例によって既に昨日になりましたが、羽田空港経由で戻りましたので、小さな町工場が散在する大田区海岸部の下町の新呑川※近くにある(産業道路脇)、その名も「大田11 新呑川湯(大森南1-21-11)」に立ち寄りました。
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旧呑川は緑地になっています。
銭湯お遍路191軒目です。
4階建てのかなり大きなマンションビルの1階にあるフロント形式の近代的なビル型銭湯ですが、玄関の下足ロッカー及び脱衣所の脱衣ロッカーと置き道具ロッカーとドライヤーのコインタイマーなどがそっと昔を偲ばせます。
広い休憩スペースには「南国リゾートの船着き場」の大きなプリントが飾られています(タヒチ?)。
浴槽は、釜場への戸を含めて仕切られたラドン浴槽、中央部が曲線で前方にせり出したジェット2基のある浅浴槽、角に柱があって、楕円形ジャグジー(浅浴槽と下で繋がっている)・・・と外側逆L字型様に配置されています。内側手前に立ちシャワー2基と遠赤外線サウナ(別料金)もあります。
驚きは、恐らくは都内最大ではないかと思われる水風呂です。外側手前程から脱衣所中程までの外側拡張部にある約4m×8mのもので(長方形の変形)、まるでプールのようです。子どもと保護者向けの注意書きが多数ありますが、もちろん大人も泳いだり潜ったりしてはいけません(気持ちはわかりますが・・・)。
そのためジャグジーと水風呂の間のカランが2つのみになっています。
通常の浴槽の後側面はレリーフタイルに不整形モザイクタイルで作られた「円と魚を組み合わせたメルヘンチックな浮き出し模様」となっており、水風呂の周囲は同様に不整形モザイクタイルで作られた「魚類の浮き出し模様」多数が取り巻きます(それに合わせたのか2つの窓が水泡風の模様ガラスになっています)。
黄色のケロリンの湯桶が使われています。
脱衣所には置き道具の方々のタオル掛けがあります。
もしかすると「猛暑の時期に水風呂に入ると最高!」という銭湯でしょうか。
日曜日は朝湯(5:30!~10:00)&早めの営業開始(13:30~24:00)となっています。羽田空港の行き帰りの一風呂もいけますよ。
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