さらに引き続き、帰省先の北海道旭川市からのリポートです。
何とか本日中の報告になりましたが、陸上自衛隊旭川駐屯地の西方で国道12号線のバイパスである旭川新道脇の住宅地の中という、旭川市の市街地の西端に位置する「旭川支部-旭川29 フタバゆ(春光7条5丁目2-22)」を訪れました。
創業年は不詳ですが、昭和42年建築の簡易な建築の小型銭湯で(金属製細円筒型煙突があります)、平成17年(2005年)に先代から常連客だった今の主人が受け継いだとのことです(その経緯にはドラマが!?…現地で後述の新聞記事をお読み下さい)。
比較的最近になって、番台形式からフロント形式への変更や浴室の改修などが行われた模様です。
玄関上方に屋号が2カ所書かれています。
玄関から男女別々の引き戸を開けて入ると共通のフロントがあり(ややオープン目の脱衣所なので逆からの出入りはご遠慮を・・・)、女湯側の下足箱は木製でアルミ製の鍵付きです。
番台だったところに置かれた薪ストーブに味があります。
脱衣所にもレトロ感が漂います。プラスチックの脱衣籠か鍵付きのスチールロッカーが使われています(女湯には籐製の籠も・・・)。
浴室はきれいに改修されていますが、随所のタイルに昔が偲ばれます。天井はすり鉢状で、中央に木製の梁などが見える透明プラスチック製波形建材の湯気抜き兼明かり取りがあります。古めかしいスピーカーから有線放送(演歌)が流れています。
改修により浴槽も昔のタイルと新しいタイルが混在しています。内側奥配置の元の浴槽の内側半分が手前側に延長されてバイブラのある深浴槽となっており、外側半分はジェットのある深浴槽になっています(女湯は内側半分がバイブラのある深浴槽で外側半分はジェットのある深浅2段の浴槽・・・一応はぬるい湯)。外側奥には4人用の熱気浴室(湿式サウナ)、外側手前にはステンレス製の家庭風呂を使用した水風呂があります。
カランは押し手が新旧入り混じった宝で(2つのみ逆三角形)、内側3つ(水の名残あり/奥の1つは浴槽の改修のため撤去)、2つ(奥の1つは浴槽の改修のため撤去)&3つの島、外側5つの合計13です。固定シャワーは歴史を表して不揃いですが、新調した鏡の下部の広告が現役です(税理士事務所・カレー店・クリーニング店)。
中隔壁の一部はガラスブロック壁です。
縦4枚×横6枚と小さいながらも「美保の松原からの富士(男湯)」「5匹の鯉(女湯)」の大判タイル絵があります。
関東タイプの黄色のケロリンの湯桶と一部緑のM字椅子が使われています。
男性トイレはちょっとレトロですが、女性トイレは簡易水洗になっています。
女性側には懐かしいマッサージ機もあります。
北海道公衆浴場業環境衛生同業組合によるお願い文が、日本語・英語に加えて中国語さらにはロシア語併記になっているのにもご注目!
もちろん燃料費節約の意味もありますが頑固に廃材で沸かしているようで、改修の多くもご主人自ら行い、「高齢者の無料送迎(火・木・土曜日)」「朝風呂(日曜日)」「ビール園(夏の2日間のみ)」といった地域密着型の営業努力をされておられるようです(小さく区切られた喫煙所に貼られた幾つかの新聞記事による)。
何だか応援したくなる銭湯です。ご家族揃ってお車でお越し下さい。
追記
思わぬ戦利品・・・については別記事で!
[9回]
PR