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銭湯お遍路155軒目です。 荒川区 銭湯(参考HP) http://www.city.arakawa.tokyo.jp/kanko/miryoku/sento.html 1010-99 2009/August TOKYO銭湯物語 この銭湯の隠し味(pp8-9)によれば、昭和21年の創業で、唐破風を持つ堂々たる外観の木造の建物は昭和35年の建築とのことです(必要最小限の直しのみで昔の外観がほぼそのまま残されています)。 浴槽(ミクロバイブラ・スーパージェット・ボディーマッサージ)を含めて浴室は伝統的な東京銭湯の趣を残しつつ近代的に改装されておりますが(密かに?窓の外は岩山風になってます)、何と言っても浴室中央に富士を配置したペンキ絵が圧巻です。 銘はありませんが、中島盛夫氏の見習い(弟子未満)の田中みずきさんのブログによれば氏らによるものです(2010.11.9制作-ほぼできたて~!)。男湯の画題は「荒川上流?」でしょうか(女湯側が見られないのは惜しいなぁ)。 銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ ※以前は故早川利光氏による西伊豆(平成11年5月28日制作)でした。 木調の折上げ格天井&白壁の脱衣所(もちろん番台)や白壁を折り上げた格天井の玄関はほとんど昔のままです。 こんな都会の真ん中にも昭和がしっかりと残されているんですね。 |
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大変残念ながら11月21日(日)の営業を最後に廃業されるとの情報を得たためです。 東京レトロBBS ver 2.0 http://tokyoretoro.bbs.fc2.com/ 銭湯お遍路154軒目です。 前面をフロント式に改造した伝統的な造りの銭湯です。 浴槽が中央縦配置というのが特徴です。4つに分かれており、奥2つは湯の花を使用した「白湯(硫黄泉 コロイド)・・・半分かすれた説明書きによる・・・主成分に硫化水素が入っているのには思わずニヤリとするが・・・」で、浴室中に強烈な匂いが漂っています(タオルなどにも移ります!)。 脱衣所は昔の造りを上手に残して改修されています。木調の折上げ格天井・白壁・磨き込まれた木製の床・羽根が取り外された天井扇・大入りの額・小さいながらも手入れの行き届いた縁側付きの庭・・・などレトロ感に溢れています。 場所柄か学生と思しき若者が多いようです。 勿体を付けて最後に書きますが、この銭湯の何よりのお勧めは・・・「故早川利光氏の都内最後のペンキ絵」です。 画題・銘・制作日の記載はありませんが、男湯は西伊豆のようでした(女湯は不明)。 氏の晩年の苦闘を表すかのようにやや荒いタッチでしたが、雲間に顔を出す富士と岩に砕け散る波飛沫は荘厳に輝いておりました。 残すは1週間あまりです。廃業の前に是非是非訪れてご鑑賞下さい。 追記 2010年2月に廃業した「台東1 世界湯(谷中3-13-14)」は跡形もなく取り壊され、代わりにアパートなどが建っておりました。 再追記(2011.12.19) 跡地は建て売り分譲住宅になった模様です(2011.12.17確認)。 |
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そんなわけで報告が遅れましたが、2010.10.29に「江戸川4 吉野湯(平井4-23-2)」を訪れました。 銭湯お遍路153軒目です。 JR総武線平井駅にほど近い住宅地の中にある、玄関前左右の庭が美しいシンプルな建築の銭湯です(薪で沸かしている模様)。 浴槽(岩盤泉あり)を含めた浴室(蒲鉾型天井と四方が窓の小さめの湯気抜き)・脱衣所(木製の縁側のある手入れされた枯山水の庭あり)とも改装されているのですが(フロント式になっています)、銭湯情報誌1010(いちまるいちまる) 106号(2010年10月) 湯屋新聞の記事に惹かれてしまったのでした。 http://www.1010.or.jp/1010/ そう・・・「ホッとして富山市PR事業」として描かれた、珍しい立山のペンキ絵があるのです。 川の流れる田園地域から望む立山連峰。川に架かる小さな橋の上には2両編成の富山ライトレールが・・・。「立山をあおぐ特等席 富山市」のタイトルもあります。置いてあったパンフレットによれば中島盛夫氏作とのこと。 氏の見習い(弟子未満)の田中みずきさんのブログによれば2010.6.28の制作です。 銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ 同じく氏による立山のペンキ絵は、 墨田23 第二香籐湯(押上3-41-1)・・・2010.8.1制作 ・・・にあり、 杉並36 大黒湯(和泉1-34-2) 渋谷10 八幡湯(富ヶ谷1-2-10) 荒川4 仙石湯(西尾久1-22-3) ・・・の3軒は丸山清人氏によるものとのことです。 5軒全て回ってみます? 追記 ANAの機中で配られたミネラルウォーターは「富山県下新川郡入善町」で採水されたものでした。 参考HP↓ 富山県下新川郡入善町公式HP http://www.town.nyuzen.toyama.jp/index.jsp ミネラルウォーター大全(ブログ) http://joooyooo.blog28.fc2.com/blog-entry-1688.html |
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http://www.matsunoyu.com/ http://www.h4.dion.ne.jp/~s-1010/list/matunoyu01/index.html 銭湯お遍路152軒目です。 正面がフロントに改造されていますが(平成14年11月リニューアルオープン)、唐破風の名残が認められ、築50年余り(女将さん談)の三方千鳥破風の勇姿は圧巻です(道などからほぼ全周が鑑賞可能です)。 珍しい黄色の縁取り(塗り)は「自前」とのことでした(女将さん談)。 ・浴室(庭園露天岩風呂と炭酸泉檜露天風呂のある2つの浴室は男女一週間交替・サウナは別料金) ・脱衣所(雲の浮かぶ青空のクロス・5枚羽根の新しい天井扇) ・・・と内部もリニューアルされていますが、柱・梁・木製の温度計・変わった押し玉のフジ医療マッサージ機(実際にご覧下さい)などに歴史が見え隠れしています。 湯・水のカランやシャワーに至るまで全て天然温泉使用です。 故早川利光氏による南伊豆(平成20.9.22)のペンキ絵(浜辺に櫓漕ぎの和船・海岸の道にバス)は全面一枚物で実に雄大です。 昔の屋根瓦が飾られた玄関横の箱庭にも注目! なかなかの銭湯です(日曜日は午前10時からやっています)。 追記 思わずお土産を購入してしまいました。これについては別記事で・・・。 |
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