既に昨日になりましたが、状況が少し落ち着いてきましたので、電車に乗って「足立54 若松湯(中央本町2-19-11)」を訪れました。
銭湯お遍路193軒目です。
東武伊勢崎線五反野駅北口から伸びる商店街を北方向にちょっと歩いたところにある、ややコンパクトなビル型銭湯です。
煉瓦風の外壁で入口は奥まっており、向かって左に花屋、右脇に2階の美容室への階段、さらに焼き鳥&うなぎ屋を挟んでコインランドリー(入口奥にもう1カ所あります)という配置になっています(温泉マークと屋号入りの四角柱煙突があります)。
下足箱の鍵の札と煙突には「若松湯」、玄関のひさしの側面には「ニュー若松湯」とありますので、ビル型に建て替えた際に「ニュー」を付けたのかも知れません。因みに電気看板と玄関のひさしの正面は「ニュー若松」で、銭湯だか何だかちょっとわからなくなっているのはご愛敬でしょう。
横向きのフロントがあり、男女脱衣所の境に屋号入りの大きなダルマが飾られています。
脱衣所にはからくり時計があります。
浴室はきれいで、内側6つ、横向きの島5つ&5つ、手前側4つの固定シャワー付きカランがあります。ほとんどはハンドル状ですが、2つのみ温泉マーク系の押し手です。
浴槽は外側逆L字配置で、内から流出口、座風呂2基、外側に岩箱型の湯口のある気泡風呂、下がつながっているが囲われた(戸は外されている)森林浴(スピーカーから有線放送の演歌が流れる)、水風呂、立ちシャワー(内側手前側にも1基)と並んでいます。外側手前側に脱衣所に入り込む形で遠赤外線サウナがあります(別料金)。
内側奥の階段を上がってドアを抜けると、石灯籠と岩による枯れ形式の箱庭付きの岩風呂(薬湯=宝寿湯)があります(露天ではありません)。
「噴水付きの池のある花咲く庭から望む西洋風の古城」の不整形モザイクタイル絵があります。
黄色のケロリンの湯桶が使われています。
東武伊勢崎線で通勤の方、途中下車して一風呂&一杯なんていかがでしょう。
追記
浴室には「第3回 風呂屋の富士山詣で」でもらえるバスポスターが貼られていましたが、スタンプノートはまだ配布されていませんでした。次に期待です。
追記2(2011.10.30)
煙突を登る猫の飾りにご注目!
[3回]
PR