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早めの夏期休暇(2分割前半)による北海道からの報告です(ネット環境外にいたためアップが遅くなりました)。
2011.7.14、私が小学校後半から大学前半までを過ごした美瑛町に2軒残る銭湯のうちの1つである(最盛期は4軒あったとのこと)「旭川支部-美瑛1 朝日湯(中町2丁目4-20)」を訪れました。 JR北海道富良野線美瑛駅からメインストリートを旭川方面に約500m進んで大雪山側に道3本入った市街地にある簡素な造りの建物の銭湯です(2階は自宅?)。 後部側面に釜場への入口があり(重油で沸かしているようです)、その向こうに茶色の金属製円筒型煙突が見えます。 屋号入りの高い電光看板が立っており、広い駐車場があります。 壁に書かれた屋号の下の「ひさしは商店風ながら普通の民家のような玄関」から入ると、フロント&休憩スペースがあり(下足箱は事務用ロッカー)、その奥には、畳が3枚敷かれ電気式の炬燵と手作りクッションなどが置かれた小上がり的エリアがあります(常連さんのおしゃべり場?)。 脱衣所では小さなアルミ板鍵の手作り?木製ロッカーと長方形プラスチック籠による棚が使われ、ぶら下がり健康器が置かれています。 全国公衆浴場組合(全浴連)の「銭湯入浴のマナー(英語・中国語・ハングル併記)」と北海道公衆浴場業環境衛生同業組合のお願い文(日本語・英語に加えて中国語さらにはロシア語併記)が貼られています。 浴槽は地方銭湯の標準形である中央縦配置で、手前1/2はバイタル麦飯石風呂(右手前にツルカメの11/2の水カラン/右奥下部に湧き口/手前の一部が浅くなっている)、続く1/3はバイブラ(右奥にツルカメの11/4の水カラン)、奥1/6は薬風呂(訪問時は香湯/右手前にツルカメの11/4の水カラン)です。 内側奥側に「メトス サウナ室(乾式サウナ)※」があり、外側奥側に小さな水風呂(50cm×100cm程)、その間に水シャワー・水飲み場・釜場への小さなアルミ製の戸があります。 ※メトス サウナ(metos sauna from FINLAND suomi インストルメンタリアム社/輸入販売元:株式会社メトス=旧中山産業株式会社) http://metos.co.jp/index.html 外側手前側の壁にシンプルこの上ないシャワーがあります。 固定シャワーと鏡付きのカランは内側7つ(▽の押し手/斜め配置で水がある)、外側7つ(宝の押し手/湯のみで水がない)となっています。 浴室中隔手前側にある業務用のドアは1/4間幅の狭いものです。 関東サイズの黄色のケロリンの湯桶と緑のM字椅子が使われています。 凄さはありませんが北海道地方銭湯の基本形です(入門編として最適?)。 しかし、昨年、経営者の高齢化により廃業するところを、別の方が借りて営業を続けて来られましたが、諸般の事情により、大変残念ながら、来月(2011年8月)をもって、やはり廃業となるようです。 どうぞお早めにお越し下さい。 追記(2011.1.13) やはり2011年8月末で廃業となった模様です。 追記(2012.7.20) 2012.7.15に廃業を確認しました。 <参照> 旭川支部-美瑛2 朝日湯【廃業】 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/451/ PR |
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