既に一昨日(2011.6.19)になりましたが、隅田川と荒川に挟まれた狭い中州の古い住宅&工場街の中で東京都立荒川商業高等学校の裏手にある「足立29 小台湯(小台2-20-18:おだいゆ)」を訪れました。
銭湯お遍路202軒目です。
足立区の銭湯なのですが、実は荒川区にある都電荒川線小台駅が最寄りになるようです。北上して隅田川に架かる小台橋を渡り、東京都立荒川商業高等学校の北東端を右折し、同校北西端の交差点からすぐ右にあります。日暮里・舎人ライナー足立小台駅からは、荒川沿いに北北西に進んでから南下することになるのでやや遠くなるようです。
鬼瓦や鶴の懸魚付きの二重千鳥破風を冠した宮造り銭湯の外観はほぼ健在で(玄関上部の磨り硝子窓や同左右の壁の飾りなどもレトロ)、後方にはコンクリート製円筒型煙突が聳え立ち、後面の屋根の下には「白い温泉マーク」が書かれています。
廃材で沸かしているようです(後ろに山積)。
当然に番台式の脱衣所は洒落た船底天井で外側と手前側に張り出した造りです。貫目表示の体重計もあります。
浴室はタイル張りに改修されています。
浴槽は外側L字配置で、最内側に斜めに湧き上がる湯口とバブルのある浅風呂、座風呂2基、角に薬湯(温浴素じっこう/短い木製の湯揉み棒あり)、水風呂、熱気浴(熱い!)、そして脱衣所に入り込む形で乾式サウナ・・・となっています。内側手前側に立ちシャワーが2基あります。
固定シャワー付きのカラン(押し手はハンドルタイプ)は、内側4つ、5つ&5つの島、外側3つ(熱気浴の外壁にある)となっています。
黄色のケロリンの湯桶が使われています。
隅田川の向こうはあらかわ遊園です。遊園地デート&銭湯なんて昭和レトロな1日はいかがでしょうか?
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