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2012.6.17、休日を利用して、前日訪問した、
埼玉県川口支部1003 さいわい湯 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/426/ ・・・と同じ川口市にある、「埼玉県川口支部1014 元郷湯(元郷1-8-9)」を訪れました。 埼玉県34軒目になります。 埼玉高速鉄道川口元郷駅に至近(南東に200m程)の小さな旧市街にあります(2番出口から正面やや右方向にいい具合に煤けた屋号入りの金属巻き?コンクリート製円筒型煙突が見えます)。 8、9年前に正面部分を改造し浴室部分は新築したとのことで(女将談)、玄関(木札鍵の松竹錠の下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てがあります)とフロントと休憩所(金魚の水槽が置かれ綿棒は無料サービス)が一体になった広いスペースの左右に真新しい木床のシンプルな脱衣所があり(ディンプル鍵の松竹錠の脱衣ロッカー…鍵はフロント貸し出し方式/ドライヤーは無料サービス)、男女の浴室は左右の端に分かれ、中央の基本的に屋根のない部分に男女の岩風呂風露天風呂が互い違いに配置されています。 そんな浴室は簡素な建材の外側への片流れ天井で、壁や床のタイルも新しいものです。 浴槽は外側逆L字配置で内側から、座風呂2基、奥にバイブラのある広い浅浴槽、手前に水風呂、さらにはシンプルな混合水栓でロングノーズの立ちシャワーと並び、脱衣所に入り込む形で無料の湿式サウナがあります(時折勢いよく噴き出す蒸気にちょっと驚きます)。既述のように中央部に岩風呂風露天風呂もあります(ひのきの湯でした)。 カランは固定シャワー付きの銀色ハンドルタイプの押し手で(鏡は丸形)、内側8つ、5つ&2つの島の配置です(外側にはありません)。 黄色のケロリンの湯桶が使われています。 薪で沸かしているようです(後部に山積みになっています)。 随所に鉢植えの緑が置かれています。 休憩スペースに飾られた地元商店街作製の周辺案内図(2004.7.15当時)には、亀の湯(本町1-2-4※)、鈴の湯(本町3-10-4)、領家浴泉(領家2-13-6)、さらには前村湯(元郷3-10-11)といった、既に廃業した銭湯も掲載されています。 ※かの有名な町田忍氏監督のDVD「東京銭湯」に取り上げられた8軒(+ペンキ絵での収載1軒)の中の1軒です。 「川口オートレース場」が近いこともあり、やはり「オートレース」の話題が飛び交っていました。勝負後の一風呂も一興でしょう(擦らないよう注意?)。是非! 追記 KAWAGUCHI ART FACTORY まち×匠×アート 工場と銭湯-川口市へのオマージュ- http://www.art-kouba.com/smf/2011sentouten/index.html (2011年10月5日(水)~10月10日(月・祝)に開催されました) ・・・によれば、吸収合併された旧鳩ヶ谷市を含めた川口市にはピーク頃の昭和44年当時、70軒の銭湯があったとのことです(うち10軒程が現存するようです)。 可能な範囲で現況を調査していきたいと思います。 PR |
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