既に一昨日(2011.6.19)になりましたが、前掲の「足立29 小台湯(小台2-20-18:おだいゆ)」を訪れたついでに(実は・・・東武大師線大師前駅から遙々歩いた!)、2011.3.29を最後に38年の歴史を閉じた(東日本大震災の影響ではないかと思われます・・・開業は昭和48年頃?)「足立36 あたみ湯(興野2-28-2)」の現状を確認しに立ち寄りました。
千鳥破風を冠した瓦屋根の平入り建築の建物は、周囲に畑が残る地域にまだしっかりと建っていました。
聳え立つコンクリート製円筒型煙突にはうっすらと屋号が見て取れます。
玄関が男女別々で、番台形式の脱衣所には立派な大黒柱があり、正面壁には「欧風の山並みをバックに湖の湖畔に建つ王城」のモザイクタイル絵、浴室中隔壁にも「水車小屋が並ぶオランダの風景」のモザイクタイル絵のある、湯が熱い銭湯だったようです。
<参考>
東京レトロを行く(の該当ページ)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/adachi44new.html#
手書きの廃業告知が寂しげに貼られています。
また1つの銭湯が記憶の彼方に去ってしまいました。
合掌!
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