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【2025/08/14 07:28 】 |
柏3 力湯→【おそらく廃業】
kashiwa3-chikarayu.JPG例によって既に昨日になりましたが、千葉県佐倉市での仕事の帰りに、車で久し振りに『柏3 力湯(柏市光ヶ丘2丁目21-19)』を訪れました。

竣工が昭和32年(1957年)という歴史のある光ヶ丘団地の側の商店街に立地しますので、恐らく創業もその頃ではないでしょうか。

簡素な近代式日本建築のコンパクトな銭湯の正面をフロント形式に改造したもののようです(後ろに枠付きコンクリート製細円筒型煙突があります)。

玄関・フロント・休憩スペースは一体で下足ロッカーは木板鍵のものです。

きれいな木床の脱衣所には、脱衣ロッカーに加えて籐製の脱衣籠があり、貫目表示の体重計も現役です。女湯側との隔壁上部には地元の材木店の大きな広告があります。

浴槽は内側深風呂(麦飯石風呂=背面に麦飯石の入った格子状の湯口あり)と外側浅風呂(ジェット2基)の2槽式で、最外側がバイタル熱気浴室(湿式サウナ/無料)、その手前に立ちシャワーがあります。

カランは内側5つ、3つ&3つの島が2つのみです(それぞれ固定シャワーがあります)。

赤のサイドライン入りの黄色いケロリンの湯桶が使われています。

浴室中隔壁に「岸に洋館が建ち水面にヨットが浮かぶ湖から望む遠くの雪山」のスイス風?モザイクタイル絵があります。

特筆すべきは浴室外側のドアの外方にある「滝状の湯口付きの露天岩風呂」です(片屋根あり)。脱衣所外方の「手入れの行き届いた金魚のいる池のある立派な庭」を見下ろす形になっており、この庭は脱衣所側方の縁側に座っても眺めることもできます。

露天風呂に入って縁側から庭を見て夕涼み・・・と洒落込むのも一興です。

JR常磐線&東武野田線柏駅、JR常磐線南柏駅、東武野田線新柏駅や増尾駅といった鉄道の駅から歩くにはかなり遠く、柏駅から光ヶ丘団地行きのバスに乗るか、自家用車で行く必要がありますが(数台分の駐車場があります)、是非!

追記(2012.6.9)
おそらく廃業と思われます。

<参照>
柏3 力湯【おそらく廃業】
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/419/

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【2011/05/13 17:12 】 | 千葉県 | 有り難いご意見(0)
居酒屋でも銭湯~浅草 正ちゃん~

syochan.JPG何を隠そうレトロ銭湯を堪能した後は近くの同様にレトロな居酒屋で一杯・・・というのがもう一つのお楽しみなのですが、引き続いて偶然入った居酒屋で、さらなる「銭湯関連アイテム」を発見しました。

「居酒屋 正ちゃん(浅草2-7-13)」なのですが、壁に写真のようなパネルが飾ってあるのです。

作者はこの居酒屋の主人である高島文雄氏。

昭和23年生まれの同氏が浅草銭湯のこどもの頃の思い出について投稿した文章です。

当時小人12円で、銭湯は(本当はいけないのだが)こどもたちの格好の遊び場の1つだったとのこと。

現存する『曙湯(台東24/浅草4-17-1=千束)』と『蛇骨湯(台東35/浅草1-11-11=三栄町)』に加えて、既に廃業した『ライオン湯(雷門/入口に2頭のライオンが鎮座していた)』と『旭湯(松清町)』と『ガラス湯(柴崎町)』と『寿湯(柴崎町の合羽橋道具街寄り-台東9(2000年版)西浅草3-6-2?/浴槽の奥に大きな鯉の泳ぐ水槽がありこどもたちはなぜか金魚湯と呼んでいた)』について書かれています。

ご興味のある方、訪れてみてください。

因みにこの文章、1010のバックナンバーで見たような記憶があるんですが・・・。さて・・・(そのうち調査します)。

・・・というわけで、図らずも『銭湯三昧』の休日を過ごしたのでした。

追記(2011.11.29)
特別編集分を含めて全巻確認しましたが1010ではないようです。ご存じの方がおられましたらお教えください。

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【2011/05/09 01:43 】 | 銭湯あれこれ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
台東37 三筋湯

taito37-misujiyu.JPGそんな勢いで一昨日(書いているうちに0時を回ってしまいました)訪れたのは、『台東37 三筋湯(三筋2-13-2)』です。

銭湯お遍路195軒目です。

屋号の由来になった「ビル化が進む町工場街である三筋町」にあります。

二重千鳥破風の荘厳な宮造り銭湯で、玄関とその周囲の木造の外観(欄間など)や塀はほぼ昔のまま。庭から茂る木々もこの銭湯の歴史を静かに物語ります。

後部には金属製の枠付き細円筒型煙突があり(従来のコンクリート製ではありませんが全く違和感を感じません)、側面に回ると「温排水による上水加温装置(昔から銭湯はエコなんですねぇ)」が観察できます(実に興味深い)。

屋号が白く染め抜かれた茶色のオリジナル暖簾を潜って白系の格天井の玄関に入ると、正面の九谷焼三六角タイル絵(松と牡丹と菊につがいの孔雀)が出迎えます。下足ロッカーは鶴と亀の柄のある斜めの木札鍵を筆頭に、壊れたものは何種類かの木札鍵できちんと修繕してあります。

もちろん番台形式で白壁&白系の折上げ格天井&磨き込まれた木床の脱衣所には、これまた壊れたものは同様の鍵できちんと補った脱衣ロッカーがあり、雰囲気にマッチした木製のベンチもあります。手前から側面にかけて「鯉や金魚が100匹もいようかという大きな池のある岩がバックになった立派な庭(手入れも行き届いている/木製の縁側あり・・・そこを渡ると水洗化されたトイレ)」があり、脱衣所にも観葉植物や大量のネオンテトラの小水槽が上手に配置され、極めて気持ちのいい、いつまでも涼んでいたくなるような、実に居心地の良い空間が演出されています。

広い浴室はタイルやカランなどが改修され、天井はきれいに大橋ブルーで塗り直されています。

通常配置の浴槽は改修されており、江戸川区辺りの銭湯でよく見かける「区切り兼用の水パイプから直接の水カラン」のある深風呂(横向きの強力ジェット)浅風呂(ジェット2基&バイブラ)一体型です。外側手前に立ちシャワーが2基あります。

浴槽背面及び側面は庭同様の岩バックで、2つの滝と脇の1カ所が湯口になっています。

ペンキ絵は中島・田中組によるもので(ブログによれば2010.10.11の作)、男湯は何やらポップなスワン丸(白鳥型の船)まで登場する「湖から望む富士」、女湯は「江戸川上流?」のようです(ブログから判断)。

カランの配置は、内側6つ及び5つ&5つの島(いずれも鏡と固定シャワー付き)ですが、鏡もシャワーもない外側の4つに敢えて座ることをお勧めします。それは・・・正面が金魚の水槽・・・どころではなく「立派な庭の池の水中がそのまま目の前に!」という驚愕の造りだからです。これまた100匹はいようかという金魚たちとご対面と相成ります。こんな銭湯滅多にありませんぞ。

参考HP
銭湯ペンキ絵師見習い日記
http://mizu111.blog40.fc2.com/

黄色で無地のケロリン風の湯桶が使われています。

お遍路MAPには、写真のみで何らの宣伝文句はありませんが、豪華レトロと現代の調和が取れた見事な改修が行われた銭湯です。

「レトロ銭湯って汚いんじゃない?」というイメージをお持ちの方(決してそんなことはないんですが・・・)、入門編として最適です。

私見ですが、かの有名な「キング・オブ・銭湯」である『明神湯(大田50/南雪谷1-14-7)』にも引けを取らないと思います。

交通至便な立地にありますし、是非是非!

追記
同銭湯で入手した「たいとう生活MAP No.8(平成23年4月25日発行)」によれば、台東区内の銭湯は34軒となっております(東京都公衆浴場業生活衛生同業組合による廃業銭湯情報と矛盾はありません)。悲しいことに少しずつ減少を続けています。

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【2011/05/09 00:34 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
レトロ銭湯のジオラマ発見!!!
himitsukichi.jpg例によって既に昨日になりましたが、転居をチャンスに東武伊勢崎線の駅を起点として銭湯探訪をしてみようと、今回は始発駅の1つである東武浅草駅に降り立ってみました。

ついでに下町をぶらっと散策していると・・・ん?・・・。

店先に張られたレトロ調のポスターの中に、な・・・な・・・何と銭湯内部の情景が描かれているではありませんか!

何だろうとしげしげと読んでみると、「あほまろコレクション 参拾坪の秘密基地開設記念特別展 オープン記念は、下町・ジオラマの世界 懐かしの浅草絵葉書 そして、ハッピーマッチの世界 お楽しみください。(4月23日オープン)」と書かれています。

こりゃぁレトロ銭湯のジオラマが展示されているに違いありません。

会場は雷門から程近く(台東区雷門1丁目14番16号 黒澤ビル2階)、しかも『入館無料』です。

もう、行ってみるしかありません。

配布されている宣伝用葉書(写真/この上部にも銭湯内部の情景が描かれている)を手に向かってみました。

普通のビルの階段を上がった2階の小さな資料館に、たくさんの懐かしマッチなどに加えて種々のレトロな風景のジオラマが展示されており、やはりそこにはレトロ銭湯のジオラマがぁ・・・!

1.湯屋(竹の湯)・・・江戸時代後期
「桶細工師 三浦 宏(三浦玉舟)氏」の作品。「弓射る」の銭湯の看板、石榴口のある浴室、庶民の社交場であった2階といった江戸の銭湯(男女別)が圧倒的なディテールで再現されており、しかも入口や窓や後面さらには屋根が省略された後部の上方から、その内部も精巧な立体模型として観察できます。

2.明神湯・・・昭和33年の開業当時
かの有名な「叙情派ジオラマ作家 山本高樹氏」の作品。ペンキ絵とタイル絵は言わずと知れた「庶民文化探究家 町田忍氏」による。今も変わらず営業を続け「キング・オブ・銭湯」と称される明神湯(大田50/南雪谷1-14-7)の昭和33年の開業当時を忠実に再現したもの(実物の明神湯の脱衣所にはこのジオラマの写真が飾られています)。唐破風を冠した宮造りの外観は元より、庭や釜場、ペンキ絵やタイル絵や広告や料金表といった内部のディテールは圧倒的で、薪を切る主人、縁側で涼む男性、怒られるこどもと怒る年輩男性、入れ墨のある男、縁側で涼む美人?・・・など、登場する人々は今にも動き出しそうです(女湯ばかり覗かないように!)。製作者による幾つかのお遊びもあります(実物でご確認の程!)。〔残念ながらこんな文章では感動が伝えきれな~い!〕
背面の壁には、「銭湯背景画絵師 中島盛夫氏」による小型ペンキ絵(町田 忍氏所有/もしかすると背景画バスポスターの原画?)と「競細腰雪柳風呂(一惠齋芳幾画 江戸末期)」の複製も飾られています。

さらに奥には、廃業した銭湯(山㐂湯)にあったと思われる「大入りの額」も置かれています。

個人の著作物及び所有物のため敢えて写真は載せませんので、是非是非実際に足を運んでその目でご確認下さい。レトロ銭湯愛好家であれば涙を流さんこと請け合いです。社団法人 日本銭湯文化協会が主催する銭湯検定のまたとない勉強の機会にもなりましょう。

詳しくは公式HP(まだ制作途中とのこと)をご覧下さい。
http://ufo.jp/

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【2011/05/08 22:06 】 | 銭湯あれこれ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
菖蒲湯の日
『足立58 一の湯(神明1-1-3)』は玄関前に大人用の自転車がたくさん並んでいる地元の高齢者に愛された銭湯でしたが、小学生以下無料の菖蒲湯の日だったため小学校高学年の男の子の集団が来湯し、こども用の自転車も並んでいました。

銭湯は初めてのようで、「タオルは取って入るんだよな」「どこ(のカラン)を使っていいんだ?」「熱くないか?」といった会話が飛び交い、浴室から脱衣所に出るところでは「濡れた体のままバスタオルをとりにロッカーまで行っていいのかな?」と悩んでいました。

高齢者が誰となく助け船を出し、「今日はこどもの日だから大目に見ようや」と寛大な扱いをされていました。

こどもにとっても良い経験、高齢者にとっても貴重な経験になったことでしょう。

菖蒲湯・・・なかなかの企画と感動しました。

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【2011/05/06 20:09 】 | 銭湯あれこれ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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