忍者ブログ
  • 2024.03
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 2024.05
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/04/20 09:50 】 |
滝川支部-滝川4 天然温泉 日の出湯
takikawa4-hinodeyu.JPG2012.9.23、例によって帰省のついでにちょいと車で足を伸ばして(・・・といっても片道50km以上ありますが・・・※)、開拓や近隣の石炭産業に関連する物資輸送の要衝として発展した滝川市に残る2軒の銭湯のうちの1軒(近年まで5軒はあったようです)「滝川支部-滝川4 天然温泉 日の出湯(滝川市大町1丁目5-23)」を訪れました。

※実際には「全ての未訪問銭湯が日曜定休」であることを忘れて行ってしまった芦別市から、急遽、計画変更して向かいました。30km程ありますが、30分足らずで到着します(首都圏ではできない早業ですね!)。

(正式に記録を始めてから、)北海道39軒目になります。

JR北海道函館本線滝川駅の東北東方900m程、札幌方面からは国道12号線(中央国道)から明神町1丁目交差点で右折(東方向)して国道38号線(芦別国道)に入り(ショートカットも可能です)、すぐ左手の市役所を過ぎて間もなくの路地を左折(北進)した同市中心街に建つビル型銭湯です。前にベンチが置かれた脇の玄関から上がった2階はご自宅のようで、洒落た屋根に銭湯マークと屋号が書かれています。「天然温泉 日の出湯」と書かれた電気看板も立っています。

入口にかかる暖簾が女湯用!なのにニヤリとしながら入ると、玄関にはスチール製の下足ロッカー(鍵は使用せず)があり、さらに自動ドアの奧が見下ろすほどの高さのあるフロントと休憩スペースで、券売機が使われています。

シンプルな脱衣所はビニールレザーやゴザ敷きで、鍵付きスチールロッカーに加えて籐製の丸籠(中央にオリジナルの木製置き棚)が使われています。中隔壁に建設会社から贈られた大鏡があり、ぶら下がり健康器があります。掲示された温泉分析書の泉温の採取時気温が『-4.4℃』というのが実に北の銭湯らしいです。テルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」も貼られています。トイレは立派な水洗です。

浴室は乳白色のプラスチック建材によるやや中央奧に寄せた天井で、奧側が高い湯気抜きになっており、壁タイルは薄黄緑、浴槽背面がヨットの柄が配された青系縦長方形タイル(滝川浴場組合&北海道公衆浴場業組合の2人の子どものイラスト入り「浴槽にタオルを入れないこと」注意書きが貼られています)になっています。中隔壁手前に業務用のドアがあります。

浴槽は内側奥配置に内側から、「宝寿湯」と「温浴素じっこう」を混合した漢方薬湯(内側奧角に三角形の流れ落ちる湯口あり)、背面にジェット2基のある超音波風呂、電気風呂(大きい!/内側奧角に三角形の流れ落ちる湯口があるが出ていない)が1(縦長方形):2(ほぼ正方形):1(縦長方形)のサイズで並んでいます。それぞれの水カランが八角形のハンドル(バルブ)、Waguriの球形の押し手、普通より大きい宝の押し手・・・とバラバラなのも味があります。さらに奧にカルストーン頭低温乾気足熱式サウナ(無料/道産品のようです)があり、その入口ドアに続く外側に小さな水風呂が配置され(外側奧角に三角形の流れ落ちる水口があるが出ていない)、サウナと水風呂の間のシャワーの名残の下の水カランに接続したロングノーズシャワーで水が供給されています。

水風呂が地下水、それ以外の浴槽やカランやシャワーの湯は全て温泉水(中性低張性冷鉱泉/加温しています)が使われています。

カランは固定シャワー付きの逆三角形の押し手で(水はなく湯のみ)、内側7つ、6つ(手前から2つめが超長ロングシャワー!)&6つ(奧から2つめが同じく超長ロングシャワー!)の島、外側6つ(+手前に固定シャワーのみのカランなしが1つ)の配置です。時折、黒っぽいものが混じることがありますが、温泉成分ですのでご心配には及びません。

関西サイズの黄色ケロリンの湯桶に加え緑のM字椅子も幾つか使われています。

ちょうど大相撲9月場所千秋楽、大関「日馬富士」の全勝優勝と綱取りを賭けた横綱「白鵬」との結びの大一番でしたので、女将さんの「見てからゆっくり入りなさい」とのご指導?により、居合わせた入浴客全員での観戦となったのでした。

そんな、女将さんや常連客の会話の弾む、実にローカルな銭湯です。

同市の名物であるタレ漬け込みタイプのジンギスカン、

松尾ジンギスカン滝川本店
http://www.2989.net/

・・・がすぐそばですので(南方300m程)、北海道ドライブor ツーリング旅行の際に車orバイクでお立ち寄りいただき、「銭湯&ジンギスカン(お持ち帰りもできます)」という北海道の王道コースを是非ご堪能ください(駐車場は十分にあります+路上駐車も可能です)。

なお、月曜日が定休、13:30~22:00の営業となっています。首都圏より早く開いて早く閉まりますのでご注意の程・・・。

拍手[4回]

PR
【2012/10/07 14:03 】 | 北海道 | 有り難いご意見(0)
<<東京銭湯ナイトVol.8 「関東の渋銭湯」&「韓国の銭湯」 | ホーム | 荒川39 又六湯【廃業】>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>