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【2025/08/05 15:09 】 |
埼玉県川口支部(鳩ヶ谷市)1044 富の湯【廃業】
kawaguchi-hatogaya-1044-tominoyu.JPG前項の「埼玉県川口支部1022 広の湯(川口市朝日3-15-20)」を訪れたついでに、今年の1月で廃業した「埼玉県川口支部(鳩ヶ谷市)1044 富の湯(鳩ヶ谷市南5-20-3※)」の状況を確認しに立ち寄りました。

※鳩ヶ谷市は2011年10月11日に川口市と合併します。

埼玉高速鉄道の南鳩ヶ谷駅から国道122号線を200m程南下して西に100m程入った鳩ヶ谷市立南小学校脇の古びた小さな旧?商店街にあります。

千鳥破風を冠した立派な宮造りの建物はまだ健在で、今回の大地震の影響かややひび割れてはいるものの、コンクリート製円筒型煙突も聳え立っておりました。

ネット上の情報などを総合すると、昭和40年の創業・建築で(2代の歴史となりました)、玄関に竹林のプリントの衝立状の飾りがあり、開放的な縁側を備え、井戸水を薪で沸かした、木製の湯桶を使用する、番台式そのままの広い銭湯だったようです(ペンキ絵やタイル絵はなかった模様)。

<参考>
風呂屋の煙突(の該当ページ)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~masayuki/tominoyu_minamihatogaya20100709.html

また1つの銭湯が記憶の彼方に去ってしまいました。

合掌!

追記
埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合のHPなどにはまだ掲載されておりますのでご注意の程・・・。

追記(2012.4.19)
埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合の公式HP 埼玉のお風呂屋さん
・・・からも抹消されました。

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【2011/08/03 18:13 】 | 埼玉県 | 有り難いご意見(0)
埼玉県川口支部1022 広の湯
kawaguchi1022-hironoyu.JPG仕事の関係で報告が遅くなりましたが、2011.7.31、「埼玉県川口支部1022 広の湯(川口市朝日3-15-20)」を訪れました。

埼玉県15軒目です。

埼玉高速鉄道の南鳩ヶ谷駅から国道122号線を南方に500m程進み、左折して東方に向かう道(仁志田-領家町線)をさらに300m程歩いた(コモディイイダを過ぎる)右側の路地にあります(入口は小さな古い商店街の奥です)。

二重千鳥破風を冠した立派な宮造りの銭湯ですが(後部に温泉マークと屋号入りのコンクリート製円筒型煙突があります)、前面に改造が加わり、側方に増築した男性側のサウナ(別料金/大型TVあり)が独立しています(広いサウナが目玉のようです・・・看板にご注目)。

木札鍵の下足箱と松竹錠の木製傘入れのある玄関から入ると、男性側のサウナ用と裏表になったカウンター型のフロントのある広い休憩スペースです(チューリップの咲く庭のプリントがあります/生ビールが飲めます/なぜか北島三郎さんのポスターがいっぱい!)。

脱衣所は古い木床・白壁・中白の折上げ格天井で、新しめの3枚羽根の天井扇があります。瓦屋根を模した形の改造がなされ、外側は独立した男性側のサウナの一部になっているため狭くなっています。建設会社から贈られた柱時計もかかっています。

広い浴室はタイルを含めて改修されており、浴槽は前方に増設され、滝状湯口を中心に、ハイパージェット、座風呂2種、電気風呂とその奥の滝風呂(打たせ湯・・・電気風呂が苦手な人には使えない!?)、バイブラ、水風呂などが配置された五目風呂になっています。女湯には遠赤外線サウナ(乾式サウナ/別料金)があるようです。

カランは古いハンドル型の押し手で(固定シャワー付き)、内側10つ、4つ&4つの島、外側5つの配置です。

浴室正面は「浴槽が滝壺になる滝のある山景色」の大型タイル絵になっています。

お湯は全て軟水です。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

トイレは水洗化されていますがややレトロです。

BGMがHawaiianというのが何とも愉快です。

埼玉高速鉄道は東京メトロ南北線と直通運転をしていますので電車1本で来られます。

チャレンジをお待ちしております。

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【2011/08/03 16:32 】 | 埼玉県 | 有り難いご意見(0)
港1 南青山 清水湯(Minamiaoyama Shimizu-Yu)
minato1-shimizuyu.JPG一昨日(2011.7.30)、所用で渋谷に行ったついでに、大都会の真ん真ん中にある(・・・といっても路地裏に古い木造家屋があったりするのが面白い!)シティー派銭湯、「港1 南青山 清水湯(Minamiaoyama Shimizu-Yu/南青山3-12-3)」を訪れました。

銭湯お遍路209軒目です。

東京メトロ表参道駅至近の(青山通りから路地に入ってすぐ)新しいビル型銭湯です(地下は駐車場とコインランドリー/上階はマンション)。

オシャレなデザインの「ゆ」のマークと看板が印象的で、数段の階段を上がるとエントランスになっています。

ハイパージェット(Hyper Jet)、ボディージェット(Body Jet)、リラックスジェット(Relax Jet)を備えたジャグジーの主浴槽に加えて、別室に高濃度人工炭酸泉とシルク風呂(微細粒気泡風呂)があり(入口に掛け湯)、男湯にはコンフォートサウナ(Comfort Sauna/遠赤外線湿式サウナ)、女湯にはロッキーサウナ(Rocky Sauna/同)もあります(どちらも別料金)。もちろん水風呂(Cold Bath)と大口径の立ちシャワー(レインシャワー)2基もあります。

カランはロングシャワーか固定シャワーのある新しい混合水栓で(14カ所)、それぞれが隔壁で仕切られたプライベートスペースになっています。

別室(浴室)と脱衣所の間はギリシャ風の絵(女性と竪琴を背負った白鳥)の模様ガラスです。

全てのお湯は軟水が使われています。

ムーディーなBGMが流れています。

フロント前の休憩スペースでは、なんとGuiness Beerを始めとしたImport Beerまで味わえちゃいます。

創業百年を超える歴史のある銭湯ですが、街の変化に合わせて生まれ変わり、銭湯というよりオシャレなシティーホテルの大浴場といったイメージです。

周囲にはランニングの名所が散在し(明治神宮・代々木公園・国立競技場・迎賓館・青山霊園など)、青山のオアシスとしてランナーにも有名で、若いお客の多い銭湯です。

フリーペーパーの発行を始めとして、銭湯の新たな価値の創造に積極的・・・とお見受けしました。

詳しくは以下をご参照ください。

公式HP
http://shimizuyu.jp/

携帯HP
http://www.shimizuyu.in/

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【2011/08/01 16:25 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
柏1 旭湯
kashiwa1-asahiyu.JPG仕事の関係でアップが遅くなりましたが、2011.7.28、仕事のため電車で松戸市に行った帰りにちょいと寄り道をして、個人的お勧め銭湯の1つである「柏1 旭湯(柏1丁目-5-4)」を久し振りに訪れました。

実質的な千葉県最大の都会である?柏市のJR常磐線(&東武野田線)柏駅東口から真っ直ぐ伸びる通りを200mほど歩いて、角にマクドナルドのある右側斜め前に進む路地を少し入ったところにあります。

建て込んでいるため全景が入らない写真で恐縮ですが(HPとは逆の女湯入口方向からのものです)、駅至近のビル街の中であるにもかかわらず、内外装ともに昭和の香りを色濃く残す東京銭湯形式の古いコンクリート建築の銭湯です(後ろに枠付き金属製円筒型煙突があります)。

屋号の表示がないので、ちょっと見には銭湯と気付きません。

側面向きの男女別の入口(上方の玄関灯に書かれた小さな表示でかろうじて区別できます)を入ると、ごく一部しか木札鍵の残っていないさくらの錠の下足箱のあるつながった玄関です。

木製の引き戸を開けて入ると、古い木床・白壁・洒落た木調の船底天井のもちろん番台形式の脱衣所です。さくらのアルミ板鍵の脱衣ロッカーと籐製の籠が使われています。

浴室はタイルを含めてあまり直しがなく、上部に茶系のタイルによる半円形の飾り窓のある釜場への戸は木製で、カランの前の道具置き場も狭いままです。

浴槽は奥外側横配置の内側深風呂&外側浅風呂の2槽式で、タイルは古く、ジェットも何もないシンプルなものです。2つの浴槽の隔壁の茶系の小さなタイルで飾られた皿形噴水状湯口とタイル張りの基部のある古めかしい水カランが洒落ています。

残念ながらペンキ絵はなく青塗りになっていますが(広告スペースはそのまま残されています)、浴槽背面には「2槽の和船のある松原と帆掛け船などが浮かび橋の架かった島のある湾から望む富士山」の立派な三六角タイル絵があります。

カランはほとんどが古い温泉マークの押し手で(湯の1つがなぜか青のところと湯か水が球形のところが1つずつあります)、内側6つ(ここだけ固定シャワーあり・・・なぜか右にずれて設置されている)、5つ&5つの島(手前に水飲み場があるのみでシャワーも鏡もなし)、外側6つ(鏡のみでシャワーなし)・・・の配置になっています。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

脱衣所手前側の木製の縁側にはアルミ板鍵の丸い傘立てがあり(現役!)、庭はなく正面すぐがブロック塀で、そこには「現存する3軒+既に廃業した6軒」の柏の銭湯が載った古いポスターが貼ってあります(現地でご確認の程)。

その脇の閂を含めて木製の戸のトイレは、水洗化されているもののかなりレトロです。

都内から常磐線で1本です(駐車場はないのでご注意!)。銭湯フリーク中級者以上?のチャレンジをお待ちしております。

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【2011/08/01 15:29 】 | 千葉県 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
キカイ湯跡を訪ねて・・・

kikaiyu1.JPG

前項の「千代田2 梅の湯(神田神保町2-8-2)」を訪れたついでに、北北東方向に500mほどの場所、銭湯ファンなら誰でも知っているであろう日本初のペンキ絵(銭湯背景画)が描かれた「キカイ湯(東京都千代田区猿楽町2丁目7番1号)」の跡地を訪ねてみました。

神田女学園高等学校やカトリック神田教会を始めとした歴史的建造物が散在する趣のある地域にあります。

明治17年(1884年)に初代(東 由松:1852-1917)が創業し、屋号は汽船のボイラー(機械釜)を他に先駆けて取り入れたことに因んだもので、大正元年(1912年)に2代目(東 雄三郎:1880-1953)が、旧キカイ湯の隣に増築した新キカイ湯の浴室に新規発想によるペンキ絵を掲げ、公衆浴場史(昭和47発行)に「・・・ところが、この絵が満都の評判となり、市内各湯もこれにならって思い思いの絵をかかせて浴客を喜ばせ・・・」と記載されたような評判を取り、大正12年(1923年)の関東大震災と昭和20年(1945年)の戦災の2回全焼し、それでもたくましく営業を続けたものの、時代の変化と都市化の波には勝てず、3代目(東 堯&梅子夫妻)のときの昭和46年(1971年)、周囲に惜しまれつつ87年の歴史を閉じた・・・と、2代目の名に因む東雄ビル(TOHYU BLDG.)の入口脇に由来を記した看板がそっと建っています(平成4年(1992年)3月設置)。

kikaiyu2.jpgビルの壁面には、千代田区による「まちの記憶」保存プレートが掲示されており、往時の内部写真?(ペンキ絵の一部と銭湯広告と入浴する人々が写っています)も付いています。

<参考>
千代田区総合HPの該当ページ
http://www.city.chiyoda.lg.jp/service/00099/d0009916.html

銭湯の歴史を語るに外すことのできない場所でしょう。

是非一度は実際に訪れてみることをお勧めします。

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【2011/07/25 20:17 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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