× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
※鳩ヶ谷市は2011年10月11日に川口市と合併します。 埼玉高速鉄道の南鳩ヶ谷駅から国道122号線を200m程南下して西に100m程入った鳩ヶ谷市立南小学校脇の古びた小さな旧?商店街にあります。 千鳥破風を冠した立派な宮造りの建物はまだ健在で、今回の大地震の影響かややひび割れてはいるものの、コンクリート製円筒型煙突も聳え立っておりました。 ネット上の情報などを総合すると、昭和40年の創業・建築で(2代の歴史となりました)、玄関に竹林のプリントの衝立状の飾りがあり、開放的な縁側を備え、井戸水を薪で沸かした、木製の湯桶を使用する、番台式そのままの広い銭湯だったようです(ペンキ絵やタイル絵はなかった模様)。 <参考> 風呂屋の煙突(の該当ページ) http://www7a.biglobe.ne.jp/~masayuki/tominoyu_minamihatogaya20100709.html また1つの銭湯が記憶の彼方に去ってしまいました。 合掌! 追記 埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合のHPなどにはまだ掲載されておりますのでご注意の程・・・。 追記(2012.4.19) 埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合の公式HP 埼玉のお風呂屋さん ・・・からも抹消されました。 PR |
![]() |
銭湯お遍路209軒目です。 東京メトロ表参道駅至近の(青山通りから路地に入ってすぐ)新しいビル型銭湯です(地下は駐車場とコインランドリー/上階はマンション)。 オシャレなデザインの「ゆ」のマークと看板が印象的で、数段の階段を上がるとエントランスになっています。 ハイパージェット(Hyper Jet)、ボディージェット(Body Jet)、リラックスジェット(Relax Jet)を備えたジャグジーの主浴槽に加えて、別室に高濃度人工炭酸泉とシルク風呂(微細粒気泡風呂)があり(入口に掛け湯)、男湯にはコンフォートサウナ(Comfort Sauna/遠赤外線湿式サウナ)、女湯にはロッキーサウナ(Rocky Sauna/同)もあります(どちらも別料金)。もちろん水風呂(Cold Bath)と大口径の立ちシャワー(レインシャワー)2基もあります。 カランはロングシャワーか固定シャワーのある新しい混合水栓で(14カ所)、それぞれが隔壁で仕切られたプライベートスペースになっています。 別室(浴室)と脱衣所の間はギリシャ風の絵(女性と竪琴を背負った白鳥)の模様ガラスです。 全てのお湯は軟水が使われています。 ムーディーなBGMが流れています。 フロント前の休憩スペースでは、なんとGuiness Beerを始めとしたImport Beerまで味わえちゃいます。 創業百年を超える歴史のある銭湯ですが、街の変化に合わせて生まれ変わり、銭湯というよりオシャレなシティーホテルの大浴場といったイメージです。 周囲にはランニングの名所が散在し(明治神宮・代々木公園・国立競技場・迎賓館・青山霊園など)、青山のオアシスとしてランナーにも有名で、若いお客の多い銭湯です。 フリーペーパーの発行を始めとして、銭湯の新たな価値の創造に積極的・・・とお見受けしました。 詳しくは以下をご参照ください。 公式HP http://shimizuyu.jp/ 携帯HP http://www.shimizuyu.in/ |
![]() |
前項の「千代田2 梅の湯(神田神保町2-8-2)」を訪れたついでに、北北東方向に500mほどの場所、銭湯ファンなら誰でも知っているであろう日本初のペンキ絵(銭湯背景画)が描かれた「キカイ湯(東京都千代田区猿楽町2丁目7番1号)」の跡地を訪ねてみました。
神田女学園高等学校やカトリック神田教会を始めとした歴史的建造物が散在する趣のある地域にあります。 明治17年(1884年)に初代(東 由松氏:1852-1917)が創業し、屋号は汽船のボイラー(機械釜)を他に先駆けて取り入れたことに因んだもので、大正元年(1912年)に2代目(東 雄三郎氏:1880-1953)が、旧キカイ湯の隣に増築した新キカイ湯の浴室に新規発想によるペンキ絵を掲げ、公衆浴場史(昭和47発行)に「・・・ところが、この絵が満都の評判となり、市内各湯もこれにならって思い思いの絵をかかせて浴客を喜ばせ・・・」と記載されたような評判を取り、大正12年(1923年)の関東大震災と昭和20年(1945年)の戦災の2回全焼し、それでもたくましく営業を続けたものの、時代の変化と都市化の波には勝てず、3代目(東 堯&梅子夫妻)のときの昭和46年(1971年)、周囲に惜しまれつつ87年の歴史を閉じた・・・と、2代目の名に因む東雄ビル(TOHYU BLDG.)の入口脇に由来を記した看板がそっと建っています(平成4年(1992年)3月設置)。 <参考> 千代田区総合HPの該当ページ http://www.city.chiyoda.lg.jp/service/00099/d0009916.html 銭湯の歴史を語るに外すことのできない場所でしょう。 是非一度は実際に訪れてみることをお勧めします。 |
![]() |
|