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東京銭湯ナイトVol.8 「関東の渋銭湯」&「韓国の銭湯」 http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/tokyo1010/ ・・・に潜入?してきてしまいました。 案内されたのは驚きのかぶりつきほぼ正面席! 出演者のご了解を取っていませんので人物抜きの舞台写真でご容赦を! 詳細は主催者側のご報告にお任せしますが(そのため細部は伏します)、第1部は例によって、町田忍氏、下北沢つかさ氏、ナカムラ氏(風呂屋の煙突)、抜井諒一氏などによる私にも縁の深い千葉(全軒制覇してご紹介しました・・・当時はネット上にまとまったサイトがありませんでした)や埼玉(現時点で半分以上巡りました)を含めた関東の渋~い銭湯のご紹介(廃業銭湯が多いのが実に残念・・・)。 休憩を挟んでの第2部はセミプロ遊興亭福し満氏の落語「湯屋番」(私は落語ファンでもありますが銭湯フリーク用のアレンジは初めて聞きます!)、続いてmasami氏(乙女湯のたしなみ)による韓国銭湯事情+下北沢つかさ氏の隠し球(敢えて書きません!/海外突撃旅行好きの私から見ても結構アブナイ橋を渡ってますねぇ・・・)、そしてオプティオ和田氏(東京レトロを行く)による「銭湯マニアック」(内容は敢えて書きません!)・・・というなかなか興味深いお話(結構笑わせていただきました)。 そして最後は「ミニ銭湯ペンキ絵オークション」(熱いなぁ!)でした。 いつの間にやらこの業界?に染まってきたなぁ・・・と改めて病気?を自覚すると同時に、「マニアのための銭湯」だけでもダメなんだよなぁ・・・としみじみ感じた次第です。 もちろん私はレトロな銭湯が大好きですが、さらには、(女性)アイドル、鉄道、海外旅行・・・などなど様々なもののヲタ?ですが(腐妻による評価)、でも・・・やっぱりヲタ好みなだけじゃ長続きしないんですよね。 今後も「銭湯マニアではない人」が「行ってみようか」と思うような銭湯紹介を心がけようと思います。 では、引き続き宜しくお願いします。 PR |
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※実際には「全ての未訪問銭湯が日曜定休」であることを忘れて行ってしまった芦別市から、急遽、計画変更して向かいました。30km程ありますが、30分足らずで到着します(首都圏ではできない早業ですね!)。 (正式に記録を始めてから、)北海道39軒目になります。 JR北海道函館本線滝川駅の東北東方900m程、札幌方面からは国道12号線(中央国道)から明神町1丁目交差点で右折(東方向)して国道38号線(芦別国道)に入り(ショートカットも可能です)、すぐ左手の市役所を過ぎて間もなくの路地を左折(北進)した同市中心街に建つビル型銭湯です。前にベンチが置かれた脇の玄関から上がった2階はご自宅のようで、洒落た屋根に銭湯マークと屋号が書かれています。「天然温泉 日の出湯」と書かれた電気看板も立っています。 入口にかかる暖簾が女湯用!なのにニヤリとしながら入ると、玄関にはスチール製の下足ロッカー(鍵は使用せず)があり、さらに自動ドアの奧が見下ろすほどの高さのあるフロントと休憩スペースで、券売機が使われています。 シンプルな脱衣所はビニールレザーやゴザ敷きで、鍵付きスチールロッカーに加えて籐製の丸籠(中央にオリジナルの木製置き棚)が使われています。中隔壁に建設会社から贈られた大鏡があり、ぶら下がり健康器があります。掲示された温泉分析書の泉温の採取時気温が『-4.4℃』というのが実に北の銭湯らしいです。テルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」も貼られています。トイレは立派な水洗です。 浴室は乳白色のプラスチック建材によるやや中央奧に寄せた天井で、奧側が高い湯気抜きになっており、壁タイルは薄黄緑、浴槽背面がヨットの柄が配された青系縦長方形タイル(滝川浴場組合&北海道公衆浴場業組合の2人の子どものイラスト入り「浴槽にタオルを入れないこと」注意書きが貼られています)になっています。中隔壁手前に業務用のドアがあります。 浴槽は内側奥配置に内側から、「宝寿湯」と「温浴素じっこう」を混合した漢方薬湯(内側奧角に三角形の流れ落ちる湯口あり)、背面にジェット2基のある超音波風呂、電気風呂(大きい!/内側奧角に三角形の流れ落ちる湯口があるが出ていない)が1(縦長方形):2(ほぼ正方形):1(縦長方形)のサイズで並んでいます。それぞれの水カランが八角形のハンドル(バルブ)、Waguriの球形の押し手、普通より大きい宝の押し手・・・とバラバラなのも味があります。さらに奧にカルストーン頭低温乾気足熱式サウナ(無料/道産品のようです)があり、その入口ドアに続く外側に小さな水風呂が配置され(外側奧角に三角形の流れ落ちる水口があるが出ていない)、サウナと水風呂の間のシャワーの名残の下の水カランに接続したロングノーズシャワーで水が供給されています。 水風呂が地下水、それ以外の浴槽やカランやシャワーの湯は全て温泉水(中性低張性冷鉱泉/加温しています)が使われています。 カランは固定シャワー付きの逆三角形の押し手で(水はなく湯のみ)、内側7つ、6つ(手前から2つめが超長ロングシャワー!)&6つ(奧から2つめが同じく超長ロングシャワー!)の島、外側6つ(+手前に固定シャワーのみのカランなしが1つ)の配置です。時折、黒っぽいものが混じることがありますが、温泉成分ですのでご心配には及びません。 関西サイズの黄色ケロリンの湯桶に加え緑のM字椅子も幾つか使われています。 ちょうど大相撲9月場所千秋楽、大関「日馬富士」の全勝優勝と綱取りを賭けた横綱「白鵬」との結びの大一番でしたので、女将さんの「見てからゆっくり入りなさい」とのご指導?により、居合わせた入浴客全員での観戦となったのでした。 そんな、女将さんや常連客の会話の弾む、実にローカルな銭湯です。 同市の名物であるタレ漬け込みタイプのジンギスカン、 松尾ジンギスカン滝川本店 http://www.2989.net/ ・・・がすぐそばですので(南方300m程)、北海道ドライブor ツーリング旅行の際に車orバイクでお立ち寄りいただき、「銭湯&ジンギスカン(お持ち帰りもできます)」という北海道の王道コースを是非ご堪能ください(駐車場は十分にあります+路上駐車も可能です)。 なお、月曜日が定休、13:30~22:00の営業となっています。首都圏より早く開いて早く閉まりますのでご注意の程・・・。 |
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http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/360/ ・・・で報告した「荒川39 又六湯(南千住6-51-19)」ですが、2009.9.4に訪問していたことを失念していましたので(記録を整理していて判明しました/銭湯お遍路53軒目でした)、以下のように訂正させていただきます。 当時はこのようなブログを主宰するとは考えておらず、技術も未熟で、さらに日没後の訪問のため、あまりよい写真が残っておりません。ご容赦の程・・・(画質調整して掲載します)。 南千住駅の西北西500m程の日光街道(国道4号線)からちょっと西側に入った下町に建っていました。平成22(2010)年6月18日をもって廃業しました。懸魚付きの千鳥破風を冠した伝統的な宮造り銭湯で(終戦直後の昭和27年建築)、高い煙突も聳えていました。もちろん番台形式で、それなりの改修はありましたが、脱衣所は中白の折上げ格天井&船底天井の拡張部付きで、内部の建具や各種のアイテムも大いに昔の趣を留めていました。故早川利光氏による、浴室中央に赤富士が聳える立派なペンキ絵(富士川(男湯)と西伊豆(女湯):平成15年6月22日 画)がありました。浴室中隔壁には「水車付きの民家のある湖畔から望む富士(男湯)」と「白鳥(女湯)」のモザイクタイル絵もありました。下町の銭湯らしくあつ湯でした。既に痕跡はなく分譲住宅になっていました。なお、名銭湯だったことを反映して、ネットは多数の記載で溢れています。 改めて、在りし日の銭湯を想いつつ、合掌! |
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引き続き、すっかりアップがずれ込んでおりますが・・・。
大田57 あやめ風呂 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/494/ ・・・の訪問のついでに確認した周辺の廃業銭湯の現況です。 ☆大田56 第二弁天湯(大森北3-22-13) 京浜急行平和島駅の北北西方500m程の昔ながらの住宅地の中にありましたが、2008.9.30をもって建物・設備の老朽化(廃業直前は改修もままならなかったよう・・・)と後継者問題のため50年の歴史を静かに閉じました。ネットに散在する情報などを総合すると、昭和31年か32年建築の千鳥破風を冠した平入り形式の宮造り銭湯の正面フロント改造版で、後部に屋号入りのコンクリート製円筒型煙突が聳え、中間の白い部分に楕円形の通気口?のある特徴的な木調折上げ格天井の脱衣所、そしてその手前壁に和装の美人画(4人)、浴室の鏡が珍しいハート型!・・・という非常に広い銭湯だったようです。既に痕跡はなく、建て売り分譲住宅になっていました。 「1010 67 2004 / APRIL 東京銭湯 ちょいとひとっ風呂 P.46」も参照ください(東京都公衆浴場業生活衛生同業組合のHPでオンライン版も読めます)。 往時の賑わいに想いを馳せつつ、合掌! |
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