仕事が立て込んでおり、まだまだアップが追い付いておりません。頑張りま~す。
(新暦ではありますが、)重陽の節句の2012.9.9、休日を利用して、「大田68 大正湯(東蒲田1-21-6)」を訪れました。
銭湯お遍路281軒目です。
私は周辺の廃業銭湯の現況の確認がてら(次項参照)京浜急行梅屋敷駅(前々項参照)から歩きましたが、もちろん最寄りは京浜急行蒲田駅で、その北東600m程の第一京浜(国道15号線)から80m程東方に入った住宅地にあります。大田区総合体育館や梅屋敷公園の南側になります。
簡素な造りの東京型銭湯の正面フロント改造版で、玄関上部の花柄を配した屋号入りの青いアーチの飾りが特徴的です。後方にコンクリート製白系円筒型煙突が聳え立ちます。
玄関では木札鍵のananの下足ロッカーとアルミ板鍵のTOKYOの傘立て及び傘立てロッカーが使われています。
自動ドアの奥がフロントで、休憩スペースは男女別というわけではないようですが左右両方にあり、照明が消されていましたが女湯側はマッサージルームになっているようにも見えます。男湯側には金魚の水槽があり、さらに床の一部はガラス張りになっており、おそらくは脱衣所手前の窓の外にある坪庭の小さな池(水の出るプラスチック製の灯籠があります)とつながっているものと思われます(魚がいるかどうかは不明です)。
鏡が並んだ通路の奧の脱衣所は比較的に新しい木製のフローリング&十字に組まれた蛍光灯のある飾り天井ですが柱や梁は木製のままです。比較的に新しいレトロ調の4枚羽根天井扇があり、ディンプル鍵のSUNの脱衣ロッカーが使われています(鍵はフロントで渡されます)。置き道具ロッカーはアルミ板鍵のTOKYOで熱帯魚の水槽もあります。テルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」が貼られており、ぶら下がり健康器も現役のようです。
浴室は大橋ブルーの天井と壁で、正面壁には「苔生した岩の連なる渓流-男湯は春景で女湯は(おそらく)秋景-」のプリントが張られています。
浴槽は外側奥配置で内側から、背面に親子蛙も鎮座するガリウム石入りの格子状湯口がありバブルもある深浴槽、ボディーマッサージ、互い違いになった隔壁を挟んでショルダーマッサージ、さらに前方にやや拡がってバイブラのあるもう1つのボディーマッサージと並び(ボディーマッサージが2つあるのは珍しい)、最外側には花柄を配した青紫色のタイル壁の湿式サウナ風呂(蒸気浴)があります。そのすぐ前には囲われた立ちシャワーもあります。
カランは固定シャワー付きの中央に
赤と
青の丸のある黒いハンドルタイプの押し手で、内側6つ、5つ&5つの島(上に道具置き棚付き)、4つ&4つの島(同)、外側3つの配置です。
無地の黄色ケロリン風湯桶や一部に緑のM字椅子も使われています。
羽田空港の行き帰りに立ち寄るにはベストです。是非!
以上、新横浜駅前からのアップでした(理由はいずれわかります)。
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