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【2025/08/11 05:43 】 |
足立42 明美湯
adachi42-akemiyu.JPG既に一昨日(2011.6.18)になりましたが、例によって東武伊勢崎線沿線の銭湯の1つである「足立42 明美湯(梅田4-40-21)」を訪れました。

銭湯お遍路201軒目です。

同線梅島駅から南西方向に幾らか歩いた古い住宅地に建つ(浅草寿町からは足立梅田町行きの都バスで梅島第二小通りバス停下車すぐ)、簡素ながらも千鳥破風を冠した宮造り銭湯の正面フロント改造型です(路地や空地からほぼ全周が確認できます)。青字で屋号の書かれたコンクリート製円筒型煙突の先端はロケットのような形になっています(以前は青字の屋号の上に温泉マーク及び二股温泉と書かれた普通の形だった模様)。

フロント背面にはかつての玄関の上の千鳥破風にあったと思われる鬼瓦が誇らしげに置かれており、休憩スペースの女湯入口脇のガラスの向こうには人工温泉(二股ラジウム温泉)発生装置があります。

TVや週刊誌などで取り上げられることも多いようで、休憩スペースには南海キャンディーズ(2005.9.26)の色紙が飾られています。

脱衣所は白壁&中白の折上げ格天井&木床で、外側に張り出し部分があり、フロント及び温水プール(脱衣所からのガラス窓あり/後述)への通路の屋根が瓦葺きになっています。

浴室は外側に張り出し部分のあるタイプです。改修されており、浴室中隔壁は上部が瓦、そして内側カランの鏡も模様に組み込んだデザインで、まるでお城の外壁のようです(聞くところによる某和風ソ××ランドではありません!)。側面に及ぶかつてペンキ絵があった壁は白木張りになっています。

浴槽は、通常位置に内側から座風呂(非稼働)、寝風呂(非稼働)、バイブラ&岩滝風湯口付きの白湯、バイブラ付きの水風呂が並び、外側縦置きに奥側からスチームサウナ、岩滝風湯口付きの二股温泉(北海道二股温泉 炭酸カルシウム岩風呂)、家庭用ポリ風呂を改造したようなピンクの健康風呂(日替り薬湯/訪問時はラベンダー&カモミール)が並んでいます。内側手前には立ちシャワーもあります。

カラン(ハンドルタイプの押し手)は内側7つと7つ&7つの島のみです。

黄色のケロリンの湯桶が使われ、緑のM字椅子もあります。

さて、男湯側の浴室中程から脱衣所中程までの外側に増設された屋外(・・・とありますが屋根付き)プールですが、縦2m×横10m×深さ80cm程の非常に大きなもので(都内最大級?)、底には青いラインがあり、手前側は飛び込み台のようになっています(飛び込んで良いものかどうかは疑問ですが・・・)。水泳用眼鏡や浮き輪を持ち込んでいる子どももいました。

女湯には家庭用ポリ風呂を改造したようなピンクのビューティーマッドバス(泥流式泥風呂)もあるようです。

別室の「ラジウム砂むし風呂温泉(=サンドバス,天然稀元素鉱物(ペグマタイト)入り),要水着または下着」は要予約&別料金です。

何だかウキウキする銭湯です。日曜日は朝湯(8:00~12:00)もやっています。是非、ご家族揃っておいでください。

なお、お持ちの方は1010の71号(東京銭湯 ちょいとひとっ風呂)と104号(TOKYO銭湯物語●風呂犬の銭湯探訪 早起きは三文の得! 第2回)をご参照ください。

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【2011/06/20 18:25 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
市川14 市川湯
ichikawa14-ichirikiyu2.JPG例によって既に昨日になりましたが、千葉方面の仕事が早めに終えられたので、久し振りに車で、個人的な千葉県のお勧め銭湯の1つである「市川14 市川湯(市川市若宮2丁目14-4)」を訪れました。

日蓮宗の大本山である中山法華経寺の奥之院の近くで、昔ながらの鄙びた商店街の脇にある、簡素な和風の外観の銭湯です(後方にコンクリート製円筒型煙突があります)。

薪で沸かしているようです(後方と側方に山積)。

フロント形式に改造されていますが、東京銭湯形式に準じた内部になっています。

男湯と女湯の入口(表示なし!)の間の二枚四方の小さな九谷焼三六角タイル絵(手招きをする猫と鈴)とマスコットの黒猫が出迎えます。

脱衣所は白壁と白壁を折上げた木調の格天井で、浴室への戸のガラスには「ゆ」と書かれています。

浴室の天井はちょっと変わっており、中央から側方へ下がる山型+中央部がさらに1段高い山型+さらにその中央が洒落た湯気抜き・・・となっています(うまく表現できません・・・現地でお確かめを・・・)。

浴槽は古いタイルの比較的シンプルな1槽式で、外側にバブル、中央にジェット2基(稼働しておらず)、内側に細いバブルが2基、他背面に湯口幾つか・・・となっています。釜場への階段脇にマーブルタイルで飾られた扇形のガードがあります。外側手前に立ちシャワーもあります(脱衣所側はガラスブロック壁)。

カランは古い温泉マークの押し手で、内側6つ(固定シャワーあり)、5つ&5つの島(直立した薄い両面鏡のみ)、外側5つ(固定シャワーあり)となっています。

浴槽背面には「熱帯魚の泳ぐ海底」のモザイクタイル絵があり、浴室中隔壁にも「白樺?などの林を流れる川面から望む遠くの雪山」のモザイクタイル絵があります。

何よりも感動的なのは、早川利光氏作のペンキ絵で(H6.3.1画)、中山競馬場が近いからなのか、「雪山を望む民家のある草原を駆ける3頭の馬=大雪山?」という珍しいものです。ベニヤに直書きのためか、年月を経てもまだまだ健在です。これを見るためだけでも遠くから来る価値が十分にあります。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

京成中山駅から坂を上って少々歩きます。車の場合は周囲の一方通行迷路にお気を付けください。

なお、常連専用的銭湯?のため脱衣所や休憩スペースや玄関には雑多な物があります。何とぞご容赦の程・・・。

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【2011/06/17 20:50 】 | 千葉県 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
足立39 松の湯
adachi39-matsunoyu.JPG例によって既に昨日になりましたが、仕事を終えて東武伊勢崎線に飛び乗り、尾竹橋通りからちょっと入った古い住宅地に建つ「足立39 松の湯(本木2-26-9)」を訪れました。

仕事の関係で最近はスローペースになっていますが、何だかんだで銭湯お遍路200軒目です。

東武伊勢崎線梅島駅の方がやや近いのかも知れませんが、下町の迷路にはまりますので、西新井駅から東に向かい、尾竹橋通り沿いに南下した方が良いでしょう。

前が空き地化したため外観が比較的よく見渡せますが(脇の道から側面も確認できます)、玄関付近を始めとした二重千鳥破風を冠した重厚な構えがほぼそのまま残されています(コンクリート製円筒型煙突もあります)。

薪で沸かしているようです。

格天井の玄関の正面には、ポスターが貼られて全体が確認できないのが残念ですが、「富士・鶴・松・老夫婦・七福神と船」などがあしらわれた縁起物の三六角タイル絵(鈴栄堂九谷:章仙作:枠付き)が出迎えます。

当然に番台形式の脱衣所は、木調の折上げ格天井・白壁・磨き込まれた木床(玄関とともに歴史が傾きを付けています)で、asahiの壁型扇風機や籐製の籠もあります。

浴槽は改修された3槽式で、内側から超音波座風呂2基、背面に上下に湯が沸く2本のパイプのある浅風呂、日替り薬湯(訪問時はエッキス カルシウム-原文まま)となっています。外側手前には立ちシャワーがあります。

脱衣所に大きく張り出して、熱気浴(湿式サウナ/無料)もあります。

カランは古めの温泉マークの押し手で、内側6つ(固定シャワーあり/手前側のカランは使用できず)、4つ&4つの島(直立した薄い両面鏡のみ)、外側5つ(固定シャワーあり)となっています。

ペンキ絵は早川利光氏による西伊豆で(平成18.10.18画)、浴室中央の富士や岩に砕ける豪快な水飛沫は健在です。

浴槽背面は「熱帯魚の泳ぐ海底」のモザイクタイル絵で、浴室中隔壁には「白樺?などの林を流れる川面から望む遠くの雪山」の三六角タイル絵もあります。

黄色のケロリンの湯桶が使われ、緑のプラスチック製の「M字椅子タイプの椅子」もあります。

脱衣所外側の縁側からさらに外側には「金魚のいる池や石灯籠などのある広い庭に面した東屋風の休憩所」があり、脱衣所に飾られた数多くの緑と合わせてなかなか落ち着く空間を演出しています。

何やらほっとする銭湯です。ぜひお越し下さいませ。

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【2011/06/15 21:03 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
第3回 銭湯検定4級試験 実施中!
level4.jpg「第3回 銭湯検定4級試験」が6月1日から始まっています(10月末まで)。

第1回合格者1105名+第2回合格者317名と4級合格者は全国で・・・いや全世界で合計1422名(最大…重複合格者がいらっしゃるので…)しかいません。

写真(私のです)のような合格証がもらえます。

合格証の裏面に「このカードを使用する場合は署名ご本人のみ有効です。」と書かれていますが、東京都浴場組合のオリジナル千社札を購入する際にしか「使用する機会」はありません(入浴料金が割引になる・・・なんてことはありません)。

究極の自己満足資格?ですが、今年こそ、あなたも銭湯愛好家の証を手にしてみませんか!

詳しくは↓
http://sento.or.jp/exam/4/

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【2011/06/13 00:41 】 | 銭湯あれこれ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
江東14 鈴乃(の)湯【廃業】
koutou14-suzunoyu1.JPG前掲の「江東31 丸八湯(北砂6-7-3)」に向かう途中、2004年9月頃?廃業した「江東14 鈴乃(の)湯(大島4-11-9)」の前を通りがかったところ、正に解体途中の状態でした。

都営新宿線の大島駅と西大島駅の間の昔ながらの商店街(大島中央銀座商店街)にある懸魚や鬼瓦が付いた千鳥破風や白壁が立派な典型的東京型銭湯(の改造型)だったようです。

<参考>
東京レトロを行く(の該当ページ)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/koutou21a.html

温泉マークと屋号の入った立派なコンクリート製円筒型煙突、後方の釜場部分、島カランを含めた浴室の面影、崩されてしまったガラスブロック壁、手前の庭の名残の岩壁・・・などが伺えます。

koutou14-suzunoyu2.JPGトタンに書かれたペンキ絵が剥がされたため(手前側:中島盛夫氏作?:画題?:制作日?)、木壁に直接書かれたかつてのペンキ絵(奥側:作者?:画題?:制作日?)が現れています。

何とも哀愁が感じられてなりません。

いつもながら、味のある銭湯が1つでもそして1日でも長く営業が続けられるよう願って止みません。

合掌!

追記(2011.11.28)
昨日、通りがかったところ、建て売り住宅の建築中でした。購入される方は、そんな歴史をご存じなのでしょうか・・・。周囲の市街図や広告看板にはまだ痕跡が残されています。

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【2011/06/13 00:11 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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