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【2025/07/09 01:21 】 |
足立30 湯処じんのび
adachi30-yudokorojinnobi.JPG

仕事日程の関係でアップが遅くなりましたが、2011.6.21、西新井大師裏手の大師銀座商店街からやや西方に建つ(西中第一公園横)「足立30 湯処じんのび(西新井6-43-4)」を訪れました。

銭湯お遍路203軒目です。

「じんのび」とはご主人の出身地である石川県奥能登地方の言葉で「ゆっくり・のんびり・くつろぎ」という意味だそうです。

多角経営の近代的なビル型銭湯で、外階段またはエレベーターで上がった2階が銭湯、1階はコインランドリーとマッサージと駐車場、3階はカラオケボックス&カラオケ(演歌)教室などになっています。

東の湯と西の湯の男女入れ替え方式です(一週間交替・・・訪問時は東の湯でした)。

脱衣所では返却式100円ロッカーに加えて籐製の籠も使われており、なぜか「床屋さん時計」があります。

内側縦配置に、奥から湯口と座風呂2基と気泡風呂さらにはテーブルスペース(水中ミーティングコーナー)のある天然カルシウム温泉装置風呂(北海道長万部二股炭酸カルシウム温泉)、リクエスト・バス(日替り薬湯・・・訪問時は緑茶風呂)兼電気風呂、散歩風呂®が並んでいます。

外側奥側角に浅い扇形のメルヘン・バス®(子ども用浴槽)があり、教育用のABC表や日本地図や特急路線図が貼ってありました。

※®はこの銭湯の登録商標とのこと。

外側手前側には冷水風呂、サウナ(別料金)、そしてその入口付近に立ちシャワーが2基あります。

奥の引き戸の向こうには、坪庭付きで小振りのビル内露天(忘我の湯)があります(西の湯は大きめの「時忘れの湯」が3階にあるとのこと)。

カランは内側4つ(散歩風呂との隔壁にあります)、9つ&9つの島、外側6つです。

浴室外側の一部はガラスブロック壁。

底に屋号と「銭湯の主張!?」が書かれたオリジナルの黄色のケロリン型湯桶が使われています(現地でご確認を・・・)。

浴室と脱衣所の間に体を拭く前室があるのが特長です(体を拭かないとペンギンになるとのこと!?)。

フロント前の休憩スペースに加え(なぜかZゲージのジオラマも・・・ついでに自動血圧計は小学校低学年用の机の上に・・・)、小上がりになった畳敷きの広い休憩室もあり、生ビールとつまみの冷や奴が楽しめます。

頑固親父が「銭湯で防ごう心の未成長」を合い言葉に「寺子屋銭湯」として子どもの躾に尽力し、様々なイベントを企画されています。

ニヤリとさせる掲示に混じって随所に「様々な注意事項」が貼られているのが「大人として」情けなく思いました(明らかに大人向けの注意文です)。

「TOWN -SPA.」と銘打つ先進的銭湯です。東武大師線大師前駅や日暮里・舎人ライナー西新井大師西駅から歩いて少々です。広い駐車場もあります。是非ご家族連れでお越し下さい。

なお、お持ちの方は1010の60号(1010推奨「○ゆ」御湯乃殿堂)をご参照ください。

追記
2008.11.3をもって廃業した「足立31 たぐち湯(西新井6-3-15・・・東武大師線大師前駅から環七通りを西進して少々北に入るあるいは西新井大師の参道の先の古い商店街内)」の建物は、外見上はほぼそのまま「某宗教法人の寺院」という驚異の転身を遂げています(敢えて写真は載せません)。千鳥破風を冠した宮造り銭湯の正面フロント改造版ですから、いわゆる「先祖返り」と言えなくもないですが・・・。早川利光氏によるペンキ絵(西伊豆-浴室中央に富士:2008.3.13画)が雄大で(まだあるのでしょうか・・・)、格天井の脱衣所や小さいながらも鯉の泳ぐ池のある庭が立派な歴史を感じる銭湯だったようです。

<参考>
東京レトロを行く(の該当ページ)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/adachi39new.html

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【2011/06/24 17:02 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
足立36 あたみ湯【廃業】
adachi36-atamiyu1.JPG既に一昨日(2011.6.19)になりましたが、前掲の「足立29 小台湯(小台2-20-18:おだいゆ)」を訪れたついでに(実は・・・東武大師線大師前駅から遙々歩いた!)、2011.3.29を最後に38年の歴史を閉じた(東日本大震災の影響ではないかと思われます・・・開業は昭和48年頃?)「足立36 あたみ湯(興野2-28-2)」の現状を確認しに立ち寄りました。

千鳥破風を冠した瓦屋根の平入り建築の建物は、周囲に畑が残る地域にまだしっかりと建っていました。

聳え立つコンクリート製円筒型煙突にはうっすらと屋号が見て取れます。

玄関が男女別々で、番台形式の脱衣所には立派な大黒柱があり、正面壁には「欧風の山並みをバックに湖の湖畔に建つ王城」のモザイクタイル絵、浴室中隔壁にも「水車小屋が並ぶオランダの風景」のモザイクタイル絵のある、湯が熱い銭湯だったようです。

<参考>
東京レトロを行く(の該当ページ)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/adachi44new.html#

adachi36-atamiyu2.JPG手書きの廃業告知が寂しげに貼られています。

また1つの銭湯が記憶の彼方に去ってしまいました。

合掌!

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【2011/06/21 14:07 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
足立29 小台湯
adachi29-odaiyu.JPG既に一昨日(2011.6.19)になりましたが、隅田川と荒川に挟まれた狭い中州の古い住宅&工場街の中で東京都立荒川商業高等学校の裏手にある「足立29 小台湯(小台2-20-18:おだいゆ)」を訪れました。

銭湯お遍路202軒目です。

足立区の銭湯なのですが、実は荒川区にある都電荒川線小台駅が最寄りになるようです。北上して隅田川に架かる小台橋を渡り、東京都立荒川商業高等学校の北東端を右折し、同校北西端の交差点からすぐ右にあります。日暮里・舎人ライナー足立小台駅からは、荒川沿いに北北西に進んでから南下することになるのでやや遠くなるようです。

鬼瓦や鶴の懸魚付きの二重千鳥破風を冠した宮造り銭湯の外観はほぼ健在で(玄関上部の磨り硝子窓や同左右の壁の飾りなどもレトロ)、後方にはコンクリート製円筒型煙突が聳え立ち、後面の屋根の下には「白い温泉マーク」が書かれています。

廃材で沸かしているようです(後ろに山積)。

当然に番台式の脱衣所は洒落た船底天井で外側と手前側に張り出した造りです。貫目表示の体重計もあります。

浴室はタイル張りに改修されています。

浴槽は外側L字配置で、最内側に斜めに湧き上がる湯口とバブルのある浅風呂、座風呂2基、角に薬湯(温浴素じっこう/短い木製の湯揉み棒あり)、水風呂、熱気浴(熱い!)、そして脱衣所に入り込む形で乾式サウナ・・・となっています。内側手前側に立ちシャワーが2基あります。

固定シャワー付きのカラン(押し手はハンドルタイプ)は、内側4つ、5つ&5つの島、外側3つ(熱気浴の外壁にある)となっています。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

隅田川の向こうはあらかわ遊園です。遊園地デート&銭湯なんて昭和レトロな1日はいかがでしょうか?

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【2011/06/21 13:31 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
足立1 田中湯【廃業】
adachi1-tanakayu.JPG既に一昨日(2011.6.18)になりましたが、前掲の「足立42 明美湯(梅田4-40-21)」を訪れたついでに、東武伊勢崎線梅島駅南方の古い住宅地にあり(昔ながらの商店街である新明宮通りの脇)、東日本大震災による建物損傷のためやむなく廃業した「足立1 田中湯(梅田6-18-20)」の現状を確認しに立ち寄りました。

簡素な造りながら古い造りを上手に残す(脱衣所は格天井&木床・模様擦り硝子あり・古めのタイルやカラン)、地域住民に愛された三代続いた銭湯でした。

男湯には「春の山梨の山里からの富士(民家あり)」、女湯には「同(水車小屋あり)」の早川利光氏作のペンキ絵があり(平成19.8.28画・・・氏は海を描きたかったがご主人の希望で富士が重なることを承知で描いたとのこと)、浴室中隔壁の男湯側に「松原の海岸からの富士(美保の松原?)」と「渓流に架かる橋梁」、女湯側に「富士のある画&他1種」の三六角タイル絵もあり、合計4つの富士・・・というある意味豪華な浴室でした。

2008.10.30の訪問時、気のいい女将さんが「そのまま残すつもり」と言われていたのに残念です。

adachi1-tanakayu2.jpg手書きの廃業告知と解体工事のお知らせが寂しげに貼られています。

やむを得ない事情とは言え、また1つの銭湯が記憶の彼方に去ってしまいました。

合掌!

追記
今週末から解体が始まります。

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【2011/06/20 18:31 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
足立42 明美湯
adachi42-akemiyu.JPG既に一昨日(2011.6.18)になりましたが、例によって東武伊勢崎線沿線の銭湯の1つである「足立42 明美湯(梅田4-40-21)」を訪れました。

銭湯お遍路201軒目です。

同線梅島駅から南西方向に幾らか歩いた古い住宅地に建つ(浅草寿町からは足立梅田町行きの都バスで梅島第二小通りバス停下車すぐ)、簡素ながらも千鳥破風を冠した宮造り銭湯の正面フロント改造型です(路地や空地からほぼ全周が確認できます)。青字で屋号の書かれたコンクリート製円筒型煙突の先端はロケットのような形になっています(以前は青字の屋号の上に温泉マーク及び二股温泉と書かれた普通の形だった模様)。

フロント背面にはかつての玄関の上の千鳥破風にあったと思われる鬼瓦が誇らしげに置かれており、休憩スペースの女湯入口脇のガラスの向こうには人工温泉(二股ラジウム温泉)発生装置があります。

TVや週刊誌などで取り上げられることも多いようで、休憩スペースには南海キャンディーズ(2005.9.26)の色紙が飾られています。

脱衣所は白壁&中白の折上げ格天井&木床で、外側に張り出し部分があり、フロント及び温水プール(脱衣所からのガラス窓あり/後述)への通路の屋根が瓦葺きになっています。

浴室は外側に張り出し部分のあるタイプです。改修されており、浴室中隔壁は上部が瓦、そして内側カランの鏡も模様に組み込んだデザインで、まるでお城の外壁のようです(聞くところによる某和風ソ××ランドではありません!)。側面に及ぶかつてペンキ絵があった壁は白木張りになっています。

浴槽は、通常位置に内側から座風呂(非稼働)、寝風呂(非稼働)、バイブラ&岩滝風湯口付きの白湯、バイブラ付きの水風呂が並び、外側縦置きに奥側からスチームサウナ、岩滝風湯口付きの二股温泉(北海道二股温泉 炭酸カルシウム岩風呂)、家庭用ポリ風呂を改造したようなピンクの健康風呂(日替り薬湯/訪問時はラベンダー&カモミール)が並んでいます。内側手前には立ちシャワーもあります。

カラン(ハンドルタイプの押し手)は内側7つと7つ&7つの島のみです。

黄色のケロリンの湯桶が使われ、緑のM字椅子もあります。

さて、男湯側の浴室中程から脱衣所中程までの外側に増設された屋外(・・・とありますが屋根付き)プールですが、縦2m×横10m×深さ80cm程の非常に大きなもので(都内最大級?)、底には青いラインがあり、手前側は飛び込み台のようになっています(飛び込んで良いものかどうかは疑問ですが・・・)。水泳用眼鏡や浮き輪を持ち込んでいる子どももいました。

女湯には家庭用ポリ風呂を改造したようなピンクのビューティーマッドバス(泥流式泥風呂)もあるようです。

別室の「ラジウム砂むし風呂温泉(=サンドバス,天然稀元素鉱物(ペグマタイト)入り),要水着または下着」は要予約&別料金です。

何だかウキウキする銭湯です。日曜日は朝湯(8:00~12:00)もやっています。是非、ご家族揃っておいでください。

なお、お持ちの方は1010の71号(東京銭湯 ちょいとひとっ風呂)と104号(TOKYO銭湯物語●風呂犬の銭湯探訪 早起きは三文の得! 第2回)をご参照ください。

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【2011/06/20 18:25 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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