忍者ブログ
  • 2025.07
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 2025.09
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2025/08/05 17:08 】 |
千代田2 梅の湯
chiyoda2-umenoyu.JPG例によって既に一昨日になりましたが(深夜のアップです)、所用で東京中心部に行ったついでに、神田の古書店街に近い(最寄り駅は神保町駅)「千代田2 梅の湯(神田神保町2-8-2)」を訪れました。

銭湯お遍路208軒目です。

大きなビルの1階にあるフロント形式のコンパクトな銭湯で(上階はマンション)、非常に近代的な造りです(玄関は自動ドア)。

場所柄か書き物用のカウンターがある休憩スペースを抜けて入るとL字型の脱衣所で(新しい4枚羽根の天井扇が回っています/トイレはバリアフリーの新型です)、浴室の入口は手前側面にあります。

白を基調としたタイルの浴室で、ポップな柄のカラータイルのラインで飾られています。

浴槽は奥横配置で、内側に電気風呂とボデージェット(原文まま)とハイパワージェットが並び(前方にカーブして突出)、外側奥角に流れ落ちる湯口があります。入口横に立ちシャワーもあります。

カランはハンドルタイプの押し手で(固定シャワーあり)、内側8つ、中間壁の内側に2つ+2つ&外側に3つ・・・のみです。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

玄関の木札鍵の下足箱と入口の上に飾られた昔の建物の絵が、この銭湯の歴史を静かに物語ります(商店街から奥まった配置の千鳥破風を冠した宮造りの銭湯だったようです)。

因みに、千代田支部としての千代田区の4つの銭湯は(あと3軒は「千代田1 バン・ドゥーシュ(麹町1-5-4)」「千代田3 稲荷湯(内神田1-7-3)」「千代田4 お玉湯(岩本町2-2-14)」)、「銭湯ランナー(ズ)」として皇居周辺などをジョギングするランナーを応援しています。

脱衣所でランニングスタイルに着替えて、荷物はロッカー(鍵はフロントに!)、靴は玄関の棚に預け、ランニング後は銭湯で汗を流す・・・といった方式です。

ランナー(ジョガー)が帰還する時間は混み合いますので、銭湯が目的の方は別の時間にどうぞ!

ご年輩の常連さんと時間帯で上手に棲み分けた形になっています。

拍手[0回]

PR
【2011/07/25 02:37 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
旭川支部-旭川5 旭鉱泉湯(八条プレジャー)
asahikawa5-asahikousenyu.JPG早めの夏期休暇(2分割前半)による北海道からの報告の最後です。

昨日、旭川市中心街にある(旭川駅やその周辺のホテルからも徒歩圏内/旭川市民文化会館北側)「旭川支部-旭川5 旭鉱泉湯(八条プレジャー/8条通9丁目左1号)」を訪れました。

おそらくこのあたりでは最古と思われる大正初期創業の銭湯です。

現経営者(戦時中に経営者が転々としたため第26代になります)の奥様の一族が引き継いだのは、昭和32年(1957年)、空知管内北竜町の篤農家から離農した先々代のときで、昭和47年(1972年)、旭川市役所職員だった(秘書課長)先代が引き継いだ際に現在のビルに建て替えられ(全体を8条プレジャーと命名)、平成13年(2001年)にリニューアル・オープンとなっています。

2階は家族風呂と「本格 フィンランド メトスサウナ」などになっており(いずれも別料金)、平成5年(1993年)までは麻雀室も併設されていたようです。

先々代、先代ともに長年に亘って旭川浴場組合長を務めた功績により旭日単光賞を授与されているそうです。

Starffin-street.JPG大正14年(1925年)から昭和9年(1934年)の少年から青年時代をこの町内で過ごし(両親は8条8丁目でミルクホール「バイカル」の経営とロシアパンの製造・販売をしていました)、我が母校でもある「北海道立旭川東高等学校の前身 旧制旭川中学校」に学び、沢村栄治とともに日本プロ野球の黎明期を支えた往年の大投手「ヴィクトル・コンスタンチノヴィッチ・フョードロヴィッチ・スタルヒン, Victor Starffin, Виктор Константинович/Фëдорович Старухин, Viktor Konstantinovič/Fëdorovič Staruchin(戦時中は 須田 博 に改名・・・別名 青い目の日本人)」も通った銭湯です(銭湯正面は氏を記念した八条スタルヒン通りです)。

「第46代横綱 朝潮太郎(第3代)」が旭川巡業の際に贔屓にした銭湯でもあります。

旭川市中央地区(住所が○条○丁目の地区のさらに中心部)最後の1軒となってしまいました。

茶系の外壁など昭和モダンの香りのするビルで、壁のと「八条プレジャー」の下の脇がガラスブロック壁の玄関には、オリジナルの玄関マットや暖簾及び垂れ幕などがあります。

「彫刻のまち旭川」らしく、玄関を入るとすぐに木製の彫像が出迎え、フロント&休憩スペースから男女の脱衣所への入口の間にもブロンズ製の彫像が飾られています。

脱衣所ではスチール製の事務用鍵付きロッカーと長方形プラスチック籠による棚が使われています。

驚くことに電気行灯型広告ボックスが現役です(蕎麦屋・時計店・質屋・米屋=和田米穀店 8条8丁目・・・この銭湯に準じて創業70年以上!)。

全国公衆浴場組合(全浴連)の「銭湯入浴のマナー(英語・中国語・ハングル併記)」と北海道公衆浴場業環境衛生同業組合のお願い文(日本語・英語に加えて中国語さらにはロシア語併記)が貼られています。

北海道らしく?鮭を咥えた羆の木彫りまであります。

浴槽は、通常位置にバイブラと寝風呂2基(頭上に煉瓦色タイルのライトボックス)が並び、外側奥に遠赤外線サウナ(乾式サウナ/別料金)、その手前に水風呂があります。

加えて内側縦配置1槽式で類半円形の主浴槽があり、最奥の一段高く流れ落ちる噴水状の湯口に続き(流れ風呂)、奥側が気泡風呂、手前側が超音波風呂(ジェット2基)となっています。下が流出口になっている円央にあたる半円部分には、これまた「彫刻のまち旭川」らしいブロンズの裸婦像が立っており、浴室中隔壁も上部が洒落たガラスブロック壁&像の背面部分がガラスブロック壁の煉瓦造りという凝りようです。

手前側に3×3のボディーシャワーもあり、最も手前が小さめの業務用ドアになっています。

カランは外側6つ(柱を挟んで4つ+2つ/▽の押し手・・・奥から2つめの湯のみ宝/斜めに水あり/ロングシャワー)、外側6つ&内側1つ+3つ(主浴槽の彎曲のため中央にはない/▽の押し手/湯のみで水がない/固定シャワー)の島となっています。

関西サイズの黄色のケロリンの湯桶が使われており、一部は側面に「八‘條’プレジャー旭鉱泉」と入っています。椅子はもちろん緑のM字のものです。

「天然鉱泉」とのことなので、少なくとも地下水を使用しているのではないかと思われます(特に掲示がありません)。

浴室や脱衣所には有線(演歌)が流れています。

旭山動物園で有名な旭川ですが、街中の銭湯には「北国の中心都市の歴史」が隠れています。

旅先のほんのひととき、昭和ロマンに浸ってみてはいかがでしょうか。

旭川駅から散策がてらお立ち寄りください(広い駐車場もあります)。

注)伝聞情報の多くは、掲示されていた新聞記事「あさひかわ銭湯物語 お風呂屋さんに歴史あり 第23回(最終回)・・・掲載紙及び掲載年月日不明」と「湯快だな 八条プレジャー=旭川・・・掲載紙及び掲載年月日不明※」からのものです。

追記(2011.8.19)
※は北海道新聞旭川支社の2004.4.21の記事と判明しました。
http://asahikawa.hokkaido-np.co.jp/yukai/20040421.html

拍手[7回]

【2011/07/19 17:35 】 | 北海道 | 有り難いご意見(2) | トラックバック()
旭川支部-旭川26 亀乃(の)湯
asahikawa26-kamenoyu.JPGさらに引き続き、早めの夏期休暇(2分割前半)による北海道からの報告です。

昨日、旭川支部の銭湯集中地域「旭川市春光~末広地区(日本陸軍の兵舎があった地区とその周辺)」の銭湯の1つである「旭川支部-旭川26 亀乃(の)湯(末広2条2丁目2-16)」を訪れました。

比較的古い住宅地にある、昭和末期~平成初期頃?に建て直されたと思われる銭湯で(後部に茶色い金属製円筒型煙突があります/重油で沸かしているようです/背面に2階の自宅への入口があります)、駐車場に入りきらない車が道にはみ出す盛況ぶりです。

亀の図案を用いた屋号のネオンサインを掲げた玄関から入るとフロントと休憩スペースがあります。

折り鶴柄のアルミ板鍵が一部残る下足箱がそっと歴史を物語ります。

脱衣所への入口にかかる暖簾も亀の図案を用いたオリジナルです。

脱衣所ではスチール製の事務用鍵付きロッカーとプラスチック製の長方形の籠を用いた棚が使われています。

浴槽は内側縦配置で、奥から低温湯の薬風呂(訪問時はどくだみの湯-奥の壁に岩をあしらった壁の上の隙間の湧き出し口あり/ハンドルが取り外された大きな水カランあり)、気泡湯(水カランを取り外した痕あり)、ラドン温泉(背面の壁に岩をあしらった壁の上の隙間の湧き出し口あり)&「旭川初登場 マッサージ風呂(マイルドな電気風呂)」(中央にバーがある)、座風呂2基と並び、薬風呂を除いて連続し、手前の流出口に流れ落ちます。手前側に2×2のボディーシャワーもあります。

外側奥にメトスサウナ、その手前に水風呂、外側手前側に脱衣所に入り込む形でTV付き遠赤外線中温サウナ(貸しバスタオルは別料金)もあります。

カランは外側8つ(六角形内に円さらに内に矢尻の柄の押し手の水が斜め上にある/湯は▽だが一番奥以外はなぜか青/固定シャワー)、3つ&3つの島(湯のみ/六角形内に円さらに内に矢尻の柄の押し手/外側は固定シャワーで内側はロングシャワー)が縦並びに2つです。

浴室中隔壁上部はガラスブロック壁になっており、手前側に小さめの業務用ドアがあります。奥中央に釜場への小さなドアがあります。

女湯には「ディズニーキャラクターの海水浴」のプリントが貼られています。

家族揃ってのお越しをお待ちしております。

拍手[0回]

【2011/07/18 11:31 】 | 北海道 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
旭川支部-美瑛1 松の湯
biei1-matsunoyu.JPG引き続き、早めの夏期休暇(2分割前半)による北海道からの報告です(ネット環境外にいたためアップが遅くなりました)。

2011.7.15、私が小学校後半から大学前半までを過ごした美瑛町に2軒残る銭湯のうちのもう1つである(最盛期は4軒あったとのこと)「旭川支部-美瑛1 松の湯(西町1丁目8-7)」を訪れました。

JR北海道富良野線美瑛駅から富良野方面に約500mのメインストリート沿いに建つコンクリート造りの立派な銭湯です(背面に茶系の金属製円筒型煙突があります/正面の柱と背面の男湯の窓に屋号が書かれています/後部は自宅)。

外壁に書かれた1973は創業が1973年(昭和48年)であることを表しますが、元はJR北海道富良野線美瑛駅に近い道の駅の場所にあり、メインストリートの歩道拡張工事&区画整理の関係で、平成5年に現在の場所に新築・移転したとのことです(創業者であるご主人談)。

明るい玄関(下足箱は事務用ロッカー)を入るとフロント&広い休憩スペースで、美瑛付近の風景写真が飾られています。

脱衣所では事務用ロッカーと長方形プラスチック籠による棚が使われ、中間壁の手前側が休憩スペースになっています。

新しいタイルの浴室に奥横配置の浴槽で、内側大浴槽(かなり深い/ブラックシリカ/バイブラ)と外側小浴槽(やや浅い/温浴素じっこう/ジェット2基)の2槽式です(間にそれぞれの流出口あり)。

外側手前側に脱衣所に入り込む形でTV付きのガス遠赤外線サウナ(乾式)があり、その向こうに水風呂があります。

入口近くに立ちシャワーもあります。

カランは▽の押し手で(固定シャワーと鏡あり)、内側6つ(ここのみ斜め上に水がある/非常に湯が熱い!/+手前に水飲み場)、3つ&3つの島、外側5つの配置になっています。

関東サイズの黄色のケロリンの湯桶と緑のM字椅子が使われています。

子ども用のおもちゃもあったりします。

東日本大震災の影響でマインドが低下しているためか例年になく観光客が少ない寂しい状況ですが、昔の建物の時代からの想い出記録ノートが残されており、ライダーなどに愛されて歴史を重ねた銭湯であることがわかります。

美瑛観光のついでに、列車で、車で、バイクで、自転車で、若き日の記憶を辿りに?、是非お立ち寄りください(広い駐車場もあります)。

<社団法人美瑛町観光協会HP>
http://www.biei-hokkaido.jp/

拍手[1回]

【2011/07/17 22:59 】 | 北海道 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
旭川支部-美瑛2 朝日湯→【廃業】
biei2-asahiyu.JPG早めの夏期休暇(2分割前半)による北海道からの報告です(ネット環境外にいたためアップが遅くなりました)。

2011.7.14、私が小学校後半から大学前半までを過ごした美瑛町に2軒残る銭湯のうちの1つである(最盛期は4軒あったとのこと)「旭川支部-美瑛1 朝日湯(中町2丁目4-20)」を訪れました。

JR北海道富良野線美瑛駅からメインストリートを旭川方面に約500m進んで大雪山側に道3本入った市街地にある簡素な造りの建物の銭湯です(2階は自宅?)。

後部側面に釜場への入口があり(重油で沸かしているようです)、その向こうに茶色の金属製円筒型煙突が見えます。

屋号入りの高い電光看板が立っており、広い駐車場があります。

壁に書かれた屋号の下の「ひさしは商店風ながら普通の民家のような玄関」から入ると、フロント&休憩スペースがあり(下足箱は事務用ロッカー)、その奥には、畳が3枚敷かれ電気式の炬燵と手作りクッションなどが置かれた小上がり的エリアがあります(常連さんのおしゃべり場?)。

脱衣所では小さなアルミ板鍵の手作り?木製ロッカーと長方形プラスチック籠による棚が使われ、ぶら下がり健康器が置かれています。

全国公衆浴場組合(全浴連)の「銭湯入浴のマナー(英語・中国語・ハングル併記)」と北海道公衆浴場業環境衛生同業組合のお願い文(日本語・英語に加えて中国語さらにはロシア語併記)が貼られています。

浴槽は地方銭湯の標準形である中央縦配置で、手前1/2はバイタル麦飯石風呂(右手前にツルカメの11/2の水カラン/右奥下部に湧き口/手前の一部が浅くなっている)、続く1/3はバイブラ(右奥にツルカメの11/4の水カラン)、奥1/6は薬風呂(訪問時は香湯/右手前にツルカメの11/4の水カラン)です。

内側奥側に「メトス サウナ室(乾式サウナ)※」があり、外側奥側に小さな水風呂(50cm×100cm程)、その間に水シャワー・水飲み場・釜場への小さなアルミ製の戸があります。

※メトス サウナ(metos sauna from FINLAND suomi インストルメンタリアム社/輸入販売元:株式会社メトス=中山産業株式会社)
http://metos.co.jp/index.html

外側手前側の壁にシンプルこの上ないシャワーがあります。

固定シャワーと鏡付きのカランは内側7つ(▽の押し手/斜め配置で水がある)、外側7つ(宝の押し手/湯のみで水がない)となっています。

浴室中隔手前側にある業務用のドアは1/4間幅の狭いものです。

関東サイズの黄色のケロリンの湯桶と緑のM字椅子が使われています。

凄さはありませんが北海道地方銭湯の基本形です(入門編として最適?)。

しかし、昨年、経営者の高齢化により廃業するところを、別の方が借りて営業を続けて来られましたが、諸般の事情により、大変残念ながら、来月(2011年8月)をもって、やはり廃業となるようです。

どうぞお早めにお越し下さい。

追記(2011.1.13)
やはり2011年8月末で廃業となった模様です。

追記(2012.7.20)
2012.7.15に廃業を確認しました。

<参照>
旭川支部-美瑛2 朝日湯【廃業】
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/451/

拍手[1回]

【2011/07/17 22:49 】 | 北海道 | 有り難いご意見(0)
<<前ページ | ホーム | 次ページ>>