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【2024/03/29 10:31 】 |
廃業銭湯の現況(品川区)
またまた月遅れモードに突入してしまいました。済みません。

品川29 大盛湯
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/506/

・・・の訪問のついでに確認した周辺の廃業銭湯の現況です。

☆品川35 朝日湯(東大井5-4-19)

JR京浜東北線&東急大井町線&東京臨海高速鉄道りんかい線大井町駅の北東方150m程、再開発の波から辛うじて逃れた昭和の風情を色濃く残すディープな飲み屋横町(次々項参照)を抜けたところにありましたが(区役所通り=大井銀座商店街(東京都道420号線)を100m程東進しゼームス坂上交差点からゼームス坂通りに左折(北東方向)して100m程)、2010年8月末に廃業となりました。

ネットに散在する情報を総合すると、昭和7年建築で3回程の改装を重ねた、簡素ながら二重千鳥破風(浴室の屋根と合わせて三重に見えたとか)を冠した宮造り銭湯の前方改造版で、コンクリート製円筒型煙突が後方に聳えていました。周囲がガラスブロック壁で、上部にはどちらも屋号入りの黄色のひさしと行灯型照明のある玄関でした。もちろん番台式で、磨き込まれた木床、木製の柱や梁、白壁、立派な天井扇が回る木調の格天井・・・といった趣のある脱衣所でした。明治ビタ牛乳のベンチなどの懐かしいアイテムも多数あったようです。

大橋ブルーに塗られた東京型の浴室は外側壁の下部が赤と黄色の混じったガラスブロック壁&浴槽背面がレリーフタイルという凝った造りで、側壁にまで続く「西伊豆(富士山は女湯側)」のペンキ絵(中島盛夫 画)があり、下部の広告が現役だったようです。男湯側の浴室中隔壁には鈴榮堂九谷 章仙作の「(松林や海や富士山があったとのことですのでおそらく)美保の松原」(女湯は湖?)の豪奢な三六角タイル絵があったようです。

浴槽は通常の外側奥配置の2槽式とシンプルでした。

ひとっ風呂&一杯にうってつけの銭湯だったようですが、既に痕跡はなく、商業ビルなどになっていました。

いつものように在りし日の賑わいを偲びつつ、合掌!

以上、成田空港からのアップでした(またまた国外逃亡?/次々々項参照)。

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【2012/11/03 16:03 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
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