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【2025/08/19 03:11 】 |
茂原1 桜(櫻)湯
mobara1-sakurayu4.JPG昨日、久し振りに、千葉県の個人的お勧めレトロ銭湯の1つである「茂原1 桜(櫻)湯(茂原市茂原461)」を訪れました。

同名のHP
http://sentotanbonin.iiyudana.net/

JR外房線茂原駅からやや歩いた「国道128号線沿いの旧市街の路地裏(千葉銀行茂原支店の近く)」にある超小型銭湯です。

写真は明るいときのものです(HPの写真はやや暗くなって古めかしい電気看板に灯りがついたときのものです-差し替えました)。

少なくとも昭和初期頃のものと思われる「控えめながら千鳥破風(すぐ下に青字で屋号が書かれている)を冠した木造平入り建築の外観」は健在です(2階は何だろう・・・)。

オリジナルの屋号入り暖簾をくぐり、中央にグリーン系の模様タイルがある小さな土間の玄関から引き戸を開け、長年の使用で傷みはあるものの風雅な装飾タイルを敷いた三和土から、磨き込まれた木床の脱衣所に直接上がります。

かなり戸が外れていますが「押し下げ式の錠も含めて木製の下足入れ」があり、番台は低くて簡略です。

脱衣所の天井は木製で、電気の配線も剥き出しです。正面側への窓の上部が模様硝子や色硝子と洒落ています。

荷物がなければ籐製の籠を使い、荷物があればスチールロッカーの鍵が渡されます。

体重計も貫目表示ではないもののレトロで、ドライヤーはタコ足配線のためか「男女交互にお使い下さい」となっています。女湯側には磨き込まれた木製のおむつ替え台もあるようです。

浴槽は古いタイルの超シンプルな2槽式です(ジェットも何もありません)。内側の深浴槽は最内側の湯口(単なる穴を木でカバーしただけ!)から高温の湯が沸き出しますので、備え付けの年季の入った湯揉み板でかき混ぜながら入ります。外側の浅浴槽は温めです。

浴槽の背部には、エメラルドグリーンのいわゆる「ラーメンマジョリカタイル」が3列もあります。

小型ながらも丸山清人氏による「湖(本栖湖?-女湯との境のため男湯からは湖の字しか見えず)からの富士」のペンキ絵があり(富士は男女浴室の境)、女湯側浴室中隔壁の一部には「浦島太郎(が亀に乗って岸に戻ってくるところ?)」のペンキ絵もあるようです。

ペンキ絵の下部の広告も健在で(大衆割烹とグリル)、茂原浴場組合からの営業時間案内もあります。

カランは温泉マークの押し手で、内側3つ(鏡はある)、島1つ&1つ(+上に水飲み)…鏡もないのでほとんどお見合い状態に~!!!、外側2つ(鏡はない)+手前に別にロングシャワー2つ(下部に広告の名残の鏡)しかありません。

奥から手前に流れる浴室なので、女性の洗髪はロングシャワーを使用することになっています。

木製のすり鉢状の天井で、中央に小さな湯気抜きがあります。

浴室中隔壁は木製です。

当然のようにケロリンの湯桶と緑のM字型椅子が使われています。女湯には幻の「白ケロリン洗髪用桶(足付き)」が2つもあるとのこと!!!

大人385円、中人170円、小人70円(平成9年11月8日の旧料金)で頑張っておられます。

田舎の鄙びた味わいが実に何とも言えません(よくぞ平成の世まで残っていたもんだ!)。

遠くからでもチャレンジする価値のある銭湯です。是非!

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【2010/12/27 13:30 】 | 千葉県 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
江戸川36 友の(乃)湯
edogawa36-tomonoyu.JPG例によって既に昨日になりましたが、引き続き千葉市から最も近い東京の駅?であるJR総武線小岩駅近くの「江戸川36 友の(乃)湯(東小岩5-1-3)」を訪れました。

銭湯お遍路167軒目です。

南口から伸びる往時の賑わいそのままの「昭和通り商店街」を抜けた千葉街道と柴又街道の交差点付近にあります。

銭湯愛好家(銭ちゃん?)のみならず鉄道ファン(鉄ちゃん)にも非常に有名な銭湯です。

湯あがり鉄道健康行き 友の湯(公式HP)
http://tomonoyu.com/

江戸川区浴場組合
http://www.1010.or.jp/~edogawa/sub6.html

江戸川区時間
http://www.edogawa-jikan.com/request/area/shop_detail/580

(他にも公式・非公式合わせてインターネット上の掲載多数)

簡略な東京銭湯の正面フロント改造型で(平成5年11月改修/屋号入りコンクリート製円筒形煙突)、入口上部をGゲージの鉄道模型が往復し(背景もオリジナル)、この銭湯の特徴である「軟水風呂」と「鉄道パノラマホール」が電光掲示板を含めてアピールされています。

もちろん休憩所は、9畳分(ジオラマに1000万円&車両に1000万円かかったとか・・・貼ってあった雑誌記事より)という鉄道博物館をも思わせるHOゲージ大型鉄道パノラマ模型(TVモニターシステム完備)を始めとして、Oゲージのジオラマ(恋和駅とともにとものゆもあり)、懐かしい蒸気機関車のモノクロ写真や各種新幹線のカラー写真など、鉄道関係グッズが溢れています。

軟水(昭和60年に銭湯で最初に導入したとのこと・・・元祖軟水風呂!)を使用した改装された浴槽は、奥がエアーバス&ジェットエステバス(前方に△に突出)・ヘルツバス(電気風呂)・滝湯・リラックスバス(寝風呂)2基、内側手前に打たせ湯(&立ちシャワー)・熱気浴(湿式サウナ/別料金)・立ちシャワー、外側手前にコールドバス(水風呂/リスが乗った枝の水口※)の8つの風呂が充実。

※新宿32 第三玉の(乃)湯と同じ

ペンキ絵ではなくメルヘン調のプリント(森の音楽隊)。

何やらポップなカラータイル。

オリジナル「軟水風呂 とものゆ」ケロリンタイプ湯桶使用。

脱衣所は棹縁天井(3枚羽根の天井扇あり)、木壁、木床です。

一度は・・・いや何度も来る価値のある銭湯です。商店街には「帰りに一杯」に向いた渋いお店もあります。是非!

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【2010/12/26 08:12 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
埼玉県越谷支部513 登龍湯
koshigaya513-touryuyu.JPGやっぱり今回も日付が変わってしまいました・・・。

例によって仕事の関係上、東武伊勢崎線新越谷駅&JR武蔵野線南越谷駅から東南東へ約1㎞ほど歩いた、割と昔の住宅街(越谷市登戸宮前通り沿い)にある「埼玉県越谷支部513 登龍湯(登戸町15-6)」を訪れました。

埼玉のお風呂屋さん(埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合)
http://www.d7.dion.ne.jp/~saiyoku/

夜の訪問のため写真が今一つなのはご容赦を!

やや簡易な東京型銭湯の脱衣所を繋げて改修して浴室化し、新たに脱衣所とフロント及び休憩所を前面に増築した造りの近代的銭湯です(屋号入りの円筒形コンクリート製煙突がそびえ立ちます)。

薪で沸かしているようです(たくさんの薪が積み上げられています)。

元の浴槽はエステジェット・座風呂・ボディーマッサージ・寝風呂・ショルダーマッサージ・湯口に改修され、元脱衣所の内側には薬湯(じっこう)と外側には水風呂、拡張した外側には奥から大きな岩風呂風露天風呂(火&金曜日はにごり湯「湯の華」/カラン7つ)・五右衛門風呂(金属製円形バイブラバス/高温)・半身浴ルームがあります。

ペンキ絵はなく、茶色のレリーフタイルや白色のスレート建材などになっています。

オリジナルの屋号入りケロリンタイプの湯桶を使用しています。

軟水使用のため水がぬるぬるします。

広い駐車場もあります。

大人\410、中人\180、小人\70です(5枚または11枚綴りの回数券もあります)。

東武伊勢崎線とJR武蔵野線を乗り継がれる方、駅からちょっと歩いただけで格安のリラックス空間に出会えます。駅前には飲み屋もあります。是非一度、お立ち寄り下さいませ。

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【2010/12/25 01:43 】 | 埼玉県 | 有り難いご意見(2) | トラックバック()
江戸川33 照の湯
edogawa33-terunoyu.JPG例によって既に昨日になりましたが、「年末はやっぱり銭湯に限る!」・・・と、引き続き千葉市から最も近い東京の駅?であるJR総武線小岩駅の南口、フラワーロード商店街脇の路地にある「江戸川33 照の湯(南小岩6-26-19)」を訪れました。

銭湯お遍路166軒目です。

ちょっと奥まった立地で全景が確認できませんが、一風変わった「洋館のような外観」が垣間見られます。

入口の左右には水槽の名残があり、広い玄関には大きな鏡や広告などがあります(下足入れもレトロ)。

有線(演歌)が流れています。

浴槽は、内外2槽に分かれた半円形(熱め)+内側に長方形(温め)という珍しい形の3槽式で、半円形浴槽の中隔には底部に湯口が付いたギリシャ風の女性像と洒落た基部の水カランがあり、中央の浴槽にはライオンの湯口とパイプからの湧き口3つがあります(ジェットやバイブラなどの派手なものはありません)。

浴室は広く、タイルがほぼ昔のままで、上方に半円形の窓が配置された釜場への戸も木製です。

カランは内側7つ、5つ&5つの島2つ、外側9つ(約7割はwaguriの球形・1つのみ温泉マーク・残りは様々なハンドルタイプ)、固定式のシャワーも飛び飛びに22カ所のみしかありません。

鏡もほぼ昔のままで、下部の広告が現役?(パチンコ屋・レストラン・パーマ屋・酒屋・呉服屋)、島はシャワーのあるところだけが小さな鏡で補修してあります。

浴槽を含めて浴室全体に層をなして積み重なった茶色い湯垢が、この銭湯に流れた時間の長さを感じさせます。

浴槽背面の大小2つの枠取りは、今は青く塗られていますが、元は水槽と鏡だったとのこと。

浴室中隔壁には「彫刻のあるギリシャ風の庭と洋館が岸にあり白鳥の浮かぶ湖」のモザイクタイル絵があり、上部にはきれいなマジョリカタイル(ピンク系の花柄・・・是非とも実際にご覧下さい)の装飾まであります。

脱衣所は、敷地の関係か男女対称ではなく(女湯側の外側前角が欠けた形)、かなり傷みはあるものの非常に豪華な木調の折上げ格天井で(3枚羽根の天井扇あり)、木製の床は古いながらも磨き込まれており、灯籠や池のある縁側付きの庭に面した戸には「鯉が泳ぐ池」の模様硝子が使われています。

番台外側にはモザイクタイルがあしらわれています。

脱衣所の境の壁の上には「資生堂 男性用 化粧品」の懐かしい広告が!

ケロリンの湯桶や緑のM字型椅子、籐製の籠、古い木製ベンチ・・・といったレトロアイテムも揃っています。

惜しまれることにはペンキ絵がなく、青一色に塗られています(以前の絵があまりにもちゃちな仕上がりだったため消してしまったとのこと・・・復活を期待)。

元は「羽黒山(第36代横綱 政司?)」が建てたもの・・・とのことでした(以上、伝聞情報は女将さん談)。

道理で豪華な造りです。

お遍路MAPには何も書かれておりませんが、遠くからでも訪れる価値のある銭湯と思います。是非!

追記
幸運なことにゆず湯の日でした。もちろん浴槽にはゆずが入っており、ヤクルト1本とゆず1個もいただきました。

追記(2012.2.22)
女湯側に「雉と花」の九谷焼三六角タイル絵があるようです。

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【2010/12/23 15:11 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
江戸川39 新月湯
edogawa39-shingetsuyu.JPG年末のどさくさ?で既に一昨日になってしまいましたが、引き続き千葉市から最も近い東京の駅?であるJR総武線小岩駅・・・の南口からフラワーロード商店街を抜けて千葉街道(国道14号線)を越えてかなり歩いた住宅地は鹿本親水緑道沿いにある、「江戸川39 コミ二ティーバスプラザ(原文まま!) 新月湯(東松本1-7-2)」を訪れました。

銭湯お遍路165軒目です。

やや簡易な東京銭湯の正面フロント改造型(昭和期?)です(裏に円筒形コンクリート製煙突)。

正面壁のペンキ絵風のペイント(オリジナル/ライトアップあり)が出迎えます(実際にご確認下さい)。

薪で沸かしているようです。

浴室と脱衣所の間には海物の模様ガラスがあります。

浴槽は2槽式ですが、外側が拡張されて手前に流出口があり(流し風呂)、深浴槽はバブルのある麦飯石風呂(岩湯口)、浅浴槽は日替り薬湯で、座風呂2基(1基は稼働していない)とバイブラにライオンの湯口があります。

早川利光氏によるペンキ絵(富士川:平成17.4.20)が立派ですが、何と男湯浴室中央にかなり大型のテレビ(1m四方弱)と円形スピーカー(直径約20㎝)があり、それらが川面に浮き、その上に富士・・・という不思議な構図になっています(早川絵師もさぞや面食らったことでしょう!)。

次の書き直しの際に、丸山清人氏あるいは中島盛夫氏はたまた田中みずき氏はどうするのだろう・・・と余計なことを考えてしまいます。

幸い?フロントに飾られた写真によれば女湯は普通のようですが・・・。

これを見るだけでも価値があります。是非是非お立ち寄りを・・・。

追記
江戸川40 第二鹿の湯(鹿骨4-13-16)は完全に消滅し、住宅などになっていました。

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【2010/12/21 00:51 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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