立派な木が生えており、ブロック塀にはホワイトボード様の営業案内があります。

両脇の一部がガラスブロック壁、上部に「屋号などの書かれたカラフルで洒落た電気看板」、竹竿で架けられた屋号入りのかわいいイラスト&温泉マークの花王製暖簾・・・の玄関を入ると、上から2段ずつ・白・の三色に扉が塗り分けられた、朝日がバックのおしどりのイラストがかわいい斜め木札鍵の下足ロッカーと(プラスチック製の錠の受け側に「用心」と書かれているのにもご注目!)アルミ板鍵のOshidoriの傘立てが使われています。

横の自動ドアの奥手前にフロントがあり、脱衣所を一部仕切ったこぢんまりした休憩スペースが続きます(置かれたTEENS雑誌が2003年のものとはびっくり!)。

脱衣所は白壁(やや傷みが目立ちます)&木床&飾り天井で、普通鍵のSAKURA-Vの脱衣ロッカーが使われており、ドライヤーのコインタイマーは古く、中隔壁の奥側に招き猫が座っています。NIHON DORYOKOKI CO.,LTD. の針式体重計に加えて、ぶら下がり健康器も現役のようで、さらには電源が入っていませんが、丸い押し手が4つのフジ自動マッサージ機、3つ玉の押し手が4つの同じくフジ自動マッサージ機(一応はコンセントにつながっていましたが稼働するかどうか非常に疑問)、オレンジ色のお釜型ヘアドライヤー(Sun Beam/HAIR DRIYER/TAKAMI ELECTRIC・・・男湯でお目にかかるのは非常に珍しい!必見!!)が置かれており、まるで銭湯備品博物館のようです。

脱衣所の手前には立派な木が生えた小さな庭があります。外壁の木戸から上階につながる木製非常階段?を潜るように木製の簀の子の渡りになっており、内側にはコイン洗濯機2台、外側には外への小さな木戸、角にあたるところには水洗ながら白壁&古いビニールレザーの床&裸電球のレトロ感の強いトイレがあります。

浴室はプラスチック製スレート材による中央下がりの逆船底天井で浴槽背部は正方形と台形の茶系タイル(歴年の戦いを物語るように一部が浮いています)、中隔壁は「赤いクラシックカーと女性」の洋風パターン2つを配した青系タイルです。中隔壁の奥側に大きな球形の照明があり、手前中央の柱は光るタイルで覆われています。

正面壁は「帆船が浮かび岸に洋館の建つ湖から望む山々(男湯/女湯も類似・・・外側に白樺が見える)」の柄のスイス風のモザイクタイル絵で、外側壁に広告スペースが残されています。

浴槽は外側ちょっと逆L字配置で内側から、バイブラ付きの深浴槽、座風呂2基、水カラン用を兼ねた太い金属パイプの仕切りを挟んで手前にやや拡がったバイブラ付きの浅浴槽と並んでいます。外側手前の遠赤外線中温サウナ(乾式/無料)とその向こうの囲まれた立ちシャワー2基は後に増設されたもののようです。

カランは固定シャワー(2種類が混在)付きの茶色ハンドルタイプの押し手で、内側10(一番奥は固定シャワーが取り外されています)、7つ&7つの島の配置です(外側にはありません)。

黄色のケロリンの湯桶に加えて緑のM字椅子も3つ程使われています。

有線の演歌が流れています(ももいろクローバーZの「高城れに」ちゃんならどうかなぁ・・・なんて考えちゃいました)。

休憩スペースに貼られたポスターから、映画『やわらかい生活-出演:寺島しのぶ・豊川悦司・田口トモロヲ・妻夫木聡・柄本明・他/原作:第96回文學界新人賞受賞作品「イッツ・オンリー・トーク」(絲山秋子 著/文藝春秋 刊)-』のロケ地であったことがわかります。銭湯ファンのみならず、映画あるいは出演俳優のファンの方々のお越しもお持ちしています。

お帰りは蒲田駅周辺のディープな酒場に繰り出すのも粋でしょう。往年のファンにはたまらない?マンガ&アニメ『まいっちんぐマチコ先生』の作者「えびはら 武司」氏(日本工学院専門学校蒲田校講師とのこと)行きつけの立ち飲み屋もあったりします(なぜか鉄道グッズも多々飾られています)。店名は敢えて書きませんので、ご自身でお探しください。

蒲田散策&銭湯はなかなか味のある組み合わせですよ~。

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【2012/10/12 17:00 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
荒川39 又六湯【廃業】
arakawa39-matarokuyu.JPG廃業銭湯の現況(荒川区)
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/360/

・・・で報告した「荒川39 又六湯(南千住6-51-19)」ですが、2009.9.4に訪問していたことを失念していましたので(記録を整理していて判明しました/銭湯お遍路53軒目でした)、以下のように訂正させていただきます。

当時はこのようなブログを主宰するとは考えておらず、技術も未熟で、さらに日没後の訪問のため、あまりよい写真が残っておりません。ご容赦の程・・・(画質調整して掲載します)。

南千住駅の西北西500m程の日光街道(国道4号線)からちょっと西側に入った下町に建っていました。平成22(2010)年6月18日をもって廃業しました。懸魚付きの千鳥破風を冠した伝統的な宮造り銭湯で(終戦直後の昭和27年建築)、高い煙突も聳えていました。もちろん番台形式で、それなりの改修はありましたが、脱衣所は中白の折上げ格天井&船底天井の拡張部付きで、内部の建具や各種のアイテムも大いに昔の趣を留めていました。早川利光氏による、浴室中央に赤富士が聳える立派なペンキ絵(富士川(男湯)と西伊豆(女湯):平成15年6月22日 画)がありました。浴室中隔壁には「水車付きの民家のある湖畔から望む富士(男湯)」と「白鳥(女湯)」のモザイクタイル絵もありました。下町の銭湯らしくあつ湯でした。既に痕跡はなく分譲住宅になっていました。なお、名銭湯だったことを反映して、ネットは多数の記載で溢れています。

改めて、在りし日の銭湯を想いつつ、合掌!

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【2012/10/06 12:43 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
廃業銭湯の現況(大田区)・その6
引き続き、すっかりアップがずれ込んでおりますが・・・。

大田57 あやめ風呂
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/494/

・・・の訪問のついでに確認した周辺の廃業銭湯の現況です。

☆大田56 第二弁天湯(大森北3-22-13)
京浜急行平和島駅の北北西方500m程の昔ながらの住宅地の中にありましたが、2008.9.30をもって建物・設備の老朽化(廃業直前は改修もままならなかったよう・・・)と後継者問題のため50年の歴史を静かに閉じました。ネットに散在する情報などを総合すると、昭和31年か32年建築の千鳥破風を冠した平入り形式の宮造り銭湯の正面フロント改造版で、後部に屋号入りのコンクリート製円筒型煙突が聳え、中間の白い部分に楕円形の通気口?のある特徴的な木調折上げ格天井の脱衣所、そしてその手前壁に和装の美人画(4人)、浴室の鏡が珍しいハート型!・・・という非常に広い銭湯だったようです。既に痕跡はなく、建て売り分譲住宅になっていました。

「1010 67 2004 / APRIL 東京銭湯 ちょいとひとっ風呂 P.46」も参照ください(東京都公衆浴場業生活衛生同業組合のHPでオンライン版も読めます)。
 
往時の賑わいに想いを馳せつつ、合掌!

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【2012/10/06 09:23 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
大田57 あやめ風呂
oota57-ayameburo.JPG諸事多忙に付き、なかなかアップが追い付きません。済みません。

2012.9.13、貴重な平日休みを利用して(年度後半はほとんどなくなります)、「大田57 あやめ風呂(大森北6-3-21)」を訪れました。

銭湯お遍路282軒目です。

またまた私は周辺の廃業銭湯の現況(次項参照)の確認がてら京浜急行大森海岸駅から南下する形で歩きましたが、もちろん最寄りは京浜急行平和島駅で、同駅西口から延びる平和島駅商店街を大森第二中学校の奧角まで300m程西進し、右折(北方向)して同中学校に沿って1区画歩いた交差点の先に続く、昔からの商店街「入三銀座商店街」の東側脇に建っています。小径と駐車場の奧になり屋号の書かれた電気看板が目印です。

昭和57年建築の煉瓦調の壁のビル型銭湯です。創業は昭和26年で、現在のご主人は3代目とのことです。上階はご自宅と賃貸マンションで、深夜電力を利用したエコなヒートポンプ使用のため煙突はありません。

珍しい屋号は創業者のお気に入りだった伊豆の旅館のお風呂の名前に因んだとのことです。

入口には創業時からの木彫りの看板が飾られ、営業案内用の電光看板も立っています。

イラストがかわいい斜め木札鍵のおしどり錠の下足ロッカーと松竹M型錠の傘立て及び新型錠の傘立てが使われています。

自動ドアの奧が屋号に因んだ「あやめの絵」が背部に飾られたフロントと「桜の日本画」が飾られた休憩スペースです。

フロント横には「1010 91 2008 / April TOKYO銭湯物語 この銭湯の隠し味 P.P.10~11」も貼られています(東京都公衆浴場業生活衛生同業組合のHPでオンライン版も読めます/伝聞情報の多くはこれを参考にさせていただきました)。

上に男女の電気掲示がある模様ガラスの引き戸の向こうが横広でフローリングの床のシンプルな脱衣所で、脱衣ロッカーは手前側(縦3×横10)がディンプル鍵の松竹錠(「大森あやめ湯」の青いプラスチック札付き)、外側(縦4×横9)は2/3程がディンプル鍵のSUN&1/3程が古いOshidori錠です。全国浴場組合の景品バスポスター(丸山清人氏 画の富士山+田村隆一の詩+銭湯のマナーのイラスト)」も貼られています。

同じく横広の浴室は白いプラスチック建材の平天井&下部の壁タイルは茶系ですが、正面の浴槽上部の天井は低く洞窟的になっており、その上方の壁タイルは白系の石調&下方は茶系の煉瓦調・・・となかなか新しいデザインです。入口脇に湯桶と椅子の置き場があり、無地の白ケロリン型湯桶に加えて緑のM字椅子も幾つか積まれています。外側手前に業務用の水カランというか水バルブがあります。

そんな天井の下の通常と逆の内側奥配置の浴槽は、バイブラとジェット2基のある内側がやや手前に拡がった内側浅浴槽&外側深浴槽の2槽式で、境の両側向きの水カランは中央に青丸の付いた黒い円盤状の押し手です。さらに外側にあるガラス張りの小部屋には観葉植物などが置かれていますがサウナを設置する予定だったのでしょうか。さらに手前壁に立ちシャワーが2基ありますが、通常の固定シャワーが使われているため、身長が150cm程はないとレバーが操作できません(子どものいたずら防止策?)。

カランは固定シャワー付きの中に入り透明ハンドルタイプの押し手で(一部は銀色ハンドルタイプで補修されています)、内側5つ、4つ&4つの島、5つ&5つの島、外側7つの配置です。

玄関前には床の間的な装飾スペース、休憩スペースの外側にも枯れ形式の坪庭があり、心尽くしの生け花が飾られています。

ヒートポンプの特長でお湯が柔らかい銭湯です。是非一度、お試しの程・・・。

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【2012/10/05 17:20 】 | 東京都 | 有り難いご意見(1)
大田68 大正湯
oota68-taishoyu.JPG仕事が立て込んでおり、まだまだアップが追い付いておりません。頑張りま~す。

(新暦ではありますが、)重陽の節句の2012.9.9、休日を利用して、「大田68 大正湯(東蒲田1-21-6)」を訪れました。

銭湯お遍路281軒目です。

私は周辺の廃業銭湯の現況の確認がてら(次項参照)京浜急行梅屋敷駅(前々項参照)から歩きましたが、もちろん最寄りは京浜急行蒲田駅で、その北東600m程の第一京浜(国道15号線)から80m程東方に入った住宅地にあります。大田区総合体育館や梅屋敷公園の南側になります。

簡素な造りの東京型銭湯の正面フロント改造版で、玄関上部の花柄を配した屋号入りの青いアーチの飾りが特徴的です。後方にコンクリート製白系円筒型煙突が聳え立ちます。

玄関では木札鍵のananの下足ロッカーとアルミ板鍵のTOKYOの傘立て及び傘立てロッカーが使われています。

自動ドアの奥がフロントで、休憩スペースは男女別というわけではないようですが左右両方にあり、照明が消されていましたが女湯側はマッサージルームになっているようにも見えます。男湯側には金魚の水槽があり、さらに床の一部はガラス張りになっており、おそらくは脱衣所手前の窓の外にある坪庭の小さな池(水の出るプラスチック製の灯籠があります)とつながっているものと思われます(魚がいるかどうかは不明です)。

鏡が並んだ通路の奧の脱衣所は比較的に新しい木製のフローリング&十字に組まれた蛍光灯のある飾り天井ですが柱や梁は木製のままです。比較的に新しいレトロ調の4枚羽根天井扇があり、ディンプル鍵のSUNの脱衣ロッカーが使われています(鍵はフロントで渡されます)。置き道具ロッカーはアルミ板鍵のTOKYOで熱帯魚の水槽もあります。テルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」が貼られており、ぶら下がり健康器も現役のようです。

浴室は大橋ブルーの天井と壁で、正面壁には「苔生した岩の連なる渓流-男湯は春景で女湯は(おそらく)秋景-」のプリントが張られています。

浴槽は外側奥配置で内側から、背面に親子蛙も鎮座するガリウム石入りの格子状湯口がありバブルもある深浴槽、ボディーマッサージ、互い違いになった隔壁を挟んでショルダーマッサージ、さらに前方にやや拡がってバイブラのあるもう1つのボディーマッサージと並び(ボディーマッサージが2つあるのは珍しい)、最外側には花柄を配した青紫色のタイル壁の湿式サウナ風呂(蒸気浴)があります。そのすぐ前には囲われた立ちシャワーもあります。

カランは固定シャワー付きの中央にの丸のある黒いハンドルタイプの押し手で、内側6つ、5つ&5つの島(上に道具置き棚付き)、4つ&4つの島(同)、外側3つの配置です。

無地の黄色ケロリン風湯桶や一部に緑のM字椅子も使われています。

羽田空港の行き帰りに立ち寄るにはベストです。是非!

以上、新横浜駅前からのアップでした(理由はいずれわかります)。

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【2012/09/29 09:48 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
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