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なかなか洒落が利いていてグッドじゃないでしょうか。 曲はさっそくLISMO携帯にも仕込みました。 温度と湿度が上昇するこれからの季節にお勧めです。 消臭剤で嫌な臭いを、曲でじめじめした心を消してみてはいかがでしょう。 ↓ご購入はここから 消臭妖精ノール(DeoFairly:NOL) http://onlineshop.kalmor.jp/NOL.html |
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埼玉県川口支部1047 お玉湯【廃業間近】 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/400/ ・・・を訪れたついでに、「埼玉県川口支部(旧鳩ヶ谷市)XXXX 大東浴泉(だいとうよくせん/川口市(旧鳩ヶ谷市)三ツ和1-16-1)・・・登録番号不明」の現況を確認しに行きました。 吸収合併されてしまった旧鳩ヶ谷市役所(現川口市役所鳩ヶ谷支所)の南東方100m程の旧市街に立地します。 後方に高いコンクリート製円筒型煙突が聳え立つ正面フロント改造型の伝統的造りの建物はそのまま残されていましたが、上部に屋号の書かれた入口のシャッターは降りたままで、その付近の草も伸び放題、やはり廃業されていました(近隣の住民の方にも確認しました)。廃業時期は2009年5月末から2011年3月末の間と推定されます。 「一般公衆浴場 大東浴泉」と書かれた電光看板も健在で単なる休業中にすら見えます。 ネットに散在する情報を総合すると、脱衣所は格天井で浴室はペンキ絵(浴室中央に富士山)に加えて浴槽背面及び浴室中隔壁にモザイクタイル絵のある、なかなか湯の熱い銭湯だったようです。 往時を偲びつつ、合掌! なお、 埼玉県川口支部(鳩ヶ谷市)1044 富の湯【廃業】 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/192/ ・・・も既に廃業となっておりますので、旧鳩ヶ谷市に残る銭湯は「埼玉県川口支部1041 昌見浴場(坂下町2-1-22)」の1軒のみとなってしまいました(近日中に訪問の予定です)。 追記(2014.1.8) 仕事で通りかかりましたところ、建物は撤去されて駐車場になっておりました。 |
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埼玉県28軒目になります。 最寄りである埼玉高速鉄道(東京メトロ南北線と直通運転しています)鳩ヶ谷駅の南西方700m程の今やすっかり寂れてしまった昭和の商店街「辻永堀商店会」の中にあります(古い地域のため周囲の道が入り組んでいますのでご注意ください)。 ・・・といつもの書き出しですが、遺憾ながら実に悲しい報告にならざるを得ません。 な・・・な・・・なんと・・・この5月25日で廃業(5月24日が最終営業)になってしまうのです。 44年間・・・とのことですので、創業は高度経済成長期終盤(第二次高度経済成長期では中盤)の昭和43年(1968年)頃でしょうか。 ご主人の他界や設備の老朽化に加えて、下水道問題(市街化にともなう整備負担金問題?)や旧鳩ヶ谷市の川口市への吸収合併による上水道料金の高騰などが影響しているようです。 薪で沸かしているようです(脇の空き地に山積みになっています)。 シンプルな玄関ではイラストがカワイイおしどりの斜め木札鍵の下足ロッカーと同アルミ板鍵の傘立てが使われています。 木製の引き戸を開けると当然に番台式の脱衣所です。格天井ではないものの洒落た飾り天井で、白壁、木床、柱や梁は重厚な木製となかなかの造りです。浴室近くの床はマーブルタイルです。やはりイラストがカワイイおしどりのアルミ板鍵の脱衣ロッカーが使われています。針式のKeihoku HakariやAsahiの緑色で大きな壁型扇風機といったレトロなアイテムに溢れ、コイン式のドライヤー「NICHIRI・・・恐らく日理株式会社製の推定昭和40年代の製品」の大きな音が響き渡ります。寄贈された鏡に記された隣の理容店はもうありません。女湯にはおしめ台があるようです。トイレも非水洗で、白壁・タイル・裸電球・・・とほぼ昔のままです。 逆に新しいのは、映画「テルマエ・ロマエ」のポスターとテルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」と「全国浴場組合の景品バスポスター(丸山清人氏 画の富士山+田村隆一の詩+銭湯のマナーのイラスト)」ぐらいでしょうか。 浴室はブルーに塗られた蒲鉾天井で釜場への戸は傷みの進んだ木製です。浴槽背面は茶系の模様タイルです。浴室中隔壁のモザイクタイル絵は後に立ちシャワーが増設されたため奥の約1/3のみが残っています(古城と湖と遠くの山々)。 古めのタイルの浴槽は通常配置のシンプルな2槽式で内側から、背部に金属パイプから湧き上がる湯口のある深浴槽、座面が少し高くなったジェット3基のある浅浴槽と並んでいます。内側手前に立ちシャワーも5基あります。 カランは年季の入った茶色ハンドルタイプの押し手で、外側6つ(ここだけ固定シャワーあり)、6つ&6つの島(板状鏡のみ(奥1つ分は外れている)でシャワーなし)の配置ですが(内側はありません)、幾つかが銀色ハンドルタイプに交換されていたり、出ないものがあったり、なくなっているところがあったりと(常連さんはタオルなどで上手に押します)歴戦を物語ります。 「浴室中央に富士山のある(おそらく)西伊豆(海には船やヨットなど)」のペンキ絵は銘がありませんが、中島盛夫氏&田中みずき氏によるものとのことです(2010.5.2 画)。布壁なんですね。下部の広告スペースがそのまま残っています。 前作は故早川利光氏による「上州 老神(男湯)」&「南紀白浜 円月島(女湯)」だったとのことです(平成13年5月1日 画)。 <参照> 銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ 黄色のケロリンの湯桶が使われています。 常連客である斜向かいの和菓子屋の先代ご主人が(今は息子さんに譲られたとのこと)、「この商店街は最盛期は23軒あったんだが今はたった4軒だよ。時代の流れとはいえ寂しいねぇ。」「この銭湯ができたときからのつきあいさ。」などとしんみり語られました(廃業理由も解説してくれました)。 番台の女将さんと常連さんたちの会話(昔話)にも哀愁が漂います。 先程のご主人が上がってきて「ほれ!」ともう1本渡されてしまいましたので、なんと2本も飲んでしまいました。 記念の王冠2つの写真です。 休業を乗り越えて地域を癒し続け、地元に愛された銭湯が、また1つ歴史の彼方に消え去ろうとしています。 残すところ、あと1週間あまりです(月・金は休み/17:00~21:30)。 最後の勇姿を是非是非是非・・・ご堪能ください。 |
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ついに・・・銭湯お遍路264軒達成(=3回目結願)です。 東京メトロ日比谷線広尾駅2番出口(外苑西通り沿い)南側すぐの広尾橋交差点を右折(西方向)してほんの30m程にあります。聖心女子大学の目と鼻の先です。 昭和期?建築の煉瓦調の壁があしらわれたビル型銭湯で、上階は賃貸マンションのようです。脇の路地を入ると、後方に3方に屋号の書かれたコンクリート製四角柱煙突が確認できます。 さらに路地を進むと、こんな大都会のど真ん中にもかかわらず、古い昭和期の住宅街が現れます。大使館の散在する地域だったため?空襲を免れたそうです。 上部に屋号が書かれ左右が飾り付きのガラスブロック壁になっている玄関では、木板鍵の松竹錠の下足ロッカーとアルミ板鍵の松竹錠の傘立てロッカーが使われています。 自動ドアの奥が木調の立派なフロントと休憩スペースで、壁には先代の建物(伝統的建築様式でした)のモノクロ写真も飾られています。 脱衣所もクロス張りながら洒落た天井で(プラスチック製の4枚羽根の白い天井扇が男女2つずつあります)、きれいに磨かれた木床、柱や梁は重厚な木製となかなかの造りです。入口側の壁の上部には「花畑の中の小径(男湯)」&「深い森の中?(女湯)」のクロス絵があります。ディンプル鍵の松竹錠の脱衣ロッカーが使われています(鍵はフロントでの貸し出しです)。女湯には赤系のお釜型ドライヤーが2台あるようです。 浴室は白とオレンジのツートンカラーの蒲鉾天井で、タイルは一般に昭和テイストです。脱衣所との境の上部は海物の模様ガラスで、浴槽背面は波模様の配された白タイルです。浴室中隔壁には「クラシックカーと女性」のパターンが2つあります。 正面壁は「岸に古城が建ちヨットの浮かぶ湖から望む山々のスイスの風景(男湯)」から「白鳥の浮かぶ川(オランダなら川でしょう)と風車小屋のあるオランダの風景(女湯)」につながったモザイクタイル絵になっています。 浴槽は通常配置のシンプルな2槽式で内側から、バイブラ付きの深浴槽、バイブラ付きの浅浴槽、金属パイプの仕切りを挟んで座風呂2基と並んでいます。内側手前にロングノーズの立ちシャワーも3基あります。 カランは固定シャワー付きの平形Waguriの押し手で、内側4つ、6つ&6つの島、外側7つの配置です。 底部に廣尾湯と書かれたオリジナルの黄色ケロリン型湯桶が使われています。 広尾商店街振興組合 http://www.hiroo.info/ ・・・が発行するフリーペーパー「広尾walk」のvol.3 2012.5 P.14の記事「広尾のお宝」によれば(HPからダウンロード可能です)、大正7年の創業で、井戸水使用&廃材で沸かしている・・・とのことで、5代目になるお孫さん(女児)のお名前も銭湯に因まれたようです(敢えて書きません)。 大都会の中に残された昭和空間を全身で感じてみてはいかがでしょう。 |
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