銭湯に関係する各種案内・報告、さらには「アキバ的実験企画」にすっかり夢中になって?アップが遅くなってしまいましたが、2012.4.18、例によって仕事を終えて東武スカイツリーライン(・・・と改称されてしまいました)に飛び乗り、墨田区のとうきょうスカイツリー駅(・・・と同じく改称されてしまいました)から徒歩で南下して、「江東2 竹の湯(森下4-9-18)」を訪れました。
銭湯お遍路258軒目です。
三ツ目通りの森下5丁目交差点角にある10階?建のマンションビルの1階の銭湯です。
そのため全景写真では銭湯だか何だかわからなくなってしまいますので入口周囲の写真です(すっかり暗くなってしまいましたので予め撮影しておいたものです)。
最寄りは都営新宿線菊川駅になります(駅から300m程南)。近郊を含めた千葉方面や東北方面からの物資を江戸に運ぶため徳川家康の命で作られた人工河川「小名木川(担当した小名木四郎兵衛に由来)」が近くにあります。東京都立墨田工業高等学校の向かいです。屋号入りの看板が目印です。
上階のマンションへの入口及びコインランドリーと並ぶ角の玄関では、さくらの古い木札鍵の下足ロッカーと古いTOKYOのアルミ板鍵の傘立てが使われており、ガラス戸にはモンキーパンチ・テイストの「ローラースケートに乗る女性」と「大きな魚に乗る女性」のフィルムが貼られています。
引き戸の向こうがフロントとこぢんまりした休憩スペースで、さらにその奥が簡素な脱衣所ですが、新しめの3枚羽根の天井扇があり、木製の縁台が置かれ、SAKURAⅢの普通鍵の脱衣ロッカーが使われています。
浴室はコンパクトで、天井は中央が下がった金属スレート製です。
浴室正面壁全体が「鉄橋(浴室中央に配置)の架かる川と和城のある山」の柄のモザイクタイル絵になっています。
浴槽は外側が手前に張り出した外側奥三角配置で、内側は日替り薬湯(どくだみでした)、外側は奥に親子蛙も鎮座する岩入り格子状湯口、続いて浅い座風呂2基、手前外側に湧き上がる湯口のある浴槽になっています。高いカラン2つ(後述)と柱を挟んで、外側手前に立ちシャワーも2つあります。
カランは固定シャワー付きの銀色ハンドルタイプの押し手で、内側8つ、内側向き5つのみの島、外側2つ(ここのみ高い・・・用意された椅子も高い)の配置です。
流れる有線放送はかなり懐かし目(昭和期)のJ-POPでした。
黄色のケロリンの湯桶が使われています。
はしゃぐパジャマ姿の子どもたちは上階のマンションの住人かも知れません。
そんな家庭的な雰囲気のビル型銭湯です。お越しをお待ちしております。
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