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【2024/05/03 13:48 】 |
旭川支部-旭川31 こがね湯
asahikawa31-koganeyu.JPG昨日深夜、羽田空港経由で埼玉に戻ったのですが、例によって週末の帰省を利用して、2011.12.4、「旭川支部-旭川31 こがね湯(神居3条13丁目2-20)」を訪れました。

JR旭川駅からJR函館本線及び忠別川と美瑛川(どちらも石狩川支流)を越えて西南西に1.5km程、かつては神居町の中心街であった「神居十字街」近くの住宅地に建つ昭和末期の簡素な造りの銭湯です。旭川環状線の一部をなす道道90号線から道1本外側になります。

前日夜半からの大雪のため、すっかり雪景色になってしまいました。粉雪舞い散る北海道旭川市らしい「雪の中の勇姿」をどうぞ!

の電気看板が目印で2階はご自宅のようです。後部に黒い金属製細円筒型煙突があります。

薪で沸かしているようです(後方に山積みになっています)。

上部に屋号の書かれた自動ドアの玄関には、冬対策としての風除室(雪が直接吹き込むのを防ぐため)と数段の外階段(道に雪が積もって高くなるため)があります。ゆと白字で染め抜かれた藍色の暖簾がかかっています。

玄関はフロント及びその前の休憩スペースと一体になっており、下足入れはシンプルな金属製の棚とロッカーが使われています。プラスチック板の入浴券の自動販売機があります。休憩スペースの男性側脱衣所入口付近に2階自宅への階段につながる戸があります。外から見える彎曲したガラスブロック壁の内側部分はベンチになっています(洒落た構造!)。

さらに戸を開けて入るとシンプルな脱衣所です。プラスチック籠による脱衣棚があり、時代の付いた事務用ロッカーが貴重品ロッカーとして使われています。金属枠&薄い布張りの古い衝立やIUCHI SCALEの針式体重計も歴史を感じさせます。

女湯側の脱衣所には以前の建物の写真(昭和61年当時)が貼られています(しばらく前には男湯側にありました)。

もちろんトイレは非水洗です。

同じくシンプルな造りの浴室は、すり鉢状に中央に寄せられた金属スレート材による天井で、中央縦方向に湯気抜きがあります。壁は緑系の昔風な正方形タイルで、床も模様が組まれたやはり昔風な正六角形タイルです。浴室中隔壁上部はガラスブロック壁になっています。奥壁中央下に小さな釜場へのドア、浴室中隔壁手前側に大きな業務用のドアがあります。

外側縦配置の浴槽は、奥からクスリ風呂(ブルーアロエ・・・緑の湯/湯口あり)、超音波気泡マッサージ器(ジェット2基)のある深風呂、内側に張り出したやや大きめの主浴槽(流れ風呂&ゲルマニウム温浴・・・だった?/湯口あり)と並んでおり、それぞれに11/4・11/4・11/2のツルカメの大きな水カランがあります。内側奥に無料の湿式サウナと小さな水風呂があります。外側手前に2×2=4方向のボディーシャワー(足下に脱衣所への小窓!)もあります。

正面壁に「樹木と小舟があり上を鳥の群れが飛ぶ沼地」の洋風柄の大判タイル絵(縦80cm×横120cm程度/茶色のエッチング風)があります。

カランは固定シャワー付きの「正六角形+円+矢羽根」の押し手で、内側8つ(湯のみで水がない)、内向き5つのみの島(湯のみで水がない)、外側5つ(右斜め上に水がある/中央の湯が故障中)の配置です。

ローカルな方々を含めてタレントなどが訪れており、フロントの後側に何枚かの色紙が飾られています。新しいところでは、2011.9.23に彦麻呂さんがプライベートで訪れたとのことです。

有線の昭和歌謡がBGMで「雪国の哀愁漂う銭湯」といった風情で溢れています。

駐車場もありますので、ご家族で、そして旅行のついでにお立ち寄りください。

ふと気付くと今年の130軒目です。あと残すところ1ヶ月を切りましたが、さてどこまで行けますやら・・・。

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【2011/12/06 19:09 】 | 北海道 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
旭川支部-旭川14 旭湯
asahikawa14-asahiyu.JPG既に一昨日(2011.10.30)になりましたが、例によって帰省のついでに、「旭川支部-旭川14 旭湯(東旭川南1条6丁目2-10)」を久し振りに訪れました。




旭山動物園
http://www5.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/

・・・に向かう動物園通りの東旭川(かつては別の町)市街中心部(旭川神社の鳥居の隣)にあります。

写真は動物園の帰り方向から撮ったものです。

Rn(ラドン)マークが特徴的なやや小型のビル型銭湯で、横向きの入口から入ると玄関が一体になったフロントとその前の休憩スペースです。

さらに引き戸を開けて入るとこぢんまりした簡素な脱衣所で、小型アルミ板鍵の作り付けの脱衣ロッカーが使われています。姉妹一同から贈られたTANAKAの7セグメント・デジタル表示体重計は1985年7月製です。

内側縦配置の浴槽は奥から寝風呂2基、ブラックシリカ=神天石の深風呂(なぜか水カランが外向き)、バイブラ風呂と並び、外側奥に無料の乾式サウナと小さな水風呂があります。

不揃いな固定シャワー付きのカランは▽(13)と古い宝(9)の押し手で(一部が適当に青)、内側4つ(ここのみ右上に水)、外側6つ、8角形の島!の配置です。

ボイラーで湧かしています。

有線(演歌)が流れ、気のいい女将が切り盛りする地方銭湯です。

駐車場もありますので、動物園帰りにお立ち寄りくださいませ。

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【2011/11/01 00:43 】 | 北海道 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
旭川支部-旭川27 星の湯【廃業】
asahikawa27-hoshinoyu.JPG大変残念ながら、この9月で廃業になってしまった、「旭川支部-旭川27 星の湯(春光4条9丁目4番6号)」です(現在のところ建物はそのままです)。

2010.8.17に訪れたことがあります(写真も当時のものです)。

昭和36年(1961年)の創業(2代目)でした。

JR旭川駅から石狩川を渡って北方4~5㎞ほどの銭湯が集中する「春光~末広地区(日本陸軍の兵舎があった地区とその周辺)」にある簡素な造りのコンパクトな銭湯で、後ろに茶色の金属製細円筒型煙突と自宅があります。正面が駐車スペースになっています。

屋号の下のシンプルな玄関から男女別のドアを開けると、簡素な番台のある三和土から直接上がる脱衣所で、小さなアルミ板鍵の下足箱と古い木製の脱衣ロッカーと籐製の籠が使われています。招き猫や千客万来&招福&大入の額に加えて、旭川実業高等学校野球部の甲子園出場記念のペナントが多数貼られています。有線放送(演歌)が流れています。

中央部に小さな湯気抜きのある金属製天井の浴室で、浴槽は外側逆L字配置に内側奥から、熱気浴室(湿式サウナ)、水風呂、超音波気泡マッサージ、バイブラ、小円形のジェット風呂、熱湯、薬湯寝風呂、立ちシャワーと並んでいます。

カランは押し手が▽で、内側奥2つ(湯のみで水がない)、内側手前6つ(上が水で下が湯の斜め配置)、6つ&6つの島(湯のみで水がない)の配置です。

関西タイプの黄色のケロリンの湯桶が使われていました。

また1つの銭湯がその役割を終えました。合掌!

<参考>
北海道新聞旭川支社 湯快だな(2004.7.21)
http://asahikawa.hokkaido-np.co.jp/yukai/20040721.html

追記
HPの関係部分も修正しました。

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【2011/09/27 11:32 】 | 北海道 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
旭川支部-旭川9 福の湯
asahikawa9-fukunoyu.JPG2011.9.23、引き続き秋の連休による帰省のついでに、「旭川支部-旭川9 福の湯(8条通21丁目右1号)」を久し振りに訪れました。

JR旭川駅の北東方1.5㎞ほどの空洞化しつつある住宅地の中の傾斜地に建つビル型銭湯で(1階が銭湯・地階は駐車場・2階は自宅?)、脇の外階段を上がると入口です(裏口もあります)。

高い看板などに変わったのマークがあります。

昭和42年(1967年)創業で(現在は2代目)、屋号は経営者の姓(福田)に因んだものとのことです。

赤字の屋号入りの緑色オリジナル暖簾の掛かる玄関にはスチールの鍵付き下足箱や棚があり、北海道公衆浴場業環境衛生同業組合によるお願い文が日本語・英語に加えて中国語さらにはロシア語併記になっています。入浴札の自動販売機が設置されています。

斜め配置のフロントの前には広い休憩室があります。

脱衣所ではプラスチック製の籠による作り付けの木棚と鍵付きスチールロッカーと木製の返却式100円コインロッカーが使われ、独立した喫煙室があります。女湯側ではお釜型ヘアドライヤーが現役で稼働しています。

浴室は新しく、外側縦配置に奥から、寝風呂2基(ぬるめ)、気泡風呂(ややぬるめ)、中国雲南省産ゲルマニウム鉱石入りの流れ風呂(あつめ)、流出口を挟んで水風呂、小型TVのある遠赤外線サウナ(乾式/昭和62年(1987年)導入)が並び、サウナの壁に上がりシャワー(ロングタイプ)があります。

カランは▽の押し手で、中央縦に7つ&7つの島(ロングシャワー)、奥4つ(固定シャワー)、内側奥7つ(固定シャワー)、柱を挟んで内側手前4つ(固定シャワー/ここだけ右上に水がある/1つだけ宝の押し手)の配置です。

関西タイプの黄色のケロリンの湯桶が使われています。

とても広い駐車場がありますので、ご家族揃って自家用車でお越し下さい。

<参考>
北海道新聞旭川支社 湯快だな(2004.9.29)
http://asahikawa.hokkaido-np.co.jp/yukai/20040929.html

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【2011/09/27 09:54 】 | 北海道 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
滝川支部-深川1 深川湯
fukagawa1-fukagawayu.JPG2011.9.22、秋の連休による帰省のついで&買い換えた車の慣らし運転がてら、「滝川支部-深川1 深川湯(深川市4条3丁目10)」を訪れました。

JR深川駅前の道を200m程進み、メインストリートを右折して、さらに滝川方面に500m程進んだ深川市中心街にあります。

最盛期には市内に少なくとも4軒以上の銭湯があったようですが、五月湯(深川市北光2-7-2)の廃業により(完全に消失し痕跡もありません)、最後の1軒になってしまいました。

かつては鉄道交通の要衝だった深川市の往時を彷彿とさせる正面屋根に凝った平入りの木造建築で(玄関上部は唐破風様)、正面壁に縦に屋号が書かれ、雪国らしく屋根には落雪防止の木組みがあります。

後部に茶色の金属製細円筒型煙突があり、薪で沸かしているようです。

大女将の記憶頼りなのでやや曖昧ですが、創業60余年(昭和20年頃?の創業/嫁がれたのが創業16年目)とのことです。

木製の引き戸を開けると横長の狭い玄関で、手書きの「男湯・女湯」の表示に従ってさらに引き戸を開けると、三和土から直接上がる、古い木床にレザーなどを敷いた脱衣所です。

低いシンプルな木製の番台に大女将が座り、手前の壁には鶴と亀のイラストの入った斜め木板鍵の下足箱(一部は戸のない棚)があります。脱衣ロッカーはなく、主に籐製の籠が使われています。中央壁の鏡の木枠の字が右から書かれています。古い木のベンチがあり、男湯側にはフジ(茶色)、女湯側にはヤマト(赤色)の自動マッサージ機が現役で稼働し、女湯側ではお釜型ドライヤーも使われています。貫目表示の体重計がありますが、見たことのないタイプです(是非直にご確認を・・・)。大女将の趣味の日本人形多数とともに、自慢のお孫さん(全国レベルのスピードスケート選手)の写真や新聞記事が飾られています。

浴室入口前の床はマーブルタイルで、水が拡がらないように一段高い流しのようになっています。

浴室天井は波形トタンによるすり鉢状で中央に小さな湯気抜きがあり、浴室中隔壁は中央上部がガラスブロック壁で手前に小さな業務用の潜り戸があります。タイルもほぼ昔のままです。

男湯外側は脱衣所奥の折りたたみ式の木戸から続く釜場への廊下(浴室側の壁が剥き出しのモルタル)になっており(手前は2階自宅への階段)、釜場の近くにトイレ(立派な水洗)があります。

主浴槽は中央縦置きの面取り長方形で、手前側1/4が浅くなっており、奥にツルカメの11/2の水カランがあります。

奥外側に熱気浴室(湿式サウナ)、奥中央に水風呂、奥内側にもう1つの深浴槽(ツルカメの11/2の水カランとパイプから流れ落ちる湯口あり…湯は張られていない)が増設されています。

そのため、「ヨットが浮かび岸に古城の建つ湖から望む山々(女湯も同じ)」の縦1m×横1.2m程の洋風モザイクタイル絵は、熱気浴室(湿式サウナ)の壁で分断されています。

カランは古い宝の押し手で、内側6つ(湯が左下&水が右上/手前側4つに固定シャワー?の痕跡)、外側5つ(湯のみで水がない/固定シャワーあり)のみです。

側面に小さな温泉マークの入った黄色のケロリンの湯桶と無地のケロリン型湯桶に混じって、底部に貝印カミソリのロゴマークの入った黄色のケロリン型湯桶が使われており(いずれも関西サイズ)、プラスチックの椅子とともに浴室入口近くの外壁前にきれいな三角に積み上げられています。

因みに、全編北海道でロケが行われた映画「ガチ☆ボーイ(2008.3.1公開/出演:佐藤隆太・サエコ・向井理・仲里依紗・宮川大輔・泉谷しげる・他…敬称略)」の主人公の実家として使われたので、映画のポスターと出演者のサイン、地元北海道新聞の記事(2008.3.11朝刊)が飾られています(ロケに使われ撮影後はそのまま贈呈されたという屋号入りのオリジナル暖簾は残念ながら掛かっていませんでした)。

なぜか掲示の公定料金よりも安い「大人350円」でした。

ご主人が大切に修繕しながら営んできた歴史ある銭湯を、そのご主人が体長を崩されたため、今年喜寿を迎えた大女将と息子さん、そして2人のお孫さんが守り続けています。

火・水・金・日曜日の週4日(5月~12月は木曜日を含めて週5日)15:00~21:30の営業です。

演歌が静かに流れ、営業のためというより話し好きの大女将が常連客とのふれあいのために続けているような人情味あふれた昭和レトロな地方銭湯です。

北海道旅行の途中で是非お立ち寄りください(田舎町ですので裏通りに駐車しても問題ありません)。お勧めです!

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【2011/09/27 09:22 】 | 北海道 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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