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【2025/07/07 23:07 】 |
旭川支部-旭川3 こがね湯
asahikawa3-koganeyu.JPG予定外の延長戦の報告です。

本日、帰省先の北海道で「旭川支部-旭川3 こがね湯(春光5条5丁目3-3)」を訪れました。

雪の中の入口の写真をどうぞ!

経営者が何回か代わっているようですが(常連談)、建物自体は昭和初期~中期頃の簡素な平入り建築で(細い円筒形金属製煙突があります)、この地域では比較的古いもののようです。

薪で沸かしているようです(山積みになっています)。

日本陸軍第七師団の官舎があった古い住宅地の中にある小型銭湯です。

屋号入りの暖簾(と同じく屋号入りの上部の硝子窓)をくぐると、ドラえもんとドラミちゃん風(・・・あくまでも風!)の置物が出迎える玄関で、さらに引き戸を開けて中に入ります。

昔は土間から直接脱衣所に上がる形式(番台形式)だったと思われますが、昭和期?にフロント形式に改造したようです。

「木製の下足箱(備え付け)」と「壁に埋め込まれた木製の脱衣ロッカー(一部は現役!)」が昔を偲ばせます。

かつて使われていたようですが券売機は故障中です。

脱衣所は古い木床(一部に見えます)にレザーを張ってあり、鏡の下の台は木製で、女湯との境には黒い招き猫・東芝製の古い天井扇(昔の国鉄車両にあったカバー付きのものに類似)・他の3面は広告(工務店・釣具屋・スナック)の立方体型時計があり、籐製の籠が使われています。

いろいろな意味でトイレもレトロです。

浴槽や浴室の床のタイルはある程度改修されていますが、浴室天井は昔のままのようで、プラスチック製波形トタンによるすり鉢状で中央に湯気抜き(保温のためかプラスチック製波形トタンでほとんど塞いであります)があります。

浴槽は、深浴槽-2本ジェット(超音波気泡温泉)2基&浅浴槽-バイブラ付き薬風呂(入湯時は緑色の湯/奥にパイプの湯口)・・・水カランはつるかめの11/4・・・と定員4人!の熱気浴(湿式サウナ)と定員1人!の水風呂です。

カランは内側5つ(ここのみ水あり/鏡あり/手前1つはシャワーなし)、島3つ&3つ(鏡-一部はタイル屋と建築屋と風呂設備屋贈-とシャワーあり)、外側3つ(鏡とシャワーあり)で、押し手は滴状10・逆三角形5つ・宝4つが混在(色も適当)、シャワー(固定式)もバラバラです。

関西型のケロリンの湯桶が使われています。

リンスインシャンプーと石鹸は無料サービスです。

特筆すべきはモザイクタイル絵で、小型(縦1.2m×横1.5m程度)ながら、男湯に「湖畔の葡萄の木の下で遊ぶ3人の裸の男児」、女湯に「2羽の白鳥が浮かぶ川の流れる秋の風景?」のものがあります。

地方銭湯らしい鄙びた味わいがあります。なかなかお勧めです。

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【2010/12/29 23:02 】 | 北海道 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
旭川支部-旭川4 菊の(乃)湯
asahikawa4-kikunoyu.JPG引き続き北海道からの報告です(事情によりアップが遅くなりました)。

2010.10.11に、「旭川支部-旭川4 菊の(乃)湯(神楽5条14丁目2-17)」を訪れました。

ビル型の銭湯(フロント形式)で上部はマンションのようです。屋上の「ゆ」が遠くからも目立ちます。

昭和期の紙コップ式ジュース自動販売機の上部にあった噴水に似た湯口からの流れ風呂と腰4本ジェット付きの打たせ風呂に注目!

女湯にはメルヘン調のモザイクタイル絵があるようです、

ケロリンの湯桶は関東サイズ(大型)です。

脱衣所の古い木製の椅子が昔を偲ばせます。

休憩室には3000冊のなつかし漫画の単行本とこどもの遊び場があります。

旭川在住のイラストレーター小川けんいち氏のイラスト(SENTO: THE PUBLIC RELAXATION BATHのシリーズ他)にも注目です。

氏のブログはこちら
http://blog2.ken1world.com/

氏のHPはこちら
http://ken1world.com/

国道237号線から道1本入ったすぐのところで(駐車場多数)、JR北海道富良野線神楽岡駅からも至近ですので是非!

追記(2011.8.19)
昭和36年(1961年)の創業で、屋号は社長の祖母の名前に由来。

<参考>
北海道新聞旭川支社 湯快だな(2004.9.1)
http://asahikawa.hokkaido-np.co.jp/yukai/20040901.html

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【2010/10/13 18:41 】 | 北海道 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
旭川支部-下川1 日の出湯→【廃業】
shimokawa1-hinodeyu-s2.JPGいろいろとありまして、2010.10.9 に、北海道上川郡下川町幸町160にある同町唯一の銭湯「旭川支部-下川1 日の出湯」を訪れました(ネットから隔絶した地域にいたので掲載が遅くなりました)。
 
登録番号は、北海道公衆浴場業生活衛生同業組合
に従っています。
 
簡素な外観の小型銭湯で、薪で沸かしており、脇の通りから背部に回ると大量の薪のストックがあります。
 
小さな玄関からさらに引き戸を開けて入ると、三和土から上がる簡素な脱衣所です。下足棚付きの古い木製の低い番台があります。
 
下部が下足棚の木板鍵のロッカーはありますが、貴重品入れサイズのため、籐製の籠を使用しています。
 
ヤマト体重計、フジ自動マッサージ機、お釜型ヘアドライヤー(女湯)などレトロアイテムの宝庫!
 
浴槽は超小型(1.5m×2.5m)で長方形一槽式中央配置のこの地域の基本形式(ツルカメの大きな水カラン)。岩と木で造られた湯口の名残?があります。
 
カランは内側と奥側(シャワーなし)に6つずつの合計12しかなく(半分強は珍しい滴状の押し手)、鏡は一部のみにあります。
 
関西タイプのケロリンの湯桶使用。
 
メルヘン調タイル絵(男湯は子鹿2頭/女湯はリスとウサギ)が珍しいです。
 
お婆ちゃんが切り盛りしているようですが、地域住民のためにも、長く営業が続くことを祈らざるにはおられません。
 
国道239号線沿いの集落中心部に位置し(信金の支店が目印)、駐車場はありませんが田舎町のため駐車の心配はありませんので、旅の途中で立ち寄ってみてはいかがでしょう。

追記(2012.1.2)
2011.12.31をもって廃業されたとのことです(雪解け後に確認予定)。

追記(2012.5.3)
続報は、

旭川支部-下川1 日の出湯【廃業】・・・確認
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/391/

・・・です。

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【2010/10/12 00:49 】 | 北海道 | 有り難いご意見(2)
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