既に一昨日(2011.6.18)になりましたが、例によって東武伊勢崎線沿線の銭湯の1つである「足立42 明美湯(梅田4-40-21)」を訪れました。
銭湯お遍路201軒目です。
同線梅島駅から南西方向に幾らか歩いた古い住宅地に建つ(浅草寿町からは足立梅田町行きの都バスで梅島第二小通りバス停下車すぐ)、簡素ながらも千鳥破風を冠した宮造り銭湯の正面フロント改造型です(路地や空地からほぼ全周が確認できます)。青字で屋号の書かれたコンクリート製円筒型煙突の先端はロケットのような形になっています(以前は青字の屋号の上に温泉マーク及び二股温泉と書かれた普通の形だった模様)。
フロント背面にはかつての玄関の上の千鳥破風にあったと思われる鬼瓦が誇らしげに置かれており、休憩スペースの女湯入口脇のガラスの向こうには人工温泉(二股ラジウム温泉)発生装置があります。
TVや週刊誌などで取り上げられることも多いようで、休憩スペースには南海キャンディーズ(2005.9.26)の色紙が飾られています。
脱衣所は白壁&中白の折上げ格天井&木床で、外側に張り出し部分があり、フロント及び温水プール(脱衣所からのガラス窓あり/後述)への通路の屋根が瓦葺きになっています。
浴室は外側に張り出し部分のあるタイプです。改修されており、浴室中隔壁は上部が瓦、そして内側カランの鏡も模様に組み込んだデザインで、まるでお城の外壁のようです(聞くところによる某和風ソ××ランドではありません!)。側面に及ぶかつてペンキ絵があった壁は白木張りになっています。
浴槽は、通常位置に内側から座風呂(非稼働)、寝風呂(非稼働)、バイブラ&岩滝風湯口付きの白湯、バイブラ付きの水風呂が並び、外側縦置きに奥側からスチームサウナ、岩滝風湯口付きの二股温泉(北海道二股温泉 炭酸カルシウム岩風呂)、家庭用ポリ風呂を改造したようなピンクの健康風呂(日替り薬湯/訪問時はラベンダー&カモミール)が並んでいます。内側手前には立ちシャワーもあります。
カラン(ハンドルタイプの押し手)は内側7つと7つ&7つの島のみです。
黄色のケロリンの湯桶が使われ、緑のM字椅子もあります。
さて、男湯側の浴室中程から脱衣所中程までの外側に増設された屋外(・・・とありますが屋根付き)プールですが、縦2m×横10m×深さ80cm程の非常に大きなもので(都内最大級?)、底には青いラインがあり、手前側は飛び込み台のようになっています(飛び込んで良いものかどうかは疑問ですが・・・)。水泳用眼鏡や浮き輪を持ち込んでいる子どももいました。
女湯には家庭用ポリ風呂を改造したようなピンクのビューティーマッドバス(泥流式泥風呂)もあるようです。
別室の「ラジウム砂むし風呂温泉(=サンドバス,天然稀元素鉱物(ペグマタイト)入り),要水着または下着」は要予約&別料金です。
何だかウキウキする銭湯です。日曜日は朝湯(8:00~12:00)もやっています。是非、ご家族揃っておいでください。
なお、お持ちの方は1010の71号(東京銭湯 ちょいとひとっ風呂)と104号(TOKYO銭湯物語●風呂犬の銭湯探訪 早起きは三文の得! 第2回)をご参照ください。
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