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日本最北の銭湯 となってしまった「稚内地区組合-稚内4 みどり湯(緑湯/稚内市緑1丁目10-23)」を訪れました。 (正式に記録を始めてから、)北海道37軒目になります。 JR北海道宗谷本線の南稚内駅(複雑な変遷を経ていますが歴史を辿れば元々は稚内駅で同市の中心でした)の南東500m程の昔からの市街地にあります。 稚内に向かって国道40号線(稚内国道)から道北を拠点とする西條デパートを過ぎた南稚内駅手前の大黒2丁目交差点を左折して、JR宗谷本線の踏切を越え、北海道道106号オロロンラインをさらに400m程進み(この道からは建物の陰のため銭湯がほとんど見えません)、稚内南小学校横の公園(なぜかキリンが立っています)の斜向かいの北海道ではメジャーなコンビニ「セイコーマート」の脇の小路から細い川(クサンル川)に架かる橋を渡ると、左手すぐの同川沿いに建っています。 煉瓦調の外観の比較的に新しい建物で、別の入口から上がった2階はご自宅のようです(2階に相当する位置に北海道特有の大型(おそらく490L!)灯油タンクが設置されています)。後方にあまり高くないコンクリート製四角柱煙突が立っています。 薪で沸かしているようです(脇の倉庫?に山積みになっています)。 そのものズバリ「みどり湯」の看板が上に、輪切りの自然木による銭湯マーク付きの営業案内版が横に架かり、両脇にこれまた屋号通りの「緑あふれる庭」を配した洒落た造りの玄関の左右から男女別のアルミサッシの引き戸を開けるとコンクリートの三和土で、そのままビニールレザーの床の簡素な脱衣所に繋がっています。 下足入れは鍵のかかるスチール製ロッカーで、荷物入れ兼用の大きめのものもあります。 番台は簡素で、プラスチック製の長方形の脱衣籠が使われており、内側にはそれを置くための造り付けの木製棚、外側にはゴザ敷きの大きな縁台があります。扇風機はNationalの懐かしいもので、TANAKAの針式体重計は120kg対応です。金魚の水槽や碁盤に加えて、様々な陶器が所狭しと置かれています。トイレは水洗化されています。 さすがは対ロシア貿易の第一線だけあって、全国公衆浴場組合(全浴連)のイラスト入り「銭湯入浴のマナー(英語・中国語2種類・ハングル併記)」、全国公衆浴場業生活衛生同業組合のイラスト入り「お願い文(英語併記)」、テルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」に加えて、「日本語・英語に加えて中国語さらにはロシア語併記の北海道公衆浴場業環境衛生同業組合によるお願い文」も貼られています(同市内の標識や商店の看板にもロシア語が溢れています)。 女湯側にはフジ自動マッサージ機(4玉)とSANYOの赤いお釜型ドライヤー(次項を熱烈参照のこと)があります。 コンパクトな浴室はプラスチック建材の天井で(平天井から外側に少し低くなる造りです)、壁や床のタイルもシンプルながら、正面のみ煉瓦調の壁になっています。 浴槽は内側奥配置の外側部分が浅くなった1槽式で、内側奧角の石積みの部分にパイプ状の湯口と水カランがあります。 カランはロングノーズのシャワー(なぜか2ヶ所は非常に短い!)が付いた赤と青の宝の押し手で、内側5つ、外側7つのみです。ただし、外側の手前から2番目と3番目は水カランが取り外されており、外側中央及び内側中央と最奥は押し手がありません。その他も多少赤青がバラバラです。こんなユルさも味とお考えいただけますと幸いです。外側手前に水飲み場もあります。 底に温泉マーク及びみどり湯と書かれた黄色のケロリン型湯桶に加えて、底に亀のイラストが描かれサイドに浴室用と入った朱色の湯桶も使われています。緑のM字椅子も健在です。 浴槽は東京と較べればさほどでもなかったのですが、カランの湯とシャワーは相当に熱々でした。 ライダーハウスが併設されているため日本各地からの旅行者が集まっていましたが(少なくとも夏季間は地元の常連よりも多いようです)、日本最北の銭湯という認識はあまりないようでした。 <参照> みどり湯公式サイト http://www.sky.sannet.ne.jp/midoriyu/ ライダーハウスにお泊まりの方も、その他の宿泊施設にお泊まりの方も(稚内ユースホステルからは丘を下って北西に200m程になります)、滅多にない機会です。是非是非・・・、日本最北の銭湯の風情をご賞味ください(駐車場もあります)。 なお、稚内地区組合は当銭湯と、 稚内地区組合-中頓別1 黄金湯 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/422/ ・・・の2軒のみですので、これで完全制覇ということになります。近日中に同名のHPに当地域の紹介頁を増設予定です。 <必ず参照> 「日本最北の銭湯」とは・・・ http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/472/ PR |
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カメラや撮影条件の違いからアングル・被写体深度などが異なりますが、いつもより大きめサイズでアップしますのでお楽しみください(写真をクリックすると別ウインドウで大きい写真が開きます)。 NMB48 5th single 収録 妄想ガールフレンド PV ロケ地 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/449/ ・・・で紹介した「北2条通り踏切」から富良野方面にJR富良野線の線路を走って行くニャンニャンコスプレのみるきー(渡辺美優紀ちゃん)が通る「山の中の線路」です(小さすぎるのでキティちゃんにはお手伝いいただきませんでした)。 夏期帰省のついでに撮影してきました。 広大な自然の中の線路を走って、彼女もさぞや開放感に浸ったことでしょう。 なお、地元の方などは「正確な位置」がお解りかも知れませんが、「線路に侵入する不心得者」が出ると、JR北海道を含む関係各所に多大なご迷惑がかかりますので、決してコメントされないように「強く」お願いします。 以上、またまた、夏期帰省中の北海道旭川市からのアップでした。 |
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ブラジルからのお客さんの通訳及び東京半日観光案内業務を15:00頃に終え、西武鉄道を乗り継いで、開演1時間程前の16:00過ぎに西武ドームに到着しました。 西武ドーム(37000人)+隣の狭山スキー場や札幌のライブハウス「ペニーレーン24」及び全国50ヶ所の映画館でのライブ・ビューイング「平面革命」(13000人)+台湾及び香港への同時生中継・・・の計 50000人以上の観客(モノノフ)の一員として、山手線の乱れのため5時半前頃に遅れて始まり、アンコールを含めて9時を回るまでの4時間近い恒例の放水も飛び出す大コンサートを(全26曲)、一塁側スタンドの中段から「あーりん推し」の格好でサイリウムを振り続けて見事に戦って=バカになって(夏のバカ騒ぎですから・・・)参りました(翌日は右手が痛かった・・・)。 いわゆるオタ芸を繰り広げるオタクの集まりを想像する方が多いでしょうが、決してそうではありません。本当におとなしい・・・でも精一杯の力で夢中で応援する素直な人たちの集まりです。混乱防止のための終了後の規制退場にもきちんと従っていました。小学生や中学生を始めとした若い女の子も非常に多く、高くて買えない正式なユニフォームの代わりに推しメンのカラーの服を着て少ないお小遣いで買ったリストバンド等のグッズを身につけて参加する姿は神々しくさえ感じます。37000人が一緒になってサイリウムを振っている光景は涙が出るほど感動的です。狭山スキー場のライブ・ビューイング会場の歓声も聞こえるほどでした。 聞きしに勝る内容に猛烈に感動しつつ、深夜の帰宅となりました。 明日もある、明後日もある、きっと1年後もある、5年後だってあるかも知れない。でも・・・10年後がどうなっているのかはわからない。そんな・・・もしかすると刹那的な人間の輝きを体感する瞬間・・・それが彼女たちのようなアイドルのコンサートの価値なのかも知れません。 たまには「思いっきりはじけて=バカになって」みてはいかがでしょう。 因みに、ついにOFFICIAL FAN CLUB 「ANGEL EYES」が設立され、今年の「ももクリ(ももいろクリスマス)」は「さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード?=37000人収容?)での12/24(月・祝)&12/25(火)の2DAYS公演」です。 今後とも彼女たちから目が離せそうもありません。 <参照> 公式 WEB SITE http://www.momoclo.net/ 以上、やはり、夏期帰省中の北海道旭川市からのアップでした。 |
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埼玉県41軒目になります。 東武東上線朝霞台駅南口からJR武蔵野線沿いの道を新座(南西)方向に450m程歩き(JR武蔵野線北朝霞駅の場合は同駅南口から出て東武東上線朝霞台駅を通り抜けます)、北西方向に延びる今や疎らになってしまった昔ながらの商店街(弁財原商店会)を、途中、右側の路地の突き当たりに、 埼玉県朝霞支部302 志木浴場 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/279/ ・・・を見ながら、さらに450m程歩き、三原通り(埼玉県道36号保谷志木線)を越えると、三原5丁目児童遊園地の斜向かいに建っています。 ただし、東武東上線志木駅南口から三原通り(埼玉県道36号保谷志木線)を800m程南下した方がやや近いでしょう。 簡素な造りの東京型銭湯で、後方にはいい具合に煤けたコンクリート製円筒型煙突が聳え立ちます。 薪で沸かしているようです(後部に山積みになっています)。 玄関は横向きで、手前が男湯、奧側が女湯入口になっており、女湯入口前には彎曲した目隠し壁が立っています。木札鍵の松竹錠の下足ロッカーが使われていますが、番号にこだわりがあっても、男性が奥側を使うのは控えた方がいいようです。玄関脇にアルミ板鍵のTOKYOの傘入れロッカーもありますが、残念なことに鍵がほとんど残っていません。 奥行きのある脱衣所はやや簡素ながら木床&柱や梁は木製で、中央が高い山型の飾り天井に男湯側のみ天井扇が付いています(高速回転のため何枚羽根かわかりません)。アルミ板鍵の松竹錠及びアルミ板鍵のTOKYO(外側の片島の一部)の脱衣ロッカーが使われており、屋号入りのEIKO SCALE CO.,LTD.の針式体重計があります。置き道具は原則自由スタイルのようですが、アルミ板鍵のTOKYOや同さくらの脱衣ロッカーも利用されています。 シンプルな番台には古い木製の小物棚が置かれ、背面には「歌舞伎役者の縁起物の額」や「2004.12.11の航空写真」がかかっています。10枚綴りで3800円の回数券がありますが、そのまま番台に預けっぱなしの常連さんもおられます(入浴時に番台が1片ずつちぎります)。 外側の細い庭に木製の縁側があり、手前に壁や天井にレトロ感が漂う水洗トイレがあります。 浴室は大橋ブルーの東京型天井で、下部は花模様の配されたタイルに改修されています。釜場への戸は木製です。 浴槽はタイルが古めの通常の外側奥配置2槽式で、外側浅浴槽の中央にボディーマッサージがあります(女湯も同様)。年季の入った木製の湯揉み板が立て掛けられています。浴槽背面に「子どものイラストの入りの入浴の心得」が貼られています。外側手前に立ちシャワーもあります。 カランは固定シャワー付き(歴戦を物語りやや不揃い)の茶色ハンドルタイプ(一部は銀色ハンドルで補修)の押し手で、内側7つ、6つ&6つの島(板状鏡のみで固定シャワーなし)、外側7つの配置です。 ペンキ絵は「見附島 石川 能登(珠洲市/男湯)」&「湖から望む富士(女湯)」で、銘はありませんが中島盛夫氏&田中みずき氏によるものです(2011.6.18 画)。富士が浴室中央にあるので、男湯からは軍艦島と富士が同居して見えます。外側壁とともに下部に広告スペースが残されています。前作は故早川利光氏による「浴室中央に富士が聳え波飛沫も豪快な西伊豆?(男湯)&同波の静かな伊豆?(女湯)」だったとのことです。 <参照> 銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ 浴室中隔壁に「岸に風車小屋が建ち白鳥の浮かぶ湖より望む山々」の洋風モザイクタイル絵があります(女湯側は「ヨットの浮かぶ海景」のようです)。 底に青い温泉マーク&赤いサイドライン入りの黄色のケロリン型湯桶及び緑のM字椅子が使われています。 あまりにも暑い日だったので、思わずDEKAVITA C(120円)を飲んでしまいました。 「いや~、こう暑くちゃ身が持たないねぇ。ひと雨欲しいところだねぇ。」などと入口で常連の年輩女性が気軽に声を掛けてくれました。そんな人情味のある会話の溢れる銭湯です。コインランドリー前に小さいながら駐車スペースもあります。是非! 以上、さらに、夏期帰省中の北海道旭川市からのアップでした。 |
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