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【2025/07/09 11:16 】 |
台東34 松葉湯→【廃業】
taito34-matsubayu.JPG例によって既に一昨日になりましたが、また東武浅草駅を起点にして台東区の銭湯を訪れました。

上野駅方向に歩いてかっぱ橋通りの道具街を越えた、屋号の由来になったと思われる松葉町(寺院街)にある『台東34 松葉湯(松が谷2-4-6)-玄関前の町内図には松葉温泉と書かれています』です。

銭湯お遍路196軒目です。

昭和期?建築のガラスブロック壁(一部カラー)のある煉瓦風の外壁のビル型銭湯で後部に茶色の円筒型煙突があります。

屋号入りのオリジナル暖簾の奥の玄関には昔ながらの木札鍵の下足ロッカーと傘入れロッカーがあり、番台形式で飾り天井の脱衣所には脱衣ロッカーに加えて籐製の脱衣籠、さらには浅草らしい映画館の案内ポスター(懐かし映画3本立てなど)もあります。

浴室はグリーン・ライトブルー・オレンジの3色による蒲鉾天井で、タイルや固定シャワー付きのカラン(内側6つ・5つ&5つの島・外側5つ)も比較的新しいものです。

浴槽はバブルと外側奥の柱の側に下から湧き上がる湯口のある1槽式で、背面には金魚の水槽が埋め込まれています。外側手前側に立ちシャワーがあります。

ペンキ絵の代わりに、男湯は「芦ノ湖から箱根神社越しに望む富士(モザイクタイル絵などの題材になっているもの)」、女湯は「満開のツツジ越しの富士」の写真のプリントがあります。

黄色のケロリン型湯桶と一部に緑のM字椅子が使われています。

かっぱ橋道具街でのお買い物がてらいかがでしょう。

追記(2012.1.15)
残念ながら廃業となった模様です(2012.1.5組合把握)。

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【2011/05/16 08:51 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
台東37 三筋湯

taito37-misujiyu.JPGそんな勢いで一昨日(書いているうちに0時を回ってしまいました)訪れたのは、『台東37 三筋湯(三筋2-13-2)』です。

銭湯お遍路195軒目です。

屋号の由来になった「ビル化が進む町工場街である三筋町」にあります。

二重千鳥破風の荘厳な宮造り銭湯で、玄関とその周囲の木造の外観(欄間など)や塀はほぼ昔のまま。庭から茂る木々もこの銭湯の歴史を静かに物語ります。

後部には金属製の枠付き細円筒型煙突があり(従来のコンクリート製ではありませんが全く違和感を感じません)、側面に回ると「温排水による上水加温装置(昔から銭湯はエコなんですねぇ)」が観察できます(実に興味深い)。

屋号が白く染め抜かれた茶色のオリジナル暖簾を潜って白系の格天井の玄関に入ると、正面の九谷焼三六角タイル絵(松と牡丹と菊につがいの孔雀)が出迎えます。下足ロッカーは鶴と亀の柄のある斜めの木札鍵を筆頭に、壊れたものは何種類かの木札鍵できちんと修繕してあります。

もちろん番台形式で白壁&白系の折上げ格天井&磨き込まれた木床の脱衣所には、これまた壊れたものは同様の鍵できちんと補った脱衣ロッカーがあり、雰囲気にマッチした木製のベンチもあります。手前から側面にかけて「鯉や金魚が100匹もいようかという大きな池のある岩がバックになった立派な庭(手入れも行き届いている/木製の縁側あり・・・そこを渡ると水洗化されたトイレ)」があり、脱衣所にも観葉植物や大量のネオンテトラの小水槽が上手に配置され、極めて気持ちのいい、いつまでも涼んでいたくなるような、実に居心地の良い空間が演出されています。

広い浴室はタイルやカランなどが改修され、天井はきれいに大橋ブルーで塗り直されています。

通常配置の浴槽は改修されており、江戸川区辺りの銭湯でよく見かける「区切り兼用の水パイプから直接の水カラン」のある深風呂(横向きの強力ジェット)浅風呂(ジェット2基&バイブラ)一体型です。外側手前に立ちシャワーが2基あります。

浴槽背面及び側面は庭同様の岩バックで、2つの滝と脇の1カ所が湯口になっています。

ペンキ絵は中島・田中組によるもので(ブログによれば2010.10.11の作)、男湯は何やらポップなスワン丸(白鳥型の船)まで登場する「湖から望む富士」、女湯は「江戸川上流?」のようです(ブログから判断)。

カランの配置は、内側6つ及び5つ&5つの島(いずれも鏡と固定シャワー付き)ですが、鏡もシャワーもない外側の4つに敢えて座ることをお勧めします。それは・・・正面が金魚の水槽・・・どころではなく「立派な庭の池の水中がそのまま目の前に!」という驚愕の造りだからです。これまた100匹はいようかという金魚たちとご対面と相成ります。こんな銭湯滅多にありませんぞ。

参考HP
銭湯ペンキ絵師見習い日記
http://mizu111.blog40.fc2.com/

黄色で無地のケロリン風の湯桶が使われています。

お遍路MAPには、写真のみで何らの宣伝文句はありませんが、豪華レトロと現代の調和が取れた見事な改修が行われた銭湯です。

「レトロ銭湯って汚いんじゃない?」というイメージをお持ちの方(決してそんなことはないんですが・・・)、入門編として最適です。

私見ですが、かの有名な「キング・オブ・銭湯」である『明神湯(大田50/南雪谷1-14-7)』にも引けを取らないと思います。

交通至便な立地にありますし、是非是非!

追記
同銭湯で入手した「たいとう生活MAP No.8(平成23年4月25日発行)」によれば、台東区内の銭湯は34軒となっております(東京都公衆浴場業生活衛生同業組合による廃業銭湯情報と矛盾はありません)。悲しいことに少しずつ減少を続けています。

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【2011/05/09 00:34 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
足立58 一の湯

adachi58-ichinoyu.JPG今年のゴールデン・ウィーク後半は仕事の関係で埼玉にいる日程なので、これ幸い?と、昨日=5月5日(木・祝=こどもの日)、菖蒲湯狙いを兼ねて、普段は行きにくい立地の銭湯を目指してみました。

足立区というか東京というかの北東端(すぐ先が埼玉県)、綾瀬川と花畑川の合流地点(前者に架かる内匠橋と後者に架かる月見橋の袂)にある『足立58 一の湯(神明1-1-3)』です(足立区立第13中学校側)。


銭湯お遍路194軒目です。

つくばエクスプレス六町駅が最寄りですが、いずれの駅からもバスの便があまりありません(特に土・日・休日)。因みに私は、東武伊勢崎線竹ノ塚駅から歩いて往復しました(結構あります)。

鬼瓦や松に鶴の懸魚のある破風を冠した風格のある宮造り銭湯です(玄関脇にコインランドリーが増設され後部に枠付き細コンクリート煙突があります)。後に土盛りされた?正面の道からやや奥まって&下がって建っています。

隣の酒屋が「創業明治拾年」で(近くにある元の建物は歴史的建造物級です/銭湯を出ると見える面白い看板にもご注目・・・現地でご確認を!)、斜め後ろには赤稲荷神社があることなどからして、それなりの歴史を重ねた銭湯とお見受けします。

白壁&木調の折上げ格天井&磨き込まれた木床の脱衣所をフロント形式に改造してあり、玄関には昔ながらの下足ロッカーや傘入れロッカーがあり、その脇に小さめですが休憩スペースがあります。

浴室は、天井が大橋ブルーに塗られた東京銭湯の基本通りですが、やや小さめで、タイルなどは改修されています。

カランは外側5つ、5つ&5つの島と3つ&3つの島、内側4つとなっています(内外側のみ固定シャワーあり)。

タイルが古めの浴槽は、伝統的な奥外横配置の2槽式で、背面外側に備長炭の入った湯口&ジェット2基のある外側浅風呂とバブルのある内側深風呂になっています。外側手前に立ちシャワーもあります。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

ペンキ絵は早川利光氏の西伊豆*で(男湯/描画年月日不明)、例によって岩に砕け散る波飛沫が豪快・・・なだけではなく、内側奥に増設されたサウナ(男湯側は葦簀小屋風・・・稼働していない?/女湯側はシンプル)の向こうではあるものの、な・・・な・・・な・・・何と浴室中央に描かれた富士山の頂上部が・・・『黄金色』に輝いているではあ~りませんか!!!

*静岡県沼津市の戸田(へだ)美浜(御浜)海岸からの風景だそうです(2011.8.30追記)。

結構な数のペンキ絵を見てきましたが、こんな荘厳な富士山は初めてです。日の出直後の風景なのでしょうか。

女将さん曰く「自慢なのよ。こんな富士、滅多にないでしょ。書いた人、もういないんだけど、そしてちょっとずつ絵が傷んでいくんだけど、もったいなくてもったいなくて、どうしても他の3人の絵師の方々に描き直しをお願いできないのよ!」とのこと。

私のような素人がコンパクトデジカメで撮影してブログに掲載すべきものじゃありません。

しっかりした写真家が記録されんことを期待して止みません。

この富士を見ずしてペンキ絵を語るなかれ!

是非是非是非是非、お早めに(傷みが進む前に)訪れてご堪能下さいませ。

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【2011/05/06 18:03 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
足立54 若松湯
adachi54-wakamatsuyu.JPG既に昨日になりましたが、状況が少し落ち着いてきましたので、電車に乗って「足立54 若松湯(中央本町2-19-11)」を訪れました。

銭湯お遍路193軒目です。

東武伊勢崎線五反野駅北口から伸びる商店街を北方向にちょっと歩いたところにある、ややコンパクトなビル型銭湯です。

煉瓦風の外壁で入口は奥まっており、向かって左に花屋、右脇に2階の美容室への階段、さらに焼き鳥&うなぎ屋を挟んでコインランドリー(入口奥にもう1カ所あります)という配置になっています(温泉マークと屋号入りの四角柱煙突があります)。

下足箱の鍵の札と煙突には「若松湯」、玄関のひさしの側面には「ニュー若松湯」とありますので、ビル型に建て替えた際に「ニュー」を付けたのかも知れません。因みに電気看板と玄関のひさしの正面は「ニュー若松」で、銭湯だか何だかちょっとわからなくなっているのはご愛敬でしょう。

横向きのフロントがあり、男女脱衣所の境に屋号入りの大きなダルマが飾られています。

脱衣所にはからくり時計があります。

浴室はきれいで、内側6つ、横向きの島5つ&5つ、手前側4つの固定シャワー付きカランがあります。ほとんどはハンドル状ですが、2つのみ温泉マーク系の押し手です。

浴槽は外側逆L字配置で、内から流出口、座風呂2基、外側に岩箱型の湯口のある気泡風呂、下がつながっているが囲われた(戸は外されている)森林浴(スピーカーから有線放送の演歌が流れる)、水風呂、立ちシャワー(内側手前側にも1基)と並んでいます。外側手前側に脱衣所に入り込む形で遠赤外線サウナがあります(別料金)。

内側奥の階段を上がってドアを抜けると、石灯籠と岩による枯れ形式の箱庭付きの岩風呂(薬湯=宝寿湯)があります(露天ではありません)。

「噴水付きの池のある花咲く庭から望む西洋風の古城」の不整形モザイクタイル絵があります。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

東武伊勢崎線で通勤の方、途中下車して一風呂&一杯なんていかがでしょう。

追記
浴室には「第3回 風呂屋の富士山詣で」でもらえるバスポスターが貼られていましたが、スタンプノートはまだ配布されていませんでした。次に期待です。

追記2(2011.10.30)
煙突を登る猫の飾りにご注目!

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【2011/04/17 16:10 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
墨田36 黄金湯
sumida36-koganeyu.JPG例によって既に昨日になりましたが、仕事のついでに足を伸ばして、「墨田36 黄金湯(太平4-14-6)」を訪れました。

銭湯お遍路192軒目です。

3月1日(火)についに600mを超えて自立式電波塔としては世界1の高さになった東京スカイツリーに程近く、押上駅と錦糸町駅の中間あたり(四ツ目通り脇)に建つマンションビルの1階にあるビル型銭湯です(フロント形式/仲通りに面した後方に温泉マークと屋号入りのコンクリート製四角柱煙突があります/重油と薪の両方を使用しているようです)。

玄関上方はガラスブロック壁で、玄関前には派手な電光看板が置かれ、温泉マークと屋号入りの看板もあります。

玄関の下足入れが昔のままで、良く磨かれた木床の脱衣所への入口の引き戸はちょっと風情があります。

浴槽は円形ジャグジー・浅風呂(微妙なバブル2本)・座風呂2基が下がつながった外側逆L字配置になっています。全体として温浴素じっこうでした(日曜日は生レモン湯)。外側手前に立ちシャワーが2基あります(そのため座風呂との間のカランは2つのみ)。

「ヨットの浮かぶ南の海の夕景」の不整形モザイクタイル絵があります(女湯もほぼ同様の図柄の対称型のようです)。

底に青い温泉マーク&周囲に赤いラインのケロリン型の湯桶が使われています。

ビル型ですが、やや歴史がついてきた感じの銭湯です。

東京スカイツリー見物がてらいかがでしょう。

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【2011/03/05 11:57 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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