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銭湯にとって欠くことのできない今や貴重な存在の銭湯背景画絵師。
一昨年の春に早川利光氏が急逝され、残るは丸山清人氏と中島盛夫氏の2名のみになり、田中みずき氏が中島盛夫氏の下で修行をされておられることは、銭湯愛好家(ペンキ絵愛好家)業界?では有名な話ですが、ありがたいことに最近はメディアにも取り上げられるようになっています。 参照:銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ TOKYO MX NEWS(2010年12月16日~17日に数回放送) 動画あり↓ http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news_play.html?bctid=ref:mxnews_201012168 →中島盛夫氏と田中みずき氏の活躍・奮闘が放送されました。 どうする?東京(テレビ東京で月1回放送中) http://www.mxtv.co.jp/dousuru/ →撮影が行われているのは「足立7 タカラ湯(千住元町27-1)」で、第2回からは田中みずき氏らが設置した背景画パネルが登場しています。 週末YY JUMPING “六平直政 昭和の銭湯”(テレビ東京 2010年11月27日) http://www.tv-tokyo.co.jp/yyj/backnumber/101127.html →あまりにも有名な「大田50 明神湯(南雪谷5-14-7)」で撮影が行われ(経営者のご夫婦も出演)、これまたあまりにも有名な「荒川32 斎藤湯(東日暮里6-59-2)」の「最後の三助(流し) 橘 秀雪氏」と丸山清人氏の仕事振りも放送されました。 地デジの検索項目に「銭湯」を加えるのをお忘れなく!! PR |
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銭湯お遍路169軒目です。 南口から伸びる往時の賑わいそのままの「昭和通り商店街」の途中から南に向かう道を抜けた千葉街道沿いにあります。 二重千鳥破風を冠した豪奢な東京銭湯の正面改造型ですが(懸魚も立派/細い枠付き円筒形煙突と側面が駐車場から観察できます)、玄関の奥が休憩所のように、脱衣所への戸が自動ドアになっているものの、中は昔の形式のままです(もちろん番台形式)。 玄関の暖簾は屋号と家紋?の入ったオリジナルです。 浴槽は改装されており、外側逆L字配置で、座風呂・ボディーマッサージ・沸き出し口(ジェット)とバブル付きの浅浴槽・沸き出し口(下から沸き上がる)と岩入りの湯口のあるやや高温の浅浴槽・日替り薬湯(ラベンダー&カモミールでした)があり、内側と外側手前に立ちシャワー3基もあります。 底面に緑の字で屋号の入ったオリジナルケロリンタイプ湯桶が使われています(なぜか緑のM字型椅子が1つだけ)。 脱衣所はきれいな木調の折上げ格天井&白壁で木の床はきれいに磨き込まれています。入浴心得の下や角の監視ミラーの上にはローカル広告(寿司屋・中華料理屋・仕出し屋・病院)があり、赤富士?の絵も飾られています。 勿体を付けて最後に書きますが、何と言っても素晴らしいのはペンキ絵です。 中島盛夫氏&田中みずき氏による「石川県 見附島(平成22年11月8日)」ですが(銘あり)、驚くほどに低い位置から書かれているのです。 手を伸ばせば届くどころか(・・・といっても決して触ってはなりません!)、ちょっと背の高い方であれば、文字通り眼前に見附島がぁ~~~!!! 近づいてタッチを細かく観察するもよし、外側手前の薬湯からゆっくり眺めるのもまたよし。結果として上方が広い空になっていることもあり、まるで海岸の露天風呂にいるような感覚が味わえます。 女湯側にある中島盛夫氏入魂?の珍しい「日本画風の白い富士」も垣間見ることができます。 書き換え前の故早川利光氏の驚きのペンキ絵のことを含めて、 銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ ・・・をご参照下さい。 銭湯ペンキ絵愛好家(ペンキ絵銭ちゃん=ペン銭・・・とでも命名しましょうか?)には外せない銭湯の1つです。是非是非!! |
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銭湯お遍路168軒目です。 簡易な造りの外観の東京形式銭湯で(裏に細い円筒形枠付き煙突)、玄関左右の「ゆ」が遠くからも目立ち、同じく玄関左右のレインボーカラーガラスブロック壁が昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。入口の暖簾は城東浴場防災研究会のオリジナルです。 浴槽は改修された2槽式で、深浴槽はバブル付き日替り薬湯(温浴素じっこうでした)、浅浴槽には座風呂2基と岩入りの湯口があります。内側手前に立ちシャワー、外側奥の浴槽手前には小さな踏み石ゾーンもあります。 浴室は、タイルは改修されていますが(女性柄のタイルも・・・)、釜場への戸は木製で、カランは扇子マーク付き、押し手は古いタイプのハンドル型、ケロリンの湯桶が使われています。 「川が流れる桜咲く山麓からの富士」のペンキ絵は(女湯は見附島とか・・・)、銘はありませんが、平成21年3月21日の中島盛夫氏&田中みずき氏によるものです(平成15年11月8日、平成20年9月20日と、積極的に描き直されているようです)。 参照:銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ 浴室中隔壁には、帆船の浮かぶ海に囲まれた島から望む山(瀬戸内海?)のモザイクタイル絵もあります。 古い木の床の脱衣所は壁や柱なども古いままです。特に浴室入口付近のタイルが昔を偲ばせます。 元は番台形式だったのではないかと思いますが、通常の番台の向かい側に、玄関の方を向いた低い受付があります(男女の脱衣所はきちんと分かれていますのでフロントとは言えないのかも知れません)。 低い!ぶら下がり健康器があり、なぜか体重計には「あずま湯」の文字が・・・!? 結構お客は多く、地元に愛された銭湯のようです。 亀戸駅周辺の昔からの飲み屋で一杯・・・もオツでしょう。 どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。 追記 東武亀戸線亀戸水神駅近くにあった「江東10 末広湯(亀戸8-1-6)」は完全に消滅し、住宅と空地になっていました。 |
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雪中の全景写真をどうぞ! 旭川市を代表する建造物の1つである旭橋を渡ってすぐの昔からの住宅地(国道40号線沿いの昔からの商店街の脇)にあります。 それなりに新しいビル型銭湯で(2階はマンションで3階は自宅?)、黒くて細めの金属製円筒形煙突があります。 屋号に因んで梅の花があしらわれたオリジナル暖簾をくぐるとフロントのある広い休憩スペースです。3枚羽根の天井扇、畳3畳の小上がり、懐かし漫画単行本多数に加え、幾つかのプラモデルが飾られています(タイムリーなことに宇宙戦艦ヤマトまで・・・)。だから・・・という訳ではないんでしょうが、古いヤマト自動マッサージ機もあります(女湯の脱衣所にも1つあるとのこと)。 脱衣所の入口の暖簾は、男湯「屋号入りオリジナル」、女湯「牛乳石鹸」です。 鍵付きのスチールロッカーもありますが、籐製の籠を使うのが通でしょうか。 浴槽は、内側奥に定員ギリギリ3人の熱気サウナ室(湿式=スチームサウナ)とTV付きのかなり広いサウナ室(乾式/別料金)があり、外側逆L字配置に水風呂、寝風呂(ジェットなし)&4方向からのジェットの近円形(・・・の3/4)浅浴槽-この2つは温めで青い入浴剤入り、*深めでやや温めの主浴槽(宝寿湯入り)があり、中央に奥から流れる靴下型の浴槽(湯口・電気風呂・超音波気泡マッサージ・*深風呂・金属製のバーで仕切られて浅風呂・流出口)-これらは熱め・・・となっています。*にある水カランはつるかめの11/4です。外側手前には左右に上下4方向ずつのボディーシャワーがあります。 カランは、内側5つ+1つ+2つ(ここのみ水カランあり)、島5つ&5つ(小さな白い道具置きあり)、外側6つ+1つ+2つで、押し手は逆三角形、それぞれに固定シャワーが付いています。 浴室入口脇に青竹踏みもあります。 関西型のケロリンの湯桶と緑のM字型椅子もあります。 浴室中隔壁上部にキティーちゃんやポチャコのシールが貼られているのはご愛敬? 女湯の脱衣所にはお釜型ドライヤーもあるとのこと。 じ・・・実は、何よりも驚きなのは浴室入口脇の『背中洗機』なのです・・・が、敢えて詳細は伏しますので、是非是非一度お試し下さいませ~~~!!! 駐車場がたくさんありますので、ご家族揃ってお車でどうぞ! 追記(2011.8.19) 大正7年(1918年)の地元業界団体の資料に掲載されている老舗銭湯。現経営者は昭和43年(1968年)頃に引き継いだ。 <参考> 北海道新聞旭川支社 湯快だな(2003.11.12) http://asahikawa.hokkaido-np.co.jp/yukai/20031112.html |
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