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本ブログで既にご紹介の「鎌ヶ谷1 鎌ヶ谷浴場(鎌ヶ谷市富岡1丁目8-1)」とともに同市に残る2つの銭湯のうちの1つです。 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/131/ 東武野田線馬込沢駅東口のやや北側から東方に延びる「飲食店が散在する小路」を道なりに約250m程歩いた、屋号と同名の「ニコニコ横町 飲食店街」の奥にあります。 HPにはその飲食店街を通しての写真を載せましたので、建て込んでいるのでこれが精一杯ですが、こちらは「玄関周りのアップ」をどうぞ! 昭和中期?建築の簡素な東京型銭湯の正面フロント改造版です。後方に銀色の円筒型煙突が聳え立ち、玄関脇の階段を上った2階は自宅のようです。 玄関にはSAKURA Gのプラスチック板鍵の下足箱があり、「アオシマチュウジ 七福神」のバスポスターが貼られています。 脱衣所ではSAKURAⅢの脱衣ロッカーが使われており(戸が幾つか外れているのはご愛敬)、畳敷きの縁台があります。 脱衣所から数段下がった位置にある(変わっています!)浴室は、最低限の直しが行われた程度でタイルなどは建築当時そのままのようです。 浴槽は古いタイルの2槽式で、内側深風呂には何もなく、外側浅風呂にはジェット2基と最外側にパイプから湧き上がる湯口があります。月替り薬湯になっています(訪問時はどくだみの湯でした)。外側手前には立ちシャワーがあります。 「サウナ付公衆浴場」と銘打っているのですが、浴室外側手前から脱衣所に入り込む形で設置されたサウナは、残念ながら故障してしまったようで、物置として活用されているようです。 カランは温泉マークの押し手で(2つのみハンドルタイプ)、内側6つ(+手前に業務用の蛇口)、4つ(手前の1つは閉鎖)&5つの島、外側5つの配置です。内側と外側には縦楕円形の鏡と固定シャワーがありますが、島には金属壁状の鏡のみです。 ペンキ絵は中島盛夫氏と田中みずき氏によるもので(2010.2.16画)、男湯は「利根川上流?からの富士」、女湯は「砂浜から望む海(富士はない)」のようです。 <参照> 銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ 浴室中隔壁には「水車のある田舎家が建つ湖から望む富士」のモザイクタイル絵があります(女湯は「湖畔に洋館の建つ湖から望む山々」のようです)。 黄色で無地のケロリン型湯桶が使われています。 フロント前の休憩スペースには「日本庭園のプリントをバックにした白砂利敷きの室内庭?(今は大型液晶TVなどが置かれていますが・・・)」があったりします。 基本に忠実な落ち着きのある銭湯です。帰りに「目の前の飲食店街で一杯!」もオツでしょう(もちろん飲酒運転はダメですが駐車場もあります)。是非! おまけ 船橋市と同市の飛び地に挟まれた「鎌ヶ谷市の細長い地区」という面白い立地になっています(地図でご確認ください)。 |
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銭湯お遍路215軒目です。 東京メトロ南北線本駒込駅から東北東方に向かう道の都立駒込病院やや手前、不忍通り側から来ると動坂を上がったあたりになります。 昭和期?建築のビル型銭湯で※、半地下式の1階がコインランドリー、外階段を上がった2階が銭湯、上階はマンションと別の入口から上がる別料金のサウナになっています(赤字で屋号の書かれた看板が目印)。 ※昭和47年創業・建築と判明(2011.12.17追記)。 玄関にはさくらの木札鍵の下足箱や松竹アルミ板鍵の傘立てがあります。 脱衣所は年季の入った木床&飾り天井でシンプルな番台があり、手前側は窓代わりのカラー混じりのガラスブロック壁となっており、何やら古めかしい壁型扇風機があります。男湯側のお釜型ヘアドライヤーは動かないようですが、女湯側のものは現役使用されているようです。脱衣ロッカーにも歴戦の痕が感じられます。 浴室への戸の上部は海物模様の飾りガラスです。 浴室は中央下がりの天井で、床の白タイルに戦歴が刻まれ、外側壁の一部はカラー混じりのガラスブロック壁になっています。 浴槽は内側深風呂(バブルあり)と外側浅風呂(ジェット2基)の下がつながった2槽式ですが、何と50cm程の幅広い隔壁があり、釜場への通路を兼ねています。日替り薬湯で、訪問時はクールでした。 カランは内側7つ、6つ&6つの島(鏡もシャワーもなし)、外側7つの配置で、押し手は主に温泉マークですが、2割ほどがハンドルタイプで、1つのみWaguriの球形、そして1つは修理待ちになっています。内側と外側には固定シャワーがありますが、種類は入り混じり、幾つかは修理待ちになっています。 外側一番手前のみロングシャワーで、壁で囲まれています。 男湯は「蔵?の建つ山中を流れる川に架かる陸橋(川の中に釜場への戸がある構図)」、女湯は「山中の川に架かる陸橋(別柄)」のモザイクタイル絵があります。 「丸山 富士山4」「丸山 富士山7」「中島 富士山9」「アオシマチュウジ 七福神」のバスポスターが貼られています。 銭湯広告のスペースだったのではないかと思われる金属枠が幾つかあります。 黄色に混じって、かなり古いながらも白色だったと思われるケロリンの湯桶が使われています。 外階段にはリフター、入口などにはスロープ等の段差解消設備、脱衣所・浴室には金属製の手摺りなど、高齢者対応のバリアフリーになっています。 リンスインシャンプーとボディーソープが無料です。 地下水を使用しており、温泉の表示はありませんが、何となく香りがするように思います。 常連専用的銭湯で、やや雑然としておりますが、それもまた味です。是非! 追記(2011.12.18) 2011.12.17にリニューアル・オープン・イベント(湯フェス VOL.6@ふくの湯)が開催され、 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/288/ http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/289/ http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/290/ 「ふくの湯」としてリニューアル・オープンしました。 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/291/ |
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本ブログ(とHP)開設前の2009.4.3に訪れたことのある「墨田29 泉湯(業平3-9-1)」ですが(写真がありません・・・銭湯お遍路29軒目でした)、最近、ご主人が急逝され、そのまま廃業となるとのことです。
押上駅に近い、フロント形式の簡素なコンクリート造りの銭湯でしたが(屋号の入ったコンクリート製円筒型煙突が聳えていました)、何と天然温泉※(薪で沸かしている)だっただけに、本当に残念です。 ※無色透明 弱アルカリ性 泉温20.6℃(気温13℃) 230L/min(掘削&動力揚湯) 無色透明殆ど無味無臭僅微硫化水素臭 pH7.9(昔から使っていた井戸水が実は温泉だった・・・メタ珪酸で該当) 蒲鉾状の天井の浴室で、浴室正面壁には「洋風家屋と湖から望むスイスアルプス風の風景」、浴室中隔壁には「船着き場のある洋風家屋と川から望む湖の風景」(女湯側は「小さな洋風家屋+あひる」らしい・・・)のモザイクタイル絵がありました。 女湯には「お釜型ヘアドライヤー」もあったようです。 日曜日には朝湯もありました。 また1つ、素晴らしい銭湯が記憶の彼方に去っていきます。合掌! 追記(2011.10.18) 「東京銭湯ぶらり湯めぐりマップ」では休業中になっています。 追記(2012.2.13) 2012.2.8現在で廃業が申請された模様です。 追記(2012.3.25) 墨田29 泉湯【廃業】・・・その後 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/364/ ・・・のようになりました。 |
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