× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
2012.10.6、休日を利用して、「大田30 第一相模湯(西六郷2-29-2)」を訪れました。 銭湯お遍路284軒目です。 京浜急行雑色駅西口から西方に延びる昭和の風情を色濃く残す雑色商店街を通り抜け、JR東海道本線・京浜東北線の踏切を越える形で600m程歩き、大田区立西六郷小学校の向こうの十字路を左折(南方向)してさらに200m程歩くと、右手に「屋号が2面に書かれたコンクリート製四角柱煙突」が見えてきます。入口は南向きなので、もう1区画進んでから右折(西方向)すると到着です。 茶色の煉瓦調の壁の立派なビルの1階にある銭湯で、脇の入口から上がった2~4階は賃貸マンションのようです。売りである「天然黒湯・高濃度炭酸泉」に温泉マーク、そして屋号の書かれた電気看板があります。 両脇がガラスブロック壁で、上部のガラスに屋号が書かれ、蒲田浴場組合と蒲田消防署による火の用心の赤暖簾のかかった玄関では、新しい木札鍵の松竹錠の下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てが使われています。 自動ドアの奥がフロントとコンパクトな休憩スペース(玄関側にガラス窓があります)です。 フローリング&飾り天井のシンプルな脱衣所では、屋号の書かれた緑のプラスチック札(女湯は黄色)の付いたディンプル鍵の松竹錠の脱衣ロッカーが使われており、戸の裏側に下足札と傘立ての鍵を入れるためのビニールポケットが付いているのが変わっています。 初めて見る「床から直接立ち上がる足踏みスイッチの扇風機」があり、「TO-PLAN(株式会社 東京企画販売)RHYTHM MASSARGER PASSION RMP-1200」という通販商品的な「椅子の背もたれに取り付ける簡易マッサージ機」も不思議な魅力を放っています。 高濃度人工炭酸泉(後述)の説明パネル、全国浴場組合の景品バスポスター(丸山清人氏 画の富士山+田村隆一の詩+銭湯のマナーのイラスト)」、テルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」、さらには全国浴場組合主催の「第2回 銭湯川柳」の募集ポスターも貼られています。 「店内でのカメラ撮影お断り」の注意書きには銭湯愛好家の1人として情けなさを感じないではいられません。 浴室はプラスチック製の白系スレート材による平天井&白系コンクリート壁のビル型で、中隔壁は洋風タイル、そして正面壁全体が「秋景色?の竜頭(りゅうず)の滝※(男湯)&秋?の山中の川にかかる吊り橋(女湯)」の新しい三六角サイズのタイル絵になっています。 ※湯ノ湖から流れ出た湯川が中禅寺湖に注ぐ手前にある奥日光地域を代表する滝の1つで、華厳滝・湯滝と合わせて奥日光三名瀑と呼ばれる。男体山の噴火による溶岩の上を210mに亘って流れ落ちており、滝壷近くが大きな岩によって分かれて2枝になっている様子が竜の頭に似ているのが名前の由来とされる。 浴槽は、まずは通常の外側奥配置に内側から、水深96cmの深浴槽・ボディマッサージ(背面のスイッチに関係なく稼働中?)・電気風呂になった水深60cmの浅浴槽・・・の天然黒湯温泉(温泉分析書が見当たりませんでしたが「ナトリウム-塩化物冷鉱泉」とのこと/透明度10~15cmで境や段差が見えないのでご注意!)、ジェット2基のある浅浴槽&最外側の座風呂ともう1つのボディマッサージ(どちらもスイッチ式)・・・の白湯が並び、浴室中隔壁中央に都内でも早期*に導入された高濃度人工炭酸泉(35.6℃)があります。外側手前角には斜め配置に囲われた簡素な混合栓でロングノーズの立ちシャワーも2基あります。 *高濃度人工炭酸泉の背面の浴室中隔壁に貼られた産経新聞の記事「この頃都で流行るもの(大人料金が430円なので平成18.6.1~20.6.14のもの)」の拡大コピーによれば、都内初の「江東19 白山湯(枝川1-6-15/未訪問)」(記事では一昨年)の翌年(同昨年)とのこと。 カランは固定シャワー付きの3種類が混在した押し手で、内側3つ(湯のみの金属円柱形の押し手/手前1つはロングシャワー)、外向きに5つ(新しい混合栓)のみの島(内向き上部に狭い道具置き棚あり)、5つ&5つの島(銀色ハンドルタイプの押し手で上に道具置き棚あり)、外側5つ(新しい混合栓)の配置です。 黄色のケロリンの湯桶が使われています。 第22回 大田銭湯祭(10月10日の銭湯の日に開催)のポスターも何枚か貼られていました。 黒湯と人工炭酸泉の両方が楽しめるお得な?銭湯です。是非!! 詳しくは、 公式HP http://www.daiichi-sagamiyu.com/ ・・・をご参照ください。 PR |
![]() |
思ったよりも時間がかかり、すっかり暗くなってしまいましたが(千葉市から船橋市までのたった20kmあまりで1時間半以上もかかるとは北海道では考えられませ~ん!)、これ幸と?ネオンサインの輝く夜の入口周りのアップをお届けします(同名のHPには全景が載っています)。 千葉街道(国道14号線)の「中山競馬場入口」交差点から70m程西船橋側の細い道を北上し、京成本線の小さな踏切を越え、さらに300m程進むか、逆に「中山競馬場入口」交差点で千葉県道180号厚木松戸線を中山競馬場方向に曲がって600m程にある(京成本線を跨いで越えます)2つめの信号を右折(東方向)して道なりに150m程進むと、ゆと屋号と営業案内などがおしゃれに書かれた看板が掲げられ壁に屋号が金文字で大書された4階建ての立派なビルが見えてきます。1階が銭湯で側面の入口から入った上階は賃貸マンションになっています。船橋市立葛飾中学校・同葛飾小学校・同西船保育園の近くです。 最寄りの京成西船駅からは、改札口(1つしかありません)を出てほぼ線路沿いの道を東中山方向に150m程歩くと既述の北上する細い道にぶつかり、すぐ右手に京成本線の小さな踏切が見えますので、あとは同様です。 横にコインランドリーがあるのは普通?ですが、正面脇に赤いお社があったり、「カラオケ 屋形船(大きな宴会場)」が併設されているのはなかなか珍しいでしょう。 「YU-TOPIA NISIFUNA」の赤いネオンサイン(NISIFUNAがヘボン式と訓令式の混在表記なのはご愛敬!?)が上で妖しく?誘う玄関では、ディンプル鍵でアクリル戸のSUNの下足ロッカーが使われています。 まるでビジネスホテルのようにフロントと休憩スペースがそのまま続き、ご主人の趣味なのか錦鯉の品評会のトロフィーなどが飾られています。 屋号入りのオリジナル紺暖簾(女湯側は茜色)を潜ると、横方向に波打つ飾り天井で比較的に新しいシャンデリア一体型の4枚羽根の天井扇があり、外側の一部がガラスブロック壁の洒落た脱衣所です。ディンプル鍵の松竹錠の脱衣ロッカー(鍵は下足のものとのフロント交換方式)が使われており、一面が大きな鏡の中隔壁に置かれた滅菌済の櫛&ブラシ、ヘアリキッド、ヘアトニック、アフターシェーブローション及び綿棒は無料です。内側手前はマッサージ室になっており、外側手前にはマッサージ機に加えて快適なリクライニングシートが2台あります。場所柄、船橋競馬場のポスターも貼られています。 浴室はプラスチックスレート材による同じく横方向に波打つ天井&洋風レリーフタイルの壁&外側壁の一部が洒落たガラスブロック壁で、奧側と外側の上方がバルコニー様+上方奧にステンドグラスの飾り窓、そして多数の観葉植物植物、さらには白いガーデンチェア2つ・・・と、まるで豪華ホテルの大浴場もしくは西洋の城の中庭のような趣です。 浴槽は外側奥配置の直角二等辺三角形で、内側に水風呂、境にバイブラバス、外側奧からジェットエステ・座風呂・電気風呂・白湯(脇の噴出する湯口はときどき熱い!)が並んでいます。内側手前に立ちシャワーがあります。外側奥の乾式サウナは別料金(後述)です。 外側奥のドアの先の日本庭園(城壁風の中隔・鯉のいる人工池・立派な滝・朱塗りの橋・朱色の鳥居(女湯)等々)の中には東屋風の屋根付きの岩風呂風露天風呂兼薬湯(温浴素じっこう/別料金/後述)があります。 カランは固定シャワー付きの銀色ハンドルタイプの押し手で、外側7つ、洒落た正八角形の島、内側2つの配置です。 そんな造りにもかかわらず全館に有線の演歌が流れていますので、いろいろな意味で「ミスマッチ」感が強く漂います。 公定料金のA入浴の他、前述の乾式サウナ・露天風呂・貸しタオルセットが加わったB入浴、さらにお徳用入浴セット(ボディーソープ・リンスインシャンプー・歯ブラシ・男性はカミソリ・女性はバスキャップ)が加わったC入浴の料金システムになっており、B入浴とC入浴は10枚綴りのお得な回数券もあります。 中山競馬場から1.2km余りで、GⅠレースなどの際はバスが混み合い、結局は歩くしかないことも少なくありません。勝った方、負けた方にかかわらず、熱戦でかいた汗を流してお帰りいただいてはいかがでしょう(駐車場もあります)。 詳しくは、 公式HP http://www.u-u.co.jp/users/nisi/index.html ・・・をご覧ください。 以上、初雪寸前?の帰省中の旭川市からのアップでした。 |
![]() |
2012.9.29、仕事で新横浜方面に行ったついでに、年中無休で朝7時から朝湯をやっている「川崎市中原区2 今井湯(今井南町538)」を訪れました。 神奈川県の5軒目(ブログ開設以前が2軒)、川崎市では初めての銭湯になります。 番号は、 川崎銭湯どっと混む(川崎浴場組合連合会オフィシャルサイト) http://kawasaki1010.com/home.html ・・・に従っています(リンクにも追加しました/廃業銭湯は欠番にしていただけますと助かるのですが・・・)。 JR横須賀線とJR湘南新宿ラインの停車(ホームを増設)により利便性が増し周辺の再開発が進むJR&東急東横線武蔵小杉駅とその南の東急東横線元住吉駅のほぼ中間あたり(東急東横線の西側)にあります。武蔵小杉駅からは、JRなら西口、東急東横線なら南口を出て、府中街道(国道409号線)の武蔵小杉駅交差点から、法政通り商店街を通って500m程南下、東急東横線元住吉駅からは、西口から出てブレーメン通りを100m程西方に進んだ五叉路を右折(北方向)し、住吉小学校脇を通って500m程北上・・・した今井商店街の中になります。 中で玄関は1つになっており、木札鍵の新しい松竹錠の下足ロッカーとアルミ板鍵の松竹錠の傘立てロッカーが使われています。 自動ドア(節電のため?開いたままでした)の奧がフロント(バイクが趣味のご主人が座っていました)と休憩スペースで、ラジカル鈴木氏作の「平成24年版 極楽川崎銭湯巡りカレンダー」も貼られています。 脱衣所はフローリングと飾り天井のシンプルな造りで、男湯側のみ乾式サウナと水風呂(後述)の関係で外側に延長部分があり、ディンプル鍵の松竹錠の脱衣ロッカーが使われています(鍵はフロントで下足札と交換)。なぜか白いお釜型ドライヤー(機種不明)が置かれています。トイレは水洗で、これまたなぜかピンク系です。 川崎浴場組合連合会と川崎保健所による、どちらもイラスト入りの「マナーを守って楽しい入浴(英語・中国語・韓国語併記)」と「当浴場のおすすめ健康入浴」が貼られています。2012年9月6日(木)発売の武蔵小杉Walkerに掲載されている・・・との案内も貼られています。 浴室はプラスチック製スレート材のほぼ平天井(中央がほんの少し低い)&薄緑に塗られたコンクリート及び花火のような柄の配された乳白色系タイルの壁のシンプルな造りです。 浴槽は通常の外側奥配置で内側から、背面に岩入り格子状湯口とジェットのある浅浴槽、寝風呂2基が並び(ここまでは黒系のタイル)、三角の水カランの基部のある壁を挟んで最外側が日替り薬湯です(イヴタス森林浴-青い湯-でした※/こちらは白系タイル)。手前壁に立ちシャワー3基もあります。外側中央に乾式サウナ(別料金)があり手前に水風呂が並び、脱衣所の延長部分との境が窓になっています。 ※背部に「白乳泉 製薬・発賣元:東京浴劑本舗 北海道ウトロ産鉱石使用」の旧字体混じりの案内板がありますが、さすがに使われてはいないようです。 カランは固定シャワー付きのWaguriの平形の押し手で、内側7つ、6つ&6つの島、5つ&5つの島、外側4つの配置です。道具を置く部分が狭い昔の造りです。 神奈川県内共通のお得な回数券もあります(入浴グッズ付きの各種贈答用もあるようです)。駐車も可能です(4台分)。 詳しくは、 公式HP http://imaiyu.com/ ・・・や「神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合」及び前述の「川崎銭湯どっと混む(川崎浴場組合連合会オフィシャルサイト)」の該当ページをご参照ください(リンクにあります/因みに掲載されている写真がちょいと以前のもののようです)。 なお、「極楽川崎銭湯マップ」は入手できませんでした(非常に残念)。PDFファイルでダウンロードできると嬉しいのですが・・・。 仕事前のひとっ風呂が毎日可能な貴重な銭湯です。通勤途中の寄り道をお待ちしております。 |
![]() |
数々の問題や批判を抱えながらもこの10月1日から著作権法が改正され、「違法」と認識しつつ市販の音楽や動画をダウンロードして権利者からの告訴があった場合、刑事罰(2年以下の懲役または200万円以下の罰金もしくはその両方)が適用されることになった。
もちろん「違法ダウンロード」を推奨するものではないが、現状の音楽CD等の販売方法と価格は、ある程度「違法ダウンロード」との戦いの結果とは言え、購入者にとりとんでもない状況になってしまっている。 往時のシングルレコード(EP盤)はA・B面の2曲で定価700円であった。単純に1曲あたり350円になり、当時の物価水準を考慮しても子どもでも十分に購入できる価格設定であった。 それに対して現在のシングルCDは、 ・オリジナル3曲 ・off vocal version(カラオケ)3曲 →元の曲以上の付加価値はないので、これらはあくまでもおまけにすぎない。 ・・・が収録されたCDと、 ・MV →様々な考え方はあろうが、販促のための動画なので、これもあくまでもおまけにすぎない。 ・メイキングビデオ →同上 ・特典映像 →様々な考え方はあろうが、これも複数のバージョンを購入させるための仕掛けにすぎないので、どれだけ素晴らしいものであっても、これ自体に価値を持たせられるか疑問である。 ・・・が収録されたDVDの2枚セットで1600円程度であり、さらに1曲ずつしか違わない4~5バージョン(初回限定版A~C・通常版・劇場版など)があるので、全ての曲を手に入れるには少なくとも6400円、ときに8000円以上もかかることになる。 ある意味で物議を醸して禁止された「コンプガチャ」的様相さえ呈している。 それでも重複があるので実質的に6曲程度しか購入できず、1曲あたり1000円はくだらない。物価水準の変化を考慮しても、極めて割高な計算になる。 握手会や発売記念ライブイベントなどの参加「抽選」券が封入されていることも少なくないが、当選するのは購入者の極々一部に過ぎず、ここに価値を持たせられるかも極めて疑問である。 さらには昔よりも短い周期で新曲が発表されるため、結果として、特に女性アイドルのファンの小中高生には「極めて高額な商品」となり、悪いこととは言え「違法ダウンロード」に手を出したり、全てを購入して携帯音楽プレーヤーなどに録音した後、すぐに中古として売却するという、極めて歪んだ社会状況を作り出すことになっている。 このようないわゆる「AKB商法」などと揶揄される販売方法をやめ、きちんとしたCDを順当な価格(小中高生が普通に買える価格)で販売することこそが重要で(6曲+off vocal version(カラオケ)6曲+MV他で2500円ぐらいが適当?)、刑事罰の適用のみでは解決しまい。 加えて、近年の「女性アイドルユニット」のシングルCDは、大変残念ながらコンセプトの不明確なものも少なくなく、(様々な名称で呼ばれる)2軍・3軍が歌うカップリング曲の中には(もちろん当たりもあるが・・・)質に重大な疑問を呈さざるを得ないものも散見される。 音楽業界は「刑事罰の実現」に浮かれず、今こそ「大衆芸能の社会への提供のあり方」を見直すべきではないだろうか。 本当に大好きで素晴らしいアーティストの作品が「納得できる形態とそれに見合った価格」で販売されるのであれば、誰しも「本物」を買いたいはずなのだから・・・。 |
![]() |
|