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旭川市中心街西端の古くからの市街地にある、比較的最近に新築されたと思われるコンクリート造りのフロント式銭湯です(脇に2階の自宅への入口あり/金属製細円筒型煙突あり)。 内側奥が狭まった縦長の浴室で、浴槽はその狭まった内側部分に縦に配置されています。手前から超音波(座風呂)2基-(流出口)-ジャグジー(変形四角形)-高温風呂(変形四角形/小さく深い)-(流出口)となっています。奥のドアから出ると、北海道らしい?ヒグマの木彫り(子熊を咥える親熊)-女湯は寝そべった蛙!-のいらっしゃる坪庭付きの露天風呂です(ゲルマニウム風呂/湯口と流出口あり)。 外側手前側に水風呂とガス遠赤外線サウナ(別料金)もあります。 ▽の押し手のカランで、この地域の特徴の通り水が右斜め上になっています。 脱衣所には鍵付きのスチールロッカーやプラスチック製の籠による棚に加えて籐製の籠もあります。 休憩スペースは比較的広く快適です。 駐車場も十分にありますのでご家族連れでどうぞ! 追記(2011.8.19) 昭和50年(1975年)の創業で、平成12年(2000年)頃に改修し、露天風呂を導入。 <参考> 北海道新聞旭川支社 湯快だな(2004.1.28) http://asahikawa.hokkaido-np.co.jp/yukai/20040128.html |
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既に日が改まりましたが、仕事のため本日まで千葉のアパートを借りたままなので、夜便で羽田空港、電車で越谷、さらに自家用車で千葉まで戻ってのアップとなりました。
今回最後の北海道旭川市からのリポートです。
旭川市西方の古い住宅地にひっそりと佇む、昭和中期頃(昭和30~40年代)の簡素な建築の小型銭湯、「旭川支部-旭川25 明和湯(旭町2条13丁目)」を訪れました。
向かいの閉店したスナックの連なりが、この地域の往時の賑わいを偲ばせます。
昔のタイルと塗り壁の玄関を入ると、三和土からそのまま上がる脱衣所です。きれいな木調の番台の相当ご高齢のお婆さんと向かい側の招き猫が出迎えます。アルミ製の鍵の付いた木製の下足箱もありますが、鍵のほとんどが紛失していることもあり、その上に置くのがスタイルのようです。脱衣所の床は年季が傾きをつけており、下足箱同様にアルミ製の鍵の付いた木製の脱衣ロッカーもありますが、やはり鍵のほとんどが紛失していることもあり、籐製の籠が使われています。女湯では返却式の100円ロッカーが使われています。
浴室もほぼ昔のままで、緑~青系のタイルで統一されており、天井はすり鉢状で、中央に透明プラスチック製波形建材による湯気抜き兼明かり取りがあります。浴室中隔上部はグリーンとレインボーのプラスチック板です。
浴槽は、内側2/3は前面の4/5程度が半円形に突出し、後壁に金属製で幅広の滝状湯口のある深浴槽(内側のバイブラは稼働しておらず)、外側1/3は3本ジェット2基のうち1本のみ稼働しているやや浅い浴槽です(黄緑色の湯ですが種類は不明)。どちらの水カランもパイプにバルブが付いただけという豪快さです。
カランは、新旧&色が入り混じるものの押し手が宝で、内側4つ(ロングシャワー)、3つ&3つの島(ここのみ斜め上配置で水/固定シャワー)、外側5つ(ロングシャワー)の合計15です。全てのカランにある鏡は一部割れているものの比較的新しく、下部に広告の名残があります(鉄工場や米店)。外側手前の壁にサウナ用水シャワー(ロングシャワー)がありますが、脱衣所に増設された肝心の「metosの電気式遠赤外線サウナ(木製の箱形タイプ)」は故障しています。
側面に北海道浴場組合と入ったものを含めて白いケロリンの湯桶が使われています。
ヤマト産商株式会社製のマッサージ機が現役です(男湯は緑・女湯は赤)。 トイレはレトロながら水洗化されています。
ドライヤー・綿棒・ティッシュが無料なのが泣かせます。
静けさの中に何やら郷愁を感じる銭湯です。いかがでしょう。
追記(2012.7.10) 北海道公衆浴場業生活衛生同業組合のHPから消失していることに気付きました。廃業した可能性が高いものと思われます。次回の帰省の際に確認して報告します。 追記(2012.7.21) 2012.7.16に廃業を確認しました。 <参照> 旭川支部-旭川25 明和湯【廃業】 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/452/ |
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何とか本日中の報告になりましたが、旧電車通り※であった旭川市のメインストリートの1つである四条通りを旭川駅側から東方向に進んだ比較的古い住宅地にある「旭川支部-旭川13 豊岡湯(豊岡7条1丁目1-12)」を訪れました(最寄り駅はJR北海道の旭川4条駅(宗谷本線&石北本線)になります)。 ※旭川支部-旭川8 いこい湯をご参照下さい。 昔は市電の旭川追分駅の近くだったと思われます。 昭和レトロなフロント形式のコンパクトなビル型銭湯です。 下足用のスチールロッカーは10円を投入する形式です(返却式ではありません)。 フロント前の休憩スペースには、かなりの数のジグソーパズル、カレンダーで作った暖簾、何やら古いマッサージ機があります。 籐製の脱衣籠及び10円を投入する形式のロッカーが使われています(返却式ではありません)。 女湯には貫目表示の体重計があります。 浴室は横に広いタイプで古めのタイルのままです。 浴室中隔壁上部はガラスブロックで、男女浴室間のドア・・・は現地でご確認を・・・(ちょっと驚きます)。 フロントの後ろの小窓が浴室に直接通じています。 浴槽は奥配置で、内側からスチームサウナ(湿式)-無料ですが稼働していません-、水風呂、ジェット2基のある深風呂、壁からの湯口及びツルカメの11/2の水カランとあまり見かけない水カランを挟んでバイタル温泉(麦飯石/深風呂)となっています。 カランは、押し手が「六角形の内側に矢尻」ですが、かなり年季が入って不揃いです。内側3つ、内側奥1つ(シャワーも鏡もなし…スチームサウナのドアが当たる?)、内側手前4つ(中2つはシャワーの痕跡のみ&外側1つはシャワーも鏡もなし)、2つ&2つの島2つ(ここのみ斜め上配置の水あり)、外側3つ、外側手前2つ(シャワーも鏡もなし)の合計21です。 浴室奥には「ミッキーとミニーとドナルドとダンボの宇宙旅行(男湯)」と「ミッキーとミニーとドナルドとダンボとダルメシアンとアヒルなど(女湯)」の絵のアクリル板(縦1.5m×3m横程)があります。 側面に浴場用の文字の入った関西サイズの白いケロリンの湯桶(女湯は一部黄色)と緑のM字椅子が使われています。 「銭湯と同一経営のアパートの居住者は無料」との貼り紙があります。 不思議な郷愁を感じる銭湯です。いかがでしょう? |
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