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またまた、千葉市から最も近い東京の駅?であるJR総武線小岩駅近くの「江戸川34 鷹の湯(南小岩7-40-28)」のリポートです(今回は何とか同日中に報告できました)。
銭湯お遍路169軒目です。 南口から伸びる往時の賑わいそのままの「昭和通り商店街」の途中から南に向かう道を抜けた千葉街道沿いにあります。 二重千鳥破風を冠した豪奢な東京銭湯の正面改造型ですが(懸魚も立派/細い枠付き円筒形煙突と側面が駐車場から観察できます)、玄関の奥が休憩所のように、脱衣所への戸が自動ドアになっているものの、中は昔の形式のままです(もちろん番台形式)。 玄関の暖簾は屋号と家紋?の入ったオリジナルです。 浴槽は改装されており、外側逆L字配置で、座風呂・ボディーマッサージ・沸き出し口(ジェット)とバブル付きの浅浴槽・沸き出し口(下から沸き上がる)と岩入りの湯口のあるやや高温の浅浴槽・日替り薬湯(ラベンダー&カモミールでした)があり、内側と外側手前に立ちシャワー3基もあります。 底面に緑の字で屋号の入ったオリジナルケロリンタイプ湯桶が使われています(なぜか緑のM字型椅子が1つだけ)。 脱衣所はきれいな木調の折上げ格天井&白壁で木の床はきれいに磨き込まれています。入浴心得の下や角の監視ミラーの上にはローカル広告(寿司屋・中華料理屋・仕出し屋・病院)があり、赤富士?の絵も飾られています。 勿体を付けて最後に書きますが、何と言っても素晴らしいのはペンキ絵です。 中島盛夫氏&田中みずき氏による「石川県 見附島(平成22年11月8日)」ですが(銘あり)、驚くほどに低い位置から書かれているのです。 手を伸ばせば届くどころか(・・・といっても決して触ってはなりません!)、ちょっと背の高い方であれば、文字通り眼前に見附島がぁ~~~!!! 近づいてタッチを細かく観察するもよし、外側手前の薬湯からゆっくり眺めるのもまたよし。結果として上方が広い空になっていることもあり、まるで海岸の露天風呂にいるような感覚が味わえます。 女湯側にある中島盛夫氏入魂?の珍しい「日本画風の白い富士」も垣間見ることができます。 書き換え前の故早川利光氏の驚きのペンキ絵のことを含めて、 銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ ・・・をご参照下さい。 銭湯ペンキ絵愛好家(ペンキ絵銭ちゃん=ペン銭・・・とでも命名しましょうか?)には外せない銭湯の1つです。是非是非!! PR |
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