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レトロ銭湯愛好家の私ですが、今日はその対極に位置するとも言える「驚異の改装」がなされた銭湯をご紹介しましょう。
例によって既に昨日になりましたが、千葉方面での仕事の帰りに車で立ち寄った、新京成線習志野駅の東南東400m程の(徒歩7分)再開発が進む住宅地にある(陸上自衛隊習志野駐屯地&航空自衛隊習志野分屯基地の近くでもあります)「船橋17 Esthé SPA クアパレス(KUR PALACE/薬園台4丁目20-9)」です。 同名のHPの全景写真のように基本的には簡素な東京型銭湯の正面フロント改造版なのですが、公式HP(後記)にある通り、お風呂とサウナのレジャーランドとしての「ベルサイゆ」な改装で統一され、白とピンクの外観はお洒落なブティックかファッションホテルあるいは結婚式場のような趣で、後部の煙突がなければ銭湯とはとても思えません。 ロココ調の円柱を配した玄関(ファサードとかエントランスとか言うに相応しい!)の左右には白大理石調女性像(+向かって右側にもう1体)とピンクのベンチが置かれ、たくさんの花々で飾られています。 看板もこんな感じです(す・・・素晴らしい!)。 街灯や装飾灯も実に凝ったものです。 窓の多くはステンドグラス風のガラスになっており、側面上部には風見鶏の飾りまであります。 屋号入りのオリジナル絨毯が出迎える玄関の内部も、絢爛豪華な装飾品で溢れ、ホテル顔負けの状況です。 天井に青空が描かれた受付カウンター(フロント)前のラウンジ(休憩スペース)には、巨大な薄型テレビが置かれ(70インチ!)、模擬暖炉があります。なぜかエジプト調のミイラの黄金仮面まで・・・!? シャンデリアの下の脱衣所というかパウダールームも同様の装飾品で溢れ、大型薄型テレビが3台もあります(別々のTVや映画が流れています)。からくり時計があって、手洗い場が極めて凝ったもので、外側の増築部分に高級倶楽部もビックリのウォッシュルーム(トイレ)や喫煙室があって、多数の雑誌も無料で読めて・・・あぁ・・・! 浴室は東京型だったものを大胆に改装し、天井となく壁となく天使や女神などで埋め尽くされています。湯気抜きの窓もステンドグラス風になっています。照明もガス灯風だったり天使が舞い踊っていたり、時計には鸚鵡が付いていたり、外側の増築部分の奥には大型テレビ2台の入ったボックスがあったり・・・ 奥から外側にかけて配置された浴槽は、内側方面から、薬湯(ピンクのコエンザイムQ10バスでした)兼ラジウム温浴(北海道二股温泉の鉱石使用)、滝状に落ちる湯口からのゲルマニューム(原文まま)流れ風呂、エステジェット、それぞれに壁埋め込み型小型テレビの付いた岩盤浴兼寝風呂3基、宝寿湯の薬湯が配置され、外側の増築部分にある大きな浴槽は、内側奥に座風呂2基、外側奥角に足下から流れ落ちる湯口の付いた女性像、外側に電気風呂とショルダージェットと強力に体が浮き上がる轟爆ジェットを備えています。さらに外側手前には、屋号入りの大きなライオンの口から流れ落ちる広い水風呂、そして中温と高温の2つのフィンランド製正統電気式ストーンサウナ(別料金/総檜張りでフィトンチッドの森林浴兼-それぞれ大型薄型テレビ付き)があります。脱衣所側に延長した浴室部分の内側手前には立ちシャワーもあります。 正面壁には「南の島の海岸の風景」の不整形モザイクタイル絵があり、サウナの壁に「小舟3槽が繋がれたギリシア風の白壁の家」のペイントがあります。 新しい押し手のカランは、内側5つ※、6つ&6つの島、内向きのみ5つの水風呂の壁兼の島の配置ですが、それぞれにある固定シャワーのハンドルも凝ったもので、縦楕円型の鏡にはピンク系の天使の装飾が施されています。 ※奥側の1つの鏡が小さなハート型で、その奥の薬湯兼ラジウム温浴の壁には固定シャワーの痕が2つありますので、同浴槽は後に増設されたものと思われます。 底部にオリジナルイラストと屋号が描かれたケロリン型湯桶が使われています。 リンスインシャンプーとコンディショナーとボディーソープは無料サービスです。 各種回数券やHP限定のクーポンもあります。 ここまで「ぶっ飛ぶ?」と逆に「あっぱれ」です。 一度は訪れる価値のある、(いい意味で)日本を代表する?珍銭湯の1つです(幾つかのメディアでも紹介されたことがあります)。是非!!! 正面が駐車スペースになっていますのでお車でも大丈夫です。 もう・・・とっても全てを書ききれませんので、詳しくは公式HPをご覧ください。 http://www.kurpalace.com/ PR |
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