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【2025/08/19 00:04 】 |
年頭所感
takahironotaki.JPG明けましておめでとうございます。

今年も銭湯探訪と研究・報告を続け、銭湯文化の保存と発展に微力を尽くしたいと存じます。

YAHOO! MAPにも載らない北海道の山中にある冬の高広の滝※にて

※北海道中川郡美深町字仁宇布付近(道道49号線沿い)

http://yj.pn/LoBE1O

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【2011/01/04 18:19 】 | 雑記 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
旭川支部-旭川3 こがね湯
asahikawa3-koganeyu.JPG予定外の延長戦の報告です。

本日、帰省先の北海道で「旭川支部-旭川3 こがね湯(春光5条5丁目3-3)」を訪れました。

雪の中の入口の写真をどうぞ!

経営者が何回か代わっているようですが(常連談)、建物自体は昭和初期~中期頃の簡素な平入り建築で(細い円筒形金属製煙突があります)、この地域では比較的古いもののようです。

薪で沸かしているようです(山積みになっています)。

日本陸軍第七師団の官舎があった古い住宅地の中にある小型銭湯です。

屋号入りの暖簾(と同じく屋号入りの上部の硝子窓)をくぐると、ドラえもんとドラミちゃん風(・・・あくまでも風!)の置物が出迎える玄関で、さらに引き戸を開けて中に入ります。

昔は土間から直接脱衣所に上がる形式(番台形式)だったと思われますが、昭和期?にフロント形式に改造したようです。

「木製の下足箱(備え付け)」と「壁に埋め込まれた木製の脱衣ロッカー(一部は現役!)」が昔を偲ばせます。

かつて使われていたようですが券売機は故障中です。

脱衣所は古い木床(一部に見えます)にレザーを張ってあり、鏡の下の台は木製で、女湯との境には黒い招き猫・東芝製の古い天井扇(昔の国鉄車両にあったカバー付きのものに類似)・他の3面は広告(工務店・釣具屋・スナック)の立方体型時計があり、籐製の籠が使われています。

いろいろな意味でトイレもレトロです。

浴槽や浴室の床のタイルはある程度改修されていますが、浴室天井は昔のままのようで、プラスチック製波形トタンによるすり鉢状で中央に湯気抜き(保温のためかプラスチック製波形トタンでほとんど塞いであります)があります。

浴槽は、深浴槽-2本ジェット(超音波気泡温泉)2基&浅浴槽-バイブラ付き薬風呂(入湯時は緑色の湯/奥にパイプの湯口)・・・水カランはつるかめの11/4・・・と定員4人!の熱気浴(湿式サウナ)と定員1人!の水風呂です。

カランは内側5つ(ここのみ水あり/鏡あり/手前1つはシャワーなし)、島3つ&3つ(鏡-一部はタイル屋と建築屋と風呂設備屋贈-とシャワーあり)、外側3つ(鏡とシャワーあり)で、押し手は滴状10・逆三角形5つ・宝4つが混在(色も適当)、シャワー(固定式)もバラバラです。

関西型のケロリンの湯桶が使われています。

リンスインシャンプーと石鹸は無料サービスです。

特筆すべきはモザイクタイル絵で、小型(縦1.2m×横1.5m程度)ながら、男湯に「湖畔の葡萄の木の下で遊ぶ3人の裸の男児」、女湯に「2羽の白鳥が浮かぶ川の流れる秋の風景?」のものがあります。

地方銭湯らしい鄙びた味わいがあります。なかなかお勧めです。

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【2010/12/29 23:02 】 | 北海道 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
2010年のまとめ

これより北海道の田舎に帰省しますので、2010年の銭湯探訪はここで終了となります。

千葉県・東京都・神奈川県・埼玉県・茨城県・北海道・岩手県など、このBlog開始前を合わせて、延べ173軒の銭湯を訪れました。

10月の開始以来、HPは延べ240人、Blogは延べ750人を越える来訪をいただきました。

リピーターの方もおられるようです。

ありがたいことです。

来るべき2011年も日本各地(もしかすると海外も!?)の銭湯を訪れ、引き続きHPとBlogの充実に努め、銭湯文化の保存と発展に微力を尽くしたいと存じます。合わせてみなさま方の幸せに些かなりとも寄与できれば幸いです。

それでは、良い年をお迎え下さい。

羽田空港のラウンジにて

追記(2010.12.29)
予定外の延長戦により174軒になりました。

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【2010/12/28 17:10 】 | 雑記 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
習志野5 鷺沼温泉(浴場)
narashino5-saginumayokujo2-s.JPG引き続き、昨日、久し振りに、千葉県の個人的お勧めレトロ銭湯の1つである「鷺沼温泉(浴場/習志野市鷺沼1丁目14-15)」を訪れました。

同名のHP
http://sentotanbonin.iiyudana.net/

国道14号線沿いの「歴史のある家屋が建ち並ぶ古い住宅地」の小路の奥にあります(京成津田沼駅から少々歩きます)。

HPには国道からの様子を載せましたので、こちらは入口のアップをどうぞ!

建て込んでいるため全景が確認できませんが、古い簡略な宮造りの建物?の正面を改造したものと思われます。

埋め立てなどのため周囲の様子は変わっていますが、かつては海の近くに建ち、入口前には松並木と鯉のいる池があったとのことです(常連談)。

昭和8年(1933年)に発見された千葉県最初のラジウム鉱泉(褐色:18.7℃:飲用可)による、昭和29年(1954年)創業の温泉銭湯です(千葉県衛生局の古い推薦文あり)。

薪で沸かしているようです。

もちろん番台形式で、木調の格天井(修復あり)&白壁&磨き込まれた木床&ほとんどが木製の戸や窓の脱衣所はとても広く、木製の3枚羽根天井扇もあります。

籐製の脱衣籠のみでロッカーはありません(外側の棚は置き道具用)。女湯には磨き込まれた木製のおむつ替えの台があります。

浴室に入ると感涙が止まりません!

渋い煉瓦?製の浴槽はやや前面に湾曲した2槽式で、内側は熱く、外側は温めです。当然のようにジェットもバブルも何もありません。

今や貴重な「板にそのまま書かれたペンキ絵(西伊豆 三津※:H5.6.13-女湯は北海道 大沼…からの駒ヶ岳)が立派です(年月を経た割に状態はいいです)。さすがに広告自体はありませんが、ペンキ絵下部の広告スペースはそのままになっています。

※最後の字が津か郷か判別しにくいのですが、女湯の記載と比較して、人名ではなく地名・・・つまり三津と判断しました(HPの記載も修正)。丸山清人氏・中島盛夫氏・早川利光氏によるものではないようです。

浴槽背面には「錦鯉の泳ぐ池」の鈴栄堂九谷三六角タイル絵(茶色の枠付き)があります。端に書かれた広告にご注目!(敢えて詳細は伏しますので是非実際にご確認下さい)

浴室中隔壁にも、男湯は「忠臣蔵三段目道行」他2枚、女湯は「義民宗吾*-実に千葉らしい!」他2枚の鈴栄堂九谷三六角タイル絵(茶色の枠付き)があります(敢えて詳細は伏しますので是非実際にご確認下さい)。

*我が国の代表的義民(本名 木内惣五郎):佐倉藩国家老による暴政に苦しむ領民の救済を四代将軍家綱公に直訴し、その罪により承応二年(1653年)公津ヶ原刑場で磔刑に処せられた。別格大本山鳴鐘山東勝寺宗吾霊堂(成田市宗吾1-558/京成宗吾参道駅より)に祭られている。
http://www17.ocn.ne.jp/~sougorei/

浴槽背面の注意書き「大衆爲風呂カケナイ様願ヒマス」が旧仮名遣いとは恐れ入ります。

カランは内側7つ(鏡はあるもシャワーなし)、島5つ&5つ(立ち上げた固定式シャワーが3つ&3つ/鏡なし)、外側4つ(鏡はあるもシャワーなし)で、外側奥に赤ちゃん用のプラスチック浴槽が置かれ、それ用のシャワーがあります。

天井は木製の切妻でやや奥寄りに50cm四方程度の小さな湯気抜きがあります。

ケロリンの湯桶と緑のM字型椅子も使われています。

この銭湯に入らずして千葉の銭湯を語るなかれ!もう行くしかないでしょう!!是非!!!

追伸
韓国系の方が継承したため、テレビには韓流ドラマが流れ、CASS BEERやJINRO(眞露)のChamisul(참이슬)のポスターが貼られています(全てハングルです)。朝鮮人参ドリンクもあります。そのため韓国の沐浴湯(목욕탕)のような風情も醸し出しています。

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【2010/12/28 13:13 】 | 千葉県 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
茂原 晴乃湯 【廃業】
mobara-harunoyu2-s.JPG年末のどさくさで、いつの間にやら一昨日になってしまいましたが、「茂原1 桜(櫻)湯(茂原市茂原461)」を訪れたついでに、2006~2007年頃に廃業した「茂原 晴乃湯(茂原市高師381)」の現況を確認しに行きました。

既に取り壊されて駐車場になっている・・・という未確認情報もありましたが、ななな・・・何と!・・・二重千鳥破風を冠した少なくとも昭和初期頃建築の宮造りの建物がそのまま残されておりました。

オリジナルの屋号入りの暖簾も垣間見ることができます。

残念ながら入湯前に廃業してしまったこともあり、内部の情報はありませんが、立派なタイル絵などのある伝統的な造りの銭湯だったのではないかと想像されます。

JR外房線茂原駅から西北西に約600m歩いた旧住宅地にあります。

「お勧め銭湯遺跡」にも追加しました(HPとBlogの写真は別角度です)。
http://sentotanbonin.kai-seki.net/

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【2010/12/28 00:37 】 | 千葉県 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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