例によって既に昨日になりましたが、仕事のついでに足を伸ばして、京成曳舟駅近くの京島の古い下町の中にある「墨田20 電気湯(京島3-10-10)」を訪れました。
銭湯お遍路164軒目です。
玄関の下足入れや傘入れロッカー及び脱衣所の脱衣ロッカーなどが建物に比して古めなこともあり、昭和期に建て直された低層ビル型銭湯(フロント形式/左右や上はテナントや自宅)と思われます。玄関左右のガラスブロック壁が昭和レトロな雰囲気を醸し出しています(屋号は戦後間もなくの創業を思わせます)。
路地や隣の児童遊園から全周を確認できます(裏に円筒形コンクリート製煙突)。
浴槽は2槽式で、深浴槽-高温浴槽にはバブル、浅浴槽-低温浴槽には座風呂2基・バイブラ・滝状湯口があります。
外側手前に水風呂とサウナ(別料金)もあります。
浴室はレインボーペイントの蒲鉾天井です。
ヨットと白鳥の浮かぶ湖畔の洋館から望む山々(おそらく女湯も対称型)のモザイクタイル絵が輝いており、浴室中央の釜場への戸の上部にお城と虹、さらには女湯側の上部にジャンボジェットが2機飛んでいる・・・っていうのが何ともポップです(注:台東5 萩の湯のものと酷似しています)。
脱衣所の古い木の床は磨き込まれており、壁や柱なども古いままです。
休憩所のお釜型ドライヤーは残念ながら故障中でした。
墨田ニコニコ入浴の日だったのもありますが、高齢者率の高い地元に愛された銭湯のようです。
どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
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