例によって既に昨日になりましたが、引き続きゴールデン・ウィークの帰省による北海道旭川市からのリポートです。
旭川市との合併前は
旧永山町の中心街だった旧市街にある「旭川支部-旭川15 豊栄湯(永山2条21丁目3-14)」を訪れました。
1963年(昭和38年)創業の昭和後期に建て直された?コンクリート造りの銭湯です。
2階は銭湯の余熱を利用した床暖房のアパートで(入居者は銭湯が無料)、1階手前側は貸しテナント、地下が駐車場と物置になっており、外廊下のアパート入口と地下駐車場からの出口の奥に銭湯の入口があります。
廃油を使用しており、後部に金属製細円筒形煙突があります。
フロントの前の休憩スペースの北海道公衆浴場業環境衛生同業組合によるお願い文が、日本語・英語に加えて中国語さらにはロシア語併記になっているのにもご注目!
脱衣所にはぶら下がり健康器と機械式室内ランニングマシーンがあり、木製の脱衣棚と鍵付きのスチールロッカーが使われています。ヤマト産商株式会社製のマッサージ機が現役です(男湯は赤・女湯は茶)。女湯にはお釜型ドライヤーと下部に鍵付きロッカーのある3連式おむつ交換台もあります。
入口が自動ドアの横長の浴室に、浴槽は横型奥配置で、外側からやや狭まる形で、薬湯(宝寿湯/温め)・バイブラ-(原文まま/手前にツルカメの11/2の水カランが「生えて」いる)-奥のパイプでつながっている-超音波(ジェット2基)・水風呂となっており、最内側の湿式サウナは無料です。
押し手が宝で、内側3つ、島4つ&4つ、外側5つのカランは湯のみで水がなく、固定シャワーと鏡はありますが道具置き場がありません。
側面に
北海道浴場組合と書かれた白いケロリンの湯桶が使われています。
浴室中隔壁上部や浴室と脱衣所及びフロント&休憩スペース間の壁上部に、医院・歯科医院・薬局・寿司屋・クリーニング・墓石に加えてジンギスカンの電気広告が現役で存在し、何やら不思議な道北の昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。
国道39号沿いで駐車場があり、JR北海道宗谷本線永山駅から歩いてもすぐです。道北旅行のついでにお立ち寄り下さいませ。
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