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引き続き、すっかりアップがずれ込んでおりますが・・・。
大田32 秀の湯 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/524/ ・・・の訪問のついでに確認した周辺の廃業銭湯の現況です。 ☆大田31 一の湯(西六郷1-19-11) 「大田32 秀の湯(前項参照)」の南南東方200m程の「蒲田方面と六郷土手を結ぶバス通り」沿いにありましたが、2009年4月30日を持って廃業しました。ネットに散在する情報を総合すると(廃業前日に訪れた方々の多いこと…動画も見つかります)、入口脇の男湯側の庭の部分にコインランドリーを増設した以外にあまり直しのない入母屋破風&唐破風を冠した宮造り銭湯で(背面が広い空地になっていたため周囲が観察可能だったようです)、後部に屋号入りのコンクリート製円筒型煙突が聳えていました。上に欄間のある玄関は格天井で木札鍵のさくらの下足ロッカーが使われていました。簡素な番台式の脱衣所は木調の折上げ格天井&白壁で、EIKOの針式体重計が使われており、女湯のお釜型ドライヤーはなんと無料だったようです。入浴者心得が昭和27年のものでした。東京型浴室の正面壁には西伊豆?(からの富士/男湯)&瀬戸内海?(多数のヨットや小島が浮かぶ/女湯)のペンキ絵(中島盛夫 画)、男女両方の浴室中隔壁には「熱帯魚の泳ぐ海中」のモザイクタイル絵があったようです。男女両方の浴槽背面には「寒い日の入浴は!」と「地震!その時あなたは 行動-10のポイント」の昭和中期の漫画的イラストによるホーロー製の注意書き2つがありました。カランは固定シャワー付きの赤と青のハンドルタイプの押し手で黄色のケロリンの湯桶が使われていました。金魚の水槽が幾つかあり、玄関を始めとして内外に花と緑の溢れる銭湯でした。既に建て売り分譲住宅化しており、何の痕跡も残されていません。 在りし日の銭湯に想いを馳せつつ、合掌! PR |
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