忍者ブログ
  • 2025.07
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 2025.09
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2025/08/16 01:03 】 |
埼玉県草加支部(八潮市)1106 八潮(汐)浴場
souka-yashio-1106-yashioyokujo.JPG事情によりアップが遅くなりましたが、一昨日(2011.3.5)、所用のため車で埼玉方面に行きましたので、途中にある「埼玉県草加支部(八潮市)1106 八潮(汐)浴場(八潮市鶴ヶ曽根1523-1)」を訪れました。

埼玉のお風呂屋さん(埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合)
http://www.d7.dion.ne.jp/~saiyoku/

埼玉県3軒目になります(ブログ開始前に1軒訪れています)。

夜の訪問なので写真がイマイチなのと感動のあまり長文なのはご容赦を!

つくばエクスプレス八潮駅から1.5km程北の再開発が進む古い住宅地にあります。

昭和44年創業・建築の(ご主人談)東京型銭湯を基本とした簡素な造りで(当然に番台形式)、後方にはコンクリート製円筒型煙突が聳え立ちます。

薪で沸かしているようです。

玄関は左右がガラスブロック壁の幅広タイプで、割れてしまったためか玄関正面上部の模様ガラスの屋号の「八汐」と男湯脱衣所への入口上部の模様ガラスの「男男(男湯ではない)」が青字の手書きになっています。

脱衣所は船底天井&木の床の古い造りのままで、それなりに年季の入ったグレーの3枚羽根天井扇もあり、恐らくは鯉か金魚の水槽の痕跡と思われるコンクリート製の枠組みが残る簡素な庭に面しています。

コンクリート製の縁側を通って行くトイレも様々な意味で非常にレトロです。

浴室は基本的に古い造りながら(内外側のカランの道具置きが古いタイルで狭い・釜場への戸も木製)、改修された中央部分がとても変わっています。脱衣所側に浴室手前側から出入りする立ちシャワーが2基あり(脱衣所から丸見え!)、その立ちシャワーの壁面の裏(浴室奥側)に「ホームベースを逆さにして上を水平に切り落とした形(六角形)」の島が付いており(上部に観葉植物)、浴槽側(浴室奥側)の面を除く両側面と両斜側面の4面にカランがあります(固定シャワーあり)。

他にカランは内側7つ(奥側に痕跡1つ/固定シャワーは1つおきで4つのみ)と外側7つ(全てに固定シャワーあり)となっており、押し手は外側一番手前側の湯が温泉マーク以外はWaguriの球形です。

浴槽はタイルの古い2槽式で、内側深風呂には微妙なバブル3つ(背面の湯中に斜めに生えたエスロンパイプから沸いた湯が出ています/背面にある小さな水カランは動きません)、外側浅風呂には同じく微妙なバブル3つとジェット2基と最外側が壁で仕切られたショルダーマッサージになっています(外側面に水カラン)。

「鶴亀温水器工業超音波気泡温泉の案内板」や「入浴の心得」も何やらレトロです。

黄色のケロリンの湯桶が使われており、緑のM字型椅子も1つあります。

例によって勿体を付けて最後に書きますが、さすがに相当の傷みがあるものの、何と・・・何と・・・何と『平成9年6月5日』に描かれた早川利光氏によるペンキ絵があるのです!!!

私の知る限りでは、氏の作品として、千葉県の「市川14 市力湯(市川市若宮2丁目14-4)」の「雪山を望む民家のある草原を駆ける3頭の馬=大雪山? 平成6年3月1日画」に次いで古いものです(同名のHPをご参照下さい)。

男湯は「山梨 風景」という珍しい画題です。浴室中央側下部の民家は既述の市力湯と同様のもので、上方には富士山、浴室外側下部の山中の風景には「折れてしまったが残った枝から芽吹く木(生命の強さを表現したのかも?)」も描かれています。

女湯は「富士山と松などの生えた岩のある海」が見えますので西伊豆でしょうか(>情報をお待ちしています)。

サインがいつもの「早の下部の横棒を伸ばした早川」に加えて「画」が書かれています。この時期のサインの特徴なのかも知れません。

浴槽背面には「観光船やヨットが浮かび湖中に赤い鳥居のある湖から望む富士」のモザイクタイル絵もありますので、男湯はW富士になっています。

レトロ銭湯愛好家には遠くから訪れる価値の高い銭湯です。是非是非是非~~~!!!

拍手[3回]

PR
【2011/03/07 14:23 】 | 埼玉県 | 有り難いご意見(2) | トラックバック()
墨田36 黄金湯
sumida36-koganeyu.JPG例によって既に昨日になりましたが、仕事のついでに足を伸ばして、「墨田36 黄金湯(太平4-14-6)」を訪れました。

銭湯お遍路192軒目です。

3月1日(火)についに600mを超えて自立式電波塔としては世界1の高さになった東京スカイツリーに程近く、押上駅と錦糸町駅の中間あたり(四ツ目通り脇)に建つマンションビルの1階にあるビル型銭湯です(フロント形式/仲通りに面した後方に温泉マークと屋号入りのコンクリート製四角柱煙突があります/重油と薪の両方を使用しているようです)。

玄関上方はガラスブロック壁で、玄関前には派手な電光看板が置かれ、温泉マークと屋号入りの看板もあります。

玄関の下足入れが昔のままで、良く磨かれた木床の脱衣所への入口の引き戸はちょっと風情があります。

浴槽は円形ジャグジー・浅風呂(微妙なバブル2本)・座風呂2基が下がつながった外側逆L字配置になっています。全体として温浴素じっこうでした(日曜日は生レモン湯)。外側手前に立ちシャワーが2基あります(そのため座風呂との間のカランは2つのみ)。

「ヨットの浮かぶ南の海の夕景」の不整形モザイクタイル絵があります(女湯もほぼ同様の図柄の対称型のようです)。

底に青い温泉マーク&周囲に赤いラインのケロリン型の湯桶が使われています。

ビル型ですが、やや歴史がついてきた感じの銭湯です。

東京スカイツリー見物がてらいかがでしょう。

拍手[0回]

【2011/03/05 11:57 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
円月島の補強工事が行われます
ペンキ絵(銭湯背景画)の画題にも使われる和歌山県(南紀)白浜町の臨海沖にある国指定名勝である円月島の補強工事が行われる模様(着工は今秋以降の予定)。

昨年のレーザースキャナーによる3次元測量の結果、浸食の影響で島中央部のアーチ部分(海食洞門)が不安定な状態にあり、大きな地震に耐えるだけの支持力がないことが分かったため。

詳しくは↓

大地震に耐えられない 円月島の補強に着手 白浜町
(紀伊民報 2011年3月2日(水)17時5分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110302-00000002-agara-l30

拍手[0回]

【2011/03/03 01:55 】 | 銭湯あれこれ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
千葉中央1 今井湯→【廃業】
chibachuo1-imaiyu2.JPG今回は何とか同日中のリポートです。

しばらくぶりにJR蘇我駅から外房線の東側沿いを南方向に少し歩いた住宅地にある「千葉中央1 今井湯(南町3丁目21-25)」を訪れました。

HPよりもやや近景の写真をどうぞ!

二重千鳥破風を冠した東京型銭湯のフロント改造版です(玄関前の樹が立派です)。

内部は昔の造りを残しつつ近代的に改修されています。

浴槽は、奥に座風呂2基と寝風呂2基と外側が前方に拡がり角に電気風呂のある浅浴槽、内側手前に立ちシャワー、外側手前に水風呂となっています。

ペンキ絵の代わりにBOB CLEMENSによるMALIGNE湖(Canada Alberta州のJasper国立公園にある)から望むカナディアンロッキーの写真があります。女湯は「夕日の雪原」のように見えますが、湯気が濃くてはっきりしません。

カランは内側6つに5つ&5つの島と3つ&3つの島の配置になっています。

浴室は、外側奥がガラスブロック壁で、花模様や女性模様のタイルも使われています。

黄色のケロリンの湯桶もあります。

浴室には有線放送(演歌)が流れています。

白壁と洒落た船底天井の脱衣所にはかつて使われていた後付けの箱形フィンランドサウナがあります。

脱衣所と休憩スペースには第105代(1984-1985)文部大臣(文部科学大臣ではない!)の松永光の文章が飾られています。

驚くことに休憩スペースの奥に床の間付きの6畳の和室があり、2本の掛け軸、鱸の魚拓(体長88cm 重さ62kg 袖ヶ浦海岸 平成8年10月29日)、箱火鉢などの古民具などがあります。

独自の回数券もあります。

営業が「水~日の16:00~22:00」と限定されていますので、気を付けてお越し下さい。

追記(2012.12.4)
2012.10.25に廃業を確認しました。

<参照>
千葉中央1 今井湯【廃業】
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/527/

拍手[1回]

【2011/03/02 23:40 】 | 千葉県 | 有り難いご意見(0)
大田11 新呑川湯
oota11-shinnomikawayu.JPG例によって既に昨日になりましたが、羽田空港経由で戻りましたので、小さな町工場が散在する大田区海岸部の下町の新呑川※近くにある(産業道路脇)、その名も「大田11 新呑川湯(大森南1-21-11)」に立ち寄りました。

呑川は緑地になっています。

銭湯お遍路191軒目です。

4階建てのかなり大きなマンションビルの1階にあるフロント形式の近代的なビル型銭湯ですが、玄関の下足ロッカー及び脱衣所の脱衣ロッカーと置き道具ロッカーとドライヤーのコインタイマーなどがそっと昔を偲ばせます。

広い休憩スペースには「南国リゾートの船着き場」の大きなプリントが飾られています(タヒチ?)。

浴槽は、釜場への戸を含めて仕切られたラドン浴槽、中央部が曲線で前方にせり出したジェット2基のある浅浴槽、角に柱があって、楕円形ジャグジー(浅浴槽と下で繋がっている)・・・と外側逆L字型様に配置されています。内側手前に立ちシャワー2基と遠赤外線サウナ(別料金)もあります。

驚きは、恐らくは都内最大ではないかと思われる水風呂です。外側手前程から脱衣所中程までの外側拡張部にある約4m×8mのもので(長方形の変形)、まるでプールのようです。子どもと保護者向けの注意書きが多数ありますが、もちろん大人も泳いだり潜ったりしてはいけません(気持ちはわかりますが・・・)。

そのためジャグジーと水風呂の間のカランが2つのみになっています。

通常の浴槽の後側面はレリーフタイルに不整形モザイクタイルで作られた「円と魚を組み合わせたメルヘンチックな浮き出し模様」となっており、水風呂の周囲は同様に不整形モザイクタイルで作られた「魚類の浮き出し模様」多数が取り巻きます(それに合わせたのか2つの窓が水泡風の模様ガラスになっています)。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

脱衣所には置き道具の方々のタオル掛けがあります。

もしかすると「猛暑の時期に水風呂に入ると最高!」という銭湯でしょうか。

日曜日は朝湯(5:30!~10:00)&早めの営業開始(13:30~24:00)となっています。羽田空港の行き帰りの一風呂もいけますよ。

拍手[1回]

【2011/03/02 12:41 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
<<前ページ | ホーム | 次ページ>>