× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
2012.8.4、翌日のユニフォーム等の調達のため(詳細は次項で判明!)西武所沢駅前(東口)に行ったついでに、「埼玉県朝霞支部303 松の湯(三原5-14-5)」を訪れました。
埼玉県41軒目になります。 東武東上線朝霞台駅南口からJR武蔵野線沿いの道を新座(南西)方向に450m程歩き(JR武蔵野線北朝霞駅の場合は同駅南口から出て東武東上線朝霞台駅を通り抜けます)、北西方向に延びる今や疎らになってしまった昔ながらの商店街(弁財原商店会)を、途中、右側の路地の突き当たりに、 埼玉県朝霞支部302 志木浴場 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/279/ ・・・を見ながら、さらに450m程歩き、三原通り(埼玉県道36号保谷志木線)を越えると、三原5丁目児童遊園地の斜向かいに建っています。 ただし、東武東上線志木駅南口から三原通り(埼玉県道36号保谷志木線)を800m程南下した方がやや近いでしょう。 簡素な造りの東京型銭湯で、後方にはいい具合に煤けたコンクリート製円筒型煙突が聳え立ちます。 薪で沸かしているようです(後部に山積みになっています)。 壁に立てかけた手作りのイラスト入り木製小看板が泣かせます。屋号入りのコインランドリーの電光看板の他、温泉マークが書かれ屋号が染め抜かれた小豆色のオリジナル暖簾もあるようですが、訪問時にはかかっていませんでした。 玄関は横向きで、手前が男湯、奧側が女湯入口になっており、女湯入口前には彎曲した目隠し壁が立っています。木札鍵の松竹錠の下足ロッカーが使われていますが、番号にこだわりがあっても、男性が奥側を使うのは控えた方がいいようです。玄関脇にアルミ板鍵のTOKYOの傘入れロッカーもありますが、残念なことに鍵がほとんど残っていません。 奥行きのある脱衣所はやや簡素ながら木床&柱や梁は木製で、中央が高い山型の飾り天井に男湯側のみ天井扇が付いています(高速回転のため何枚羽根かわかりません)。アルミ板鍵の松竹錠及びアルミ板鍵のTOKYO(外側の片島の一部)の脱衣ロッカーが使われており、屋号入りのEIKO SCALE CO.,LTD.の針式体重計があります。置き道具は原則自由スタイルのようですが、アルミ板鍵のTOKYOや同さくらの脱衣ロッカーも利用されています。 シンプルな番台には古い木製の小物棚が置かれ、背面には「歌舞伎役者の縁起物の額」や「2004.12.11の航空写真」がかかっています。10枚綴りで3800円の回数券がありますが、そのまま番台に預けっぱなしの常連さんもおられます(入浴時に番台が1片ずつちぎります)。 外側の細い庭に木製の縁側があり、手前に壁や天井にレトロ感が漂う水洗トイレがあります。 浴室は大橋ブルーの東京型天井で、下部は花模様の配されたタイルに改修されています。釜場への戸は木製です。 浴槽はタイルが古めの通常の外側奥配置2槽式で、外側浅浴槽の中央にボディーマッサージがあります(女湯も同様)。年季の入った木製の湯揉み板が立て掛けられています。浴槽背面に「子どものイラストの入りの入浴の心得」が貼られています。外側手前に立ちシャワーもあります。 カランは固定シャワー付き(歴戦を物語りやや不揃い)の茶色ハンドルタイプ(一部は銀色ハンドルで補修)の押し手で、内側7つ、6つ&6つの島(板状鏡のみで固定シャワーなし)、外側7つの配置です。 ペンキ絵は「見附島 石川 能登(珠洲市/男湯)」&「湖から望む富士(女湯)」で、銘はありませんが中島盛夫氏&田中みずき氏によるものです(2011.6.18 画)。富士が浴室中央にあるので、男湯からは軍艦島と富士が同居して見えます。外側壁とともに下部に広告スペースが残されています。前作は故早川利光氏による「浴室中央に富士が聳え波飛沫も豪快な西伊豆?(男湯)&同波の静かな伊豆?(女湯)」だったとのことです。 <参照> 銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ 浴室中隔壁に「岸に風車小屋が建ち白鳥の浮かぶ湖より望む山々」の洋風モザイクタイル絵があります(女湯側は「ヨットの浮かぶ海景」のようです)。 底に青い温泉マーク&赤いサイドライン入りの黄色のケロリン型湯桶及び緑のM字椅子が使われています。 あまりにも暑い日だったので、思わずDEKAVITA C(120円)を飲んでしまいました。 「いや~、こう暑くちゃ身が持たないねぇ。ひと雨欲しいところだねぇ。」などと入口で常連の年輩女性が気軽に声を掛けてくれました。そんな人情味のある会話の溢れる銭湯です。コインランドリー前に小さいながら駐車スペースもあります。是非! 以上、さらに、夏期帰省中の北海道旭川市からのアップでした。 PR |
|
|