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*「墨田15 薬師湯(向島3-46-10)」と「墨田29 泉湯(業平3-9-1)」(どちらも訪問済)に次いで3番目に近いと思われます。 銭湯お遍路171軒目です。 仲通りの庶民的な商店街の中にある比較的新しいビル型銭湯で(フロント形式/2&3階は自宅とアパート?)、屋号入りの緑の日除けと電気看板が目立ちます。入口の暖簾は「墨田区ニコニコ入浴の日」のものです。 浴槽は内側縦型配置で、日替り薬湯(どくだみの湯でした)、深風呂・セラミック風呂(セラミックタイルがある/ここのみ高温で他は中温)、ショルダー風呂、座風呂、気泡風呂(湯口あり)、森林浴・ミスト風呂(区切られている/セラミックタイルあり/湯口あり/気泡風呂と湯が交通)があり、外側に遠赤外線サウナ(別料金)と小さめの水風呂及び飲料水と立ちシャワー2基があります。 カランは、奥6つと外側4つに加え、正6角柱の島(当然にカランは6つ)が2つあり、扇子マーク付きのものが使われています(江東11 富山湯(亀戸6-49-14)と同じ!)。 湯桶は丈夫そうな緑色のプラスチック製です。 森林浴・ミスト風呂を含めて全ての浴槽の背面は茶色の岩飾りになっており、深風呂・セラミック風呂の背面には「新潟民謡 弥彦山唄&朱鷺」の大型銭湯背景画ポスター※があります(墨田2 みまつ湯(墨田4-9-12)にもありました)。 ※銭湯ダンナ-ズ(平成15年に世田谷区内の銭湯経営者7人で結成した民謡愛好グループ)による非売品(画:中島盛夫氏)で弥彦山唄もオリジナル。同じくオリジナルの銭湯音頭にもご注目。 HP http://www2.ocn.ne.jp/~danners/ 動画 http://www.youtube.com/user/isamu4980#g/u 足用フットマッサージ機と肩&背中用ハンドマッサージ機及び超音波式メガネクリーナーは無料です。 休憩スペースには「煙突に桜湯と書かれた銭湯のミニチュア(トミーテック 建物コレクション)」などもあります。 墨田区ニコニコ入浴の日であったこともありましょうが、多くのお客で賑わっていました。 付近のディープな居酒屋での一杯も最高です(常連さんに気に入られるといわゆるハシゴ酒に発展しますのでお覚悟を!)。 東京スカイツリー見物がてらでも、是非お越し下さいませ。 追記 警視庁特命係(係長)の杉下右京警部〔相棒より〕ではありませんが、私としたことが迂闊でした。何となく立ち寄ったのですが、1010の連載「風呂屋のオヤジのフロント日記」などでお馴染みの星野 剛氏が経営する銭湯ではあ~りませんか。もちろん、そっとご尊顔を拝し奉らせていただきましたし、他の従業員(・・・と一応ぼかしておきます)による氏のご評価もお聞かせいただきました。内容は・・・ナイショです。 PR |
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銭湯お遍路170軒目です。 京成高砂駅方面から伸びる「東用水せせらぎ通り」のほぼ南端(区界を越えると鹿本通りになる)に面して建っています(周辺の区界は複雑で、すぐ隣は江戸川区です)。周辺は元々水田だったのでしょう。 昭和45年の創業・建築で、木造・モルタルの「どこか洋風なテイストの漂う茶色の建物」です。玄関の周囲と浴室側面の一部にはガラスブロック壁(無色・青色・黄色のランダム)があります。温泉マークと屋号入り円筒形コンクリート製煙突と側面が駐車場などから観察できます。 薪で沸かしているようです。 驚きの1つめは、蒲鉾天井の中央にある湯気抜きで、横長の8角形という珍しい形をしています(飾りの付いた屋根が外から観察できます)。私が知る範囲では、千葉県の「松戸7 ニューだるま温泉(松戸市栄町4丁目222)」にしか同様のものはありません。 驚きの2つめは浴槽です。東京では珍しい関西風の中央縦配置です。私が知る限り、東京では「荒川27 雲翠泉(東日暮里3-16-4)」と昨年11月21日を最後に廃業した「台東2 初音湯(谷中3-10-3)-残念ながら解体済」など数える程しかありません。楕円形で、奥側1/3は熱めの深風呂(立ち上げたパイプからのシンプルな1本ジェットあり)、手前側2/3は温めの浅風呂(バブルあり)です。連続した構造で日替り薬湯になっています(バスフレンド ジャスミンでした)。 驚きの3つめは、浴槽の中隔壁にあるエメラルドグリーンの象の像です(洒落ではない/結構大きい)。浅風呂側の湯口が象の鼻先近くにありますので、まるで象が湯を吹いているように見えます。「象さんのお風呂(湯)」として地元、特にこどもたちに人気の銭湯とのことです。 背面一面のモザイクタイル絵があり、男湯はスイス風(岸に洋館があり帆船の浮かぶ湖から望む山々)、女湯はオランダ風(水車小屋と小橋・・・なぜ後方に山々が!?*)です。 *オランダ最高峰は「三国(オランダとドイツとベルギー)国境地点(ドリーランデンプント(Drielandenpunt)」でもある「ファールスの丘 Vaalserberg」の標高322.5mですので・・・。 参考:オランダ政府観光局 http://www.holland.or.jp/nbtc/HG_Maastricht-kinkou-vaals.html 側面に赤字で屋号の入ったオリジナルのケロリンタイプ湯桶も使用されています。 当然ながら番台形式の脱衣所は、凝った縁の装飾の船底天井(玄関も準じた天井)&白壁で木の床はきれいに磨き込まれています。 お持ちの方は「1010 85の東京銭湯 ちょいとひとっぷろ(34-35頁)」もご参照下さい。 なかなか興味深い銭湯ですよ~。 外観の写真を撮っていると、通りがかりのお婆さんに「象がいる素敵なお風呂屋さんなのよ」と説明を受けました。住民に愛されている銭湯なんですね。 追記 同じく通りがかりのお婆さんに「このあたりの銭湯は次々に廃業しちゃって・・・。もうここしか残ってないの・・・。遠くて大変だけど一所懸命歩いてくるのよ。」と言われました。車で動けないお年寄りのためにも、それぞれの地元の銭湯が営業を続けてほしいものです。なお、廃業した「葛飾55 梅の湯(細田4-10-1)」はアパートになり、同「葛飾56 竜の湯(高砂2-27-17)」と「葛飾57 春日湯(高砂3-6-9)」は空地になっていました。 |
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銭湯お遍路169軒目です。 南口から伸びる往時の賑わいそのままの「昭和通り商店街」の途中から南に向かう道を抜けた千葉街道沿いにあります。 二重千鳥破風を冠した豪奢な東京銭湯の正面改造型ですが(懸魚も立派/細い枠付き円筒形煙突と側面が駐車場から観察できます)、玄関の奥が休憩所のように、脱衣所への戸が自動ドアになっているものの、中は昔の形式のままです(もちろん番台形式)。 玄関の暖簾は屋号と家紋?の入ったオリジナルです。 浴槽は改装されており、外側逆L字配置で、座風呂・ボディーマッサージ・沸き出し口(ジェット)とバブル付きの浅浴槽・沸き出し口(下から沸き上がる)と岩入りの湯口のあるやや高温の浅浴槽・日替り薬湯(ラベンダー&カモミールでした)があり、内側と外側手前に立ちシャワー3基もあります。 底面に緑の字で屋号の入ったオリジナルケロリンタイプ湯桶が使われています(なぜか緑のM字型椅子が1つだけ)。 脱衣所はきれいな木調の折上げ格天井&白壁で木の床はきれいに磨き込まれています。入浴心得の下や角の監視ミラーの上にはローカル広告(寿司屋・中華料理屋・仕出し屋・病院)があり、赤富士?の絵も飾られています。 勿体を付けて最後に書きますが、何と言っても素晴らしいのはペンキ絵です。 中島盛夫氏&田中みずき氏による「石川県 見附島(平成22年11月8日)」ですが(銘あり)、驚くほどに低い位置から書かれているのです。 手を伸ばせば届くどころか(・・・といっても決して触ってはなりません!)、ちょっと背の高い方であれば、文字通り眼前に見附島がぁ~~~!!! 近づいてタッチを細かく観察するもよし、外側手前の薬湯からゆっくり眺めるのもまたよし。結果として上方が広い空になっていることもあり、まるで海岸の露天風呂にいるような感覚が味わえます。 女湯側にある中島盛夫氏入魂?の珍しい「日本画風の白い富士」も垣間見ることができます。 書き換え前の故早川利光氏の驚きのペンキ絵のことを含めて、 銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ ・・・をご参照下さい。 銭湯ペンキ絵愛好家(ペンキ絵銭ちゃん=ペン銭・・・とでも命名しましょうか?)には外せない銭湯の1つです。是非是非!! |
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銭湯お遍路168軒目です。 簡易な造りの外観の東京形式銭湯で(裏に細い円筒形枠付き煙突)、玄関左右の「ゆ」が遠くからも目立ち、同じく玄関左右のレインボーカラーガラスブロック壁が昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。入口の暖簾は城東浴場防災研究会のオリジナルです。 浴槽は改修された2槽式で、深浴槽はバブル付き日替り薬湯(温浴素じっこうでした)、浅浴槽には座風呂2基と岩入りの湯口があります。内側手前に立ちシャワー、外側奥の浴槽手前には小さな踏み石ゾーンもあります。 浴室は、タイルは改修されていますが(女性柄のタイルも・・・)、釜場への戸は木製で、カランは扇子マーク付き、押し手は古いタイプのハンドル型、ケロリンの湯桶が使われています。 「川が流れる桜咲く山麓からの富士」のペンキ絵は(女湯は見附島とか・・・)、銘はありませんが、平成21年3月21日の中島盛夫氏&田中みずき氏によるものです(平成15年11月8日、平成20年9月20日と、積極的に描き直されているようです)。 参照:銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ 浴室中隔壁には、帆船の浮かぶ海に囲まれた島から望む山(瀬戸内海?)のモザイクタイル絵もあります。 古い木の床の脱衣所は壁や柱なども古いままです。特に浴室入口付近のタイルが昔を偲ばせます。 元は番台形式だったのではないかと思いますが、通常の番台の向かい側に、玄関の方を向いた低い受付があります(男女の脱衣所はきちんと分かれていますのでフロントとは言えないのかも知れません)。 低い!ぶら下がり健康器があり、なぜか体重計には「あずま湯」の文字が・・・!? 結構お客は多く、地元に愛された銭湯のようです。 亀戸駅周辺の昔からの飲み屋で一杯・・・もオツでしょう。 どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。 追記 東武亀戸線亀戸水神駅近くにあった「江東10 末広湯(亀戸8-1-6)」は完全に消滅し、住宅と空地になっていました。 |
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銭湯お遍路167軒目です。 南口から伸びる往時の賑わいそのままの「昭和通り商店街」を抜けた千葉街道と柴又街道の交差点付近にあります。 銭湯愛好家(銭ちゃん?)のみならず鉄道ファン(鉄ちゃん)にも非常に有名な銭湯です。 湯あがり鉄道健康行き 友の湯(公式HP) http://tomonoyu.com/ 江戸川区浴場組合 http://www.1010.or.jp/~edogawa/sub6.html 江戸川区時間 http://www.edogawa-jikan.com/request/area/shop_detail/580 (他にも公式・非公式合わせてインターネット上の掲載多数) 簡略な東京銭湯の正面フロント改造型で(平成5年11月改修/屋号入りコンクリート製円筒形煙突)、入口上部をGゲージの鉄道模型が往復し(背景もオリジナル)、この銭湯の特徴である「軟水風呂」と「鉄道パノラマホール」が電光掲示板を含めてアピールされています。 もちろん休憩所は、9畳分(ジオラマに1000万円&車両に1000万円かかったとか・・・貼ってあった雑誌記事より)という鉄道博物館をも思わせるHOゲージ大型鉄道パノラマ模型(TVモニターシステム完備)を始めとして、Oゲージのジオラマ(恋和駅とともにとものゆもあり)、懐かしい蒸気機関車のモノクロ写真や各種新幹線のカラー写真など、鉄道関係グッズが溢れています。 軟水(昭和60年に銭湯で最初に導入したとのこと・・・元祖軟水風呂!)を使用した改装された浴槽は、奥がエアーバス&ジェットエステバス(前方に△に突出)・ヘルツバス(電気風呂)・滝湯・リラックスバス(寝風呂)2基、内側手前に打たせ湯(&立ちシャワー)・熱気浴(湿式サウナ/別料金)・立ちシャワー、外側手前にコールドバス(水風呂/リスが乗った枝の水口※)の8つの風呂が充実。 ※新宿32 第三玉の(乃)湯と同じ ペンキ絵ではなくメルヘン調のプリント(森の音楽隊)。 何やらポップなカラータイル。 オリジナル「軟水風呂 とものゆ」ケロリンタイプ湯桶使用。 脱衣所は棹縁天井(3枚羽根の天井扇あり)、木壁、木床です。 一度は・・・いや何度も来る価値のある銭湯です。商店街には「帰りに一杯」に向いた渋いお店もあります。是非! |
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