仕事の都合で報告が遅れましたが、一昨日(2011.11.30)、例によって仕事を終えて東武伊勢崎線に飛び乗り、曳舟駅で東武亀戸線に乗り換えて墨田区にある東あずま駅で降り、区界の旧中川を平井橋を渡って越えて、「江戸川6 旭湯(平井2-18-12)」を訪れました。
銭湯お遍路231軒目です。
暗くなってしまいましたので、写真は以前通りがかったときのものをどうぞ!
最寄りはJR総武線平井駅で、南口ロータリーから南東方に延びる昭和の香り漂う平井駅前通り商店街を抜け南方に100m程入った住宅地に建つビル型銭湯です。
1階が倉庫型のテナント&3階が賃貸アパートなどで、正面の外階段を上がった2階が銭湯という変わった造りになっています。
屋号の脇の玄関にはアルミ板鍵のさくらの傘立てロッカーとプラスチック板鍵のSAKURA-Gの下足ロッカーがあります。
上に大きく屋号が書かれたフロントの前は装飾暖炉が立派な休憩スペースになっています(お湯の富士ぬいぐるみも立っています)。
簡素な脱衣所では普通鍵のSAKURAⅢの脱衣ロッカーが使われており、古めの針式Keihoku Hakariが静かに歴史を主張しています。
細々とした注意書きの多さにマナーを守らないお客への腹立ちを感じるとともに銭湯経営の苦労が偲ばれます。
浴室は金属スレート材によるほんの少しだけセンターが高くなった天井で壁などのタイルも比較的新しいものです。
浴槽は外側逆L字配置で、内側からハイパワージェット、ボディーマッサージ、電気風呂、外側奥角に流れ落ちる湯口と外側手前にジェットというか湧出口のある浅風呂と並んでいます。全体が入浴剤入りになっています(青色の湯でした)。さらに手前に流れ落ちる湯口のある冷水風呂があります。内側手前に立ちシャワーもあります。
内側手前の脱衣所に入り込む形のサウナは残念ながら稼働していないようです。
カランは固定シャワー付きの銀色ハンドル状の押し手で、内側6つ、5つ&5つの島、外側3つ、そして手前1つの配置です。
黄色無地のケロリン風湯桶が使われています。
特筆すべきは正面にある「たくさんの白鳥がいる湖に建つ古城」の洋風モザイクタイル絵で、非常に低い位置に設置されているため、描き方をつぶさに観察することができます(一部のタイルは長方形や直角二等辺三角形に2分割されているんですね)。
そんなことが学べたりする銭湯です。いかがでしょう。
なお、平成22年11月より定休日が金曜になっており、既述のようにサウナは稼働しておりません。古いマップ(東京銭湯お遍路MAP)をお持ちの方は記載が異なりますのでご注意ください。
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