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本日(開設から1年と1ヶ月あまり)、ブログのカウンターが10000の大台に達し、同名のHPのカウンターも既に1750を超えています。
一介の素人による拙いブログにもかかわらず、多数のみなさまのアクセスをいただいていることに感謝するとともに(ブックマークされている方も少なからずいらっしゃるようです)、本ブログ&HPが銭湯文化の保存と発展に些かばかりは寄与できているのではないかと嬉しく思います。 なお、文章ばかりで、主に写真は外観の小さなものしかないので、寂しく思われる方もいらっしゃることでしょう。 これは、ブログ・HPともに、「私も銭湯に行ってみよう!」と思い、実際に行っていただくことを願って作成しているためです。 訪問に役立つように「外観(全景または近景)のあまり大きくないサイズの写真」は掲載しますが、訪問時のお楽しみを守るためにも、原則として内部の写真は掲載せず(例外あり)、文章でも「わざと詳細を伏せる」ことがございます。 ご迷惑がかからないように、変わる可能性のある「営業時間・定休日・料金」や、いたずらされるかも知れない「電話番号」などは特別な場合を除いて掲載しておりません。不親切かも知れませんが、必要に応じてそれぞれの責任でお調べ下さい(ネットの時代ですので情熱さえあればすぐに探し出せるでしょう・・・住所は掲載してありますので地図サービスで場所は確認できます)。公式HPのリンクを張っておくことはあります。 また、特に銭湯背景画(ペンキ絵)は適宜描き直されるものですので、記載と変わっている場合もあります。因みに中島盛夫氏&田中みずき氏の活躍の様子(書き換え情報を含む)は、 銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ ・・・をご覧下さい。 以上、ご承知の上でごらんいただき、みなさまの銭湯ライフに少しでも役立てば幸いです。 追記 許可のない限り内部の写真は撮りませんので(勝手な撮影は厳禁です!当然のルールはお守りください!)、全ては記憶することによりブログにしています。後に思い出して付け加えたり、表現を修正したりすることがありますので、掲載から数日程度は記載が変更されるかも知れません。 PR |
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銭湯お遍路228軒目です。 暗くなってしまいましたので、写真は以前通りがかったときのものをどうぞ(訪問時は消防署協賛の火の用心の赤暖簾でした)! 最寄りはJR常磐線&つくばエクスプレス&東京メトロ日比谷線南千住駅で、吉野通りを300m程南下し泪橋交差点から明治通りを東方に500m程歩いて南に少々入った、昭和期の建物が散在する古い住宅地に建つ簡素な造りの東京型銭湯です(後部の煙突はガスに切り替えたためか上部が切られ短くなっています)。 屋号入りのガラスの入った玄関にはSAKURA-Gのプラスチック板鍵の下足ロッカーとさくらのアルミ板鍵の傘立てロッカーがあります。 さらに引き戸の向こうには番台がありますが、脱衣所や浴室方向が見渡せないように改修されています。 大きな犬が主人・女将とともに番をしています。 飾り天井と木床のシンプルな脱衣所ではSAKURAⅢの普通鍵の脱衣ロッカーが使われており、木製のベンチと物置台に年季が感じられます。keihokuの針式体重計も古めです。 昨年(2010年)8月7日(前日が前夜祭)の石崎奉燈祭(七尾市石崎町)のポスターパネルが飾られていますので、経営者は石川県出身なのでしょう。 <参考> 七尾市観光協会公式サイトの該当ページ http://www.nanaoh.net/p132.html 東京型の浴室は天井がきれいに大橋ブルーに塗られ、ヒナギク?のワンポイント模様がある壁タイルが使われています。 浴槽は、内側深浴槽が座風呂2基の薬湯(温浴素じっこうでした)、外側浅浴槽が外側に枠付き湯口とバイブラのある赤外線風呂の通常配置で、外側手前にスチームサウナ(無料)があり、その向こうに小さな水風呂(なぜか水カランが2つ列んでいますが1つは出ません)、手前壁付きで立ちシャワーが列んでいます。 カランは固定シャワー付きの銀色のハンドル状の押し手で、内側8つ、4つ&4つの島、外側4つの配置です。 黄色のケロリンの湯桶が使われています。 お勧めは故早川利光氏によるペンキ絵で(少し側面に続いています)、浴室中央に富士が聳える波飛沫の豪快な西伊豆は、平成19年8月25日に描かれたものですが、ベニヤ板に直書きのためかほとんど傷みがありません。 補足(2012.1.16) 女湯は伊豆海岸で道にはレトロなバスが走っています。 隅田川沿いで向島を眺めつつ夕涼み・・・と江戸時代を想像するのも面白いでしょう。是非! 注)味のある下町・・・ではありますが、斜向かいがハローワーク上野の玉姫労働出張所でもあり、路上生活者の目立つ地区に隣接しています。お得意でない方は(特に女性やお子さんの場合など)日の高いうちの訪問をお勧めします。 追記(2011.12.19) 「1010 113 2011/December TOKYO銭湯物語 ●この銭湯の隠し味 P.P.8~9」もご覧ください。建物は平成元年築で、やはりご主人は石川県出身、看板犬はロッキーくんだそうです。 |
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例によって既に昨日になりましたが、千葉方面での仕事の帰りに車で立ち寄った、新京成線習志野駅の東南東400m程の(徒歩7分)再開発が進む住宅地にある(陸上自衛隊習志野駐屯地&航空自衛隊習志野分屯基地の近くでもあります)「船橋17 Esthé SPA クアパレス(KUR PALACE/薬園台4丁目20-9)」です。 同名のHPの全景写真のように基本的には簡素な東京型銭湯の正面フロント改造版なのですが、公式HP(後記)にある通り、お風呂とサウナのレジャーランドとしての「ベルサイゆ」な改装で統一され、白とピンクの外観はお洒落なブティックかファッションホテルあるいは結婚式場のような趣で、後部の煙突がなければ銭湯とはとても思えません。 ロココ調の円柱を配した玄関(ファサードとかエントランスとか言うに相応しい!)の左右には白大理石調女性像(+向かって右側にもう1体)とピンクのベンチが置かれ、たくさんの花々で飾られています。 街灯や装飾灯も実に凝ったものです。 窓の多くはステンドグラス風のガラスになっており、側面上部には風見鶏の飾りまであります。 屋号入りのオリジナル絨毯が出迎える玄関の内部も、絢爛豪華な装飾品で溢れ、ホテル顔負けの状況です。 天井に青空が描かれた受付カウンター(フロント)前のラウンジ(休憩スペース)には、巨大な薄型テレビが置かれ(70インチ!)、模擬暖炉があります。なぜかエジプト調のミイラの黄金仮面まで・・・!? シャンデリアの下の脱衣所というかパウダールームも同様の装飾品で溢れ、大型薄型テレビが3台もあります(別々のTVや映画が流れています)。からくり時計があって、手洗い場が極めて凝ったもので、外側の増築部分に高級倶楽部もビックリのウォッシュルーム(トイレ)や喫煙室があって、多数の雑誌も無料で読めて・・・あぁ・・・! 浴室は東京型だったものを大胆に改装し、天井となく壁となく天使や女神などで埋め尽くされています。湯気抜きの窓もステンドグラス風になっています。照明もガス灯風だったり天使が舞い踊っていたり、時計には鸚鵡が付いていたり、外側の増築部分の奥には大型テレビ2台の入ったボックスがあったり・・・ 奥から外側にかけて配置された浴槽は、内側方面から、薬湯(ピンクのコエンザイムQ10バスでした)兼ラジウム温浴(北海道二股温泉の鉱石使用)、滝状に落ちる湯口からのゲルマニューム(原文まま)流れ風呂、エステジェット、それぞれに壁埋め込み型小型テレビの付いた岩盤浴兼寝風呂3基、宝寿湯の薬湯が配置され、外側の増築部分にある大きな浴槽は、内側奥に座風呂2基、外側奥角に足下から流れ落ちる湯口の付いた女性像、外側に電気風呂とショルダージェットと強力に体が浮き上がる轟爆ジェットを備えています。さらに外側手前には、屋号入りの大きなライオンの口から流れ落ちる広い水風呂、そして中温と高温の2つのフィンランド製正統電気式ストーンサウナ(別料金/総檜張りでフィトンチッドの森林浴兼-それぞれ大型薄型テレビ付き)があります。脱衣所側に延長した浴室部分の内側手前には立ちシャワーもあります。 正面壁には「南の島の海岸の風景」の不整形モザイクタイル絵があり、サウナの壁に「小舟3槽が繋がれたギリシア風の白壁の家」のペイントがあります。 新しい押し手のカランは、内側5つ※、6つ&6つの島、内向きのみ5つの水風呂の壁兼の島の配置ですが、それぞれにある固定シャワーのハンドルも凝ったもので、縦楕円型の鏡にはピンク系の天使の装飾が施されています。 ※奥側の1つの鏡が小さなハート型で、その奥の薬湯兼ラジウム温浴の壁には固定シャワーの痕が2つありますので、同浴槽は後に増設されたものと思われます。 底部にオリジナルイラストと屋号が描かれたケロリン型湯桶が使われています。 リンスインシャンプーとコンディショナーとボディーソープは無料サービスです。 各種回数券やHP限定のクーポンもあります。 ここまで「ぶっ飛ぶ?」と逆に「あっぱれ」です。 一度は訪れる価値のある、(いい意味で)日本を代表する?珍銭湯の1つです(幾つかのメディアでも紹介されたことがあります)。是非!!! 正面が駐車スペースになっていますのでお車でも大丈夫です。 もう・・・とっても全てを書ききれませんので、詳しくは公式HPをご覧ください。 http://www.kurpalace.com/ |
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